すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

再び新緑の徳合と山の幸と・・・

2014年04月29日 | 日々思うこと

今日はうす曇の中を孫たち親子はデンカビックスワンでのJリーグ、アルビレックス観戦ご招待に当たったというので朝9時に市役所出発のバスで出かけました。市おしらせ版では5月6日の対 清水エスパルスが載っていましたが、今日は学校での申し込みで、対 ヴィッセル神戸で孫たちは感激しよい体験になったようです。

2014429

私といえば再び新緑の徳合集落へ、彦右衛門さんで本日まで開催の「徳合の原風景写真展」を・・・。実は一昨日は演奏会が目的で友人も一緒で写真をゆっくりと観賞ができなかったことや、集落での撮影場所を詳しく知りたかったことです。写真の大半は小笠原 力さんが撮られたもので、枝垂れ桜だけでなく棚田の風景も素晴らしく、私もいつか撮ってみたいなあと・・・。そして囲炉裏のある茶の間の隅に、作品ファイルに番号が付いて集落の地図上に番号が書き込まれてあるので一目瞭然・・・、その心遣いに感激でした。

2014429

彦右衛門さんではコーヒーをいただきながら、しばしご夫婦とスローライフなどについての語らいで、その後は能生谷方面へと車を走らせました。棚口地区の郷の茶店「えほん」は定休日なので「農家キッチンひだまり」へ、今が旬の数々の山菜天ぷらとお蕎麦のひだまり定食を美味しくいただきました。お店は連休とあって大繁盛のようで、閉店間際の
私が最後でしばしスタッフとの“おしゃべり”です。また高倉地区の採りたての独活(うど)やクレソンを求めて帰途に着くと、玄関先にコゴメ(こごみ)が置いてありました。根知産かと思
ってお礼の電話を入れると、早川谷で採れた頂きものということで、糸魚川は“海山宝庫”・・・。夕食はこれらを胡麻和えなどにして山の幸を味わう満たされた一日の終わりです。


枝垂れ桜でおもてなしの山里、徳合集落へ

2014年04月27日 | 自然・旅

今日は上越市との境で国道から1.5キロほど山間の徳合集落の古民家で、ギターとニ胡の演奏会があるというので友人と出かけました。会場は築130年程の古民家の彦右衛門さんというお宅で、「枝垂れ櫻の里を世界一にする会」主催です。20年前から育てた枝垂れ桜が花を咲かせ、国交省の日本風景街道にも指定されている集落で、地元の人たちが総参加(?)でのおもてなしです。

2014427

3年前に空き家だった古民家を買い取り、東京から移り住んでいる ご夫婦は、昔は土間と馬屋だった場所に床を張り素敵なリビングとキッチンにリフォームです。演奏の始まる前に私は家の中をキョロキョロ・・・、欅の太い骨組みの間取りに亡き父の生家を重ねました。またリフォーム工事の状況をアルバム4冊にして<大工1名で工事に1年半、まだ未完成>と書かれて、現在に至るまでの様子が詳細にまとめられていました。


2014427_2

ギターと二胡のコラボ演奏が終わってから美味しいコーヒーをいただき、帰り際にご亭主に「どちらの大工さんですか?」とたずねると「それは私です」と言われるのでビックリです。そんなことでその後はリフォームのことで話しが弾み、大工仕事だけでなく塗装から家具、配管設備まですべてご自分で手がけたというので“素人”がここまで取り組めることにしばし驚きでした。そして「この地を選んだのは?」と伺うと、インターネットで調べて海に近い山里という条件に当てはまったからとのことで、よくぞ選んでくださったと嬉しくなりました。


2014427_3

集落をぐるっと歩くと20年前に各家に配られた枝垂れ桜の苗木は、今ではどこの家でも大きく成長し、咲き誇る深紅のミツバツツジとともに
多くの人々を誘い和ませ、ホッとする原風景の山里になっていました。

2014427_4

そして会長さんの家は「櫻の宿」と名前が付いて、今では珍しい茅葺の屋根で、何年か前に滋賀県の方からトラック2台の茅を運んで葺いたそうです。写真の玄関先の枝垂れ桜はもう葉桜でしたが、裏の方の桜は満開で訪れる人たちをおもてなしでした。

※一昨日に書き込んだ能生谷の枝垂れ桜は、その大きさから比較して樹齢20数年ではなく40年位かもしれません。
 


人を幸せにする花々と原発廃炉への道

2014年04月25日 | 日々思うこと

いつの世も人々を楽しませ“酒の肴”にもなる桜の花は散り、山桜や八重桜、そして枝垂れ桜が咲き誇っています。能生川の上流の県道沿いの少し小高い畑の中に、毎年きれいな花を咲かせている枝垂れ桜が目に留まります。樹齢はまだ20数年でしょうか、三春の滝桜のように末長く生き抜いてほしいものです。その三春の滝桜を昨25日夜、NHK「しあわせニュース2014春」でライトアップされた姿を生中継で見ることができ幸せ気分でした。

2014425

このところの晴天続きで庭に出てガーデニングに勤しむ毎日で、ソメイヨシノが散り始める頃には鉢植えの日本桜草のつぼみがほころんできます。大切に育てている日本桜草の株の大半は5月の連休に市内で開催の植木市で求めたもので、“花車”とか“対面銀覆
”などと名前が付いており今年も可憐な花を咲かせてくれました。

2014426 

街なかでも色とりどりのチューリップや芝桜 も咲き誇り、道行く人たちを楽しませてくれます。お知り合いのTさん宅の見事な花々に引き寄せられて、久しぶりに昨夕に立ち寄りました。広いガーデンで毎日のご苦労が伝わってきますが、オーナーは「次々とやることがあって大変・・・」とは言いながらも幸せそうな笑顔でした。次に話題が原発のことになり、
「廃炉にしても新しい産業が生まれるはず・・・」と意気投合です。

2014425_2

ところが夜のNHKスペシャル、シリーズ「廃炉への道・第2回」の「誰が作業を担うのか」を視聴し、40年かかるという福島第一原発の廃炉計画に大きな問題があることを知りました。原発事故から3年、すでに現場では作業員の不足が危ぶまれ、長い廃炉への道は原発作業員に委ねられており、被ばくを余儀なくされる現場の実態が伝わります。メディアはオバマ大統領の来日ニュース一色で、なんだか福島が忘れ去られたような悲しくなってしまう週末です。
 


樹齢千年の滝桜に逢いました!

2014年04月23日 | 自然・旅

昨日は長年の思いがかなって、みちのくの小さな城下町三春の満開の滝桜に逢うことが出来ました。早朝6時前に家を出て北陸道から磐越道に入り、途中で何度も休憩をとり午後1時過ぎにやっと福島県三春町に到着です。小高い山の上に千年も生き続けているというエドヒガン系の紅枝垂桜(ベニシダレザクラ)、今では国の天然記念物の指定を受け日本三大桜に数えられ、その威風堂々の姿は大勢の人を惹きつけていました。

2014422

平日というのに何十台もの観光バスで、1万人もの人たちが押し寄せている光景にも驚きでしたが、とにかく滝桜の周りには大勢の人でシャッターを切るのも一苦労・・・。桜の花の美しさは枝ぶりともいわれますが、ぐるっと角度を変えて見ればその枝ぶりの見事さ伝わって、滝に例えられていることを実感です。


2014422_2

また三春の滝桜へは高速道の整備やインターネットの普及もあって、全国から大勢の人たちがやって来て、そのために根元が踏まれて硬くなってきたことで何年か前に遊歩道ができました。平成になって毎年、堆肥による土壌改良や冬の雪にも耐えられるよう枝先は太い丸太で支えられ、古枝剪定の足場かけなどその管理の大変さも伝わってきます。そして今年喜寿を迎える友人と、元気でまた滝桜に逢いに来ようねと、楽しい感謝感激の一日でした。


2014422_3 


そんなことで「桜を未来に」と呼びかける日比谷花壇のHP「ソメイヨシノの寿命60年説は本当か?」で、“寿命は環境がつくる”に納得です。
http://sakura.hibiyakadan.com/page.jsp?id=4808545

ところで孫たちが先日の上棟式の餅まきは初めてと書き込んでから、ふと3年ほど前に根知谷のTチャンの新築でも経験しており、法被姿の孫が地元のタイムス紙に掲載されていたことをすっかり忘れていました。さらに2012年10月12日に上根知保育所の改築工事でも餅まきが行われ、私も出かけたことを書き込んでいました。 我が記憶とはいい加減なもの・・・、もう一度訪れたいと思ってもなかなか行けない所が多いだけに“記録は記憶”と写真を貼り付ける春本番の毎日です。


古希祝いの八海山ヴィレッジと・・・

2014年04月21日 | 日々思うこと

昨日の日曜日は10日前に誕生日を向かえた私の古希祝いということで、娘たち家族との小旅行です。行き先は昨年も家族で出かけた南魚沼方面で、この時は3人目の孫はまだ娘のおなかの中でした。先ずは上越で合流し、国道253号を十日町経由で六日町の「八海山泉ヴレッジ」へと向かいました。ここからから望む、霊峰八海山の山並みはまだ白く、魚沼の山の深さを感じます。

2014420_3

「八海山泉ヴィレッジ」は地ビール生産工場棟のほか、窯焼きピッツァをメインとしたイタリアンレストランや、できたてのビールや魚沼の土産物と天然酵母の薪窯パンを販売する店、その他フィッシングパークやガーデンなど、美味しい楽しいがいっぱいの“食の複合施設”です。

2014_20


またここは建築家・白鳥健二氏(新潟ではカーブドッチワイナリーなどで知られる)の設計で、北陸建築文化賞を受賞です。有機的建築(オーガニックアーキテクチュア)をテーマにして1998年に建造され、08年にリニューアルで、いつ訪れてもホッとする空間で私のお気に入りの一つです。

2014420


魚沼発のカジュアルイタリアンレストランの名前が「タベルナ ゴッツォ」といい、美味しくて元気の出る気どらない"ごっつぉ"がいっぱいです。食事の後に突然ケーキが運ばれてビックリで、小学生の孫が写真を撮ってくれました。この後は、塩沢の「外山康雄 野の花館」へと向かいました。古民家を利用した空間はいつもセンスのよい飾り付けで、季節の花々に魅せられながら外山さんご夫婦としばしの“おしゃべり”です。


2014420_2

夕方には253号の山道を戻り、8時を過ぎて無事に帰宅です。3人の孫たちと過ごした楽しい一日でしたが、NHKスペシャル「原発廃炉への40年」で、人類が初めて経験する放射能との闘いに気持ちが少し重くなってしまいました。さらに上越市の高田観桜会会期中の
自衛隊武装パレードのニュースです。平和を象徴する桜の下で、迷彩服で小銃を携帯行して行軍し装甲車両が続くパレードにどんな意味があるのでしょうか。非核平和友好都市宣言の街にそぐわないことで、原発再稼動の動きといい危うい政権に日本の未来が暗くなってしまう終日です。


めでたき日の餅まきと老若・・・

2014年04月19日 | 日々思うこと

昨18日は久しぶりに、ほんの少しのお湿り程度の小雨です。夕方から我が家に隣接して工事中の孫たちの家の上棟式(建前)で、お天気が心配でしたが無事に行うことが出来ました。娘家族は早くからこの上棟式で餅まきをする計画を立てており、このための準備の“手間ひま”がけっこう大変でした。とはいっても私は何もしないで眺めているだけでしたが、金融機関で両替をしたたくさんの五円玉と五十円玉を紅白のテープで結んだり、小さな紅白のお餅をビニール袋に入れたもの、そしてお菓子を一緒に神事が終わった後に建主らが屋根に上がっての餅まきです。

一昔前はどこでも新築の家の棟上で餅まきが行われていましたが、近年は住宅メーカーの進出もあったり家族構成の変化などで簡略されてきました。そんなこともあってか早くから幼稚園児や小学生、杖を片手のお年寄りら大勢の人が集まって来て、その多さに驚き準備した段ボール3箱のお菓子では足りないのではと、大工さん用のお茶菓子1箱分を加えての“大盤振る舞い”です。餅まきは建主の娘夫婦と小学生の孫らが屋根に上がり、私は道路でデジカメ片手に・・・、子どもたちの素早い動きと歓声に大人たちは圧倒されるにぎやかな一幕でした。拾ったお菓子は各人が持参したビニール袋などに入れ、その量は年齢に比例をしているようでした。(笑)

2014

何よりも嬉しかったことは大勢の人たちに喜んでもらったこと、特に地域の子どもたちにはよい体験のようで、我が家の孫たちも初めての経験でした。ご近所のお年寄りも久しぶりの餅まきに笑顔で、集まってきた老若みな嬉しそう・・・、昔からの風習に“絆”があることを感じました。


2014

上棟式の餅まきを終えてホッと一安心で、人が去り静かになった工事中の南側の伐採されずに残された桜の木の花びらも散りはじめていました。来年もたくさんの花を咲かせてくれるよう、大事に育て見守りたいと思うよき日でした。
※ご近所の方の
ブログ「ぼくのまちのこと~青海・糸魚川・能生」で、上棟式のことが写真入で書き込まれていました。
餅まきが始まる頃には北側道路にもいっぱいの人で、写真の3倍程の人が集まったようでした。


異なるグループと“カネのなる木”に群がる人たち

2014年04月17日 | 日々思うこと

昨日の理化学研究所研究センターの笹井副センター長の会見はうなずける内容ではなく、むしろ開き直りという姿勢で独立法人という同じ組織の人が別々に会見をすること自体に首を傾げてしまいます。この背景には再生医療の分野に出身学部を異にするグループがあり、“アンチ小保方”の存在があることを早くからネットで取り上げられていました。

大きく分けると医学部出身の研究者と、それ以外の理学部、農学部、工学部出身などがあり、医学部出身者の中には、遺伝子や細胞の分野とはいえ人体を扱う医療分野で医学部出身者以外が実績を上げることを快く思っていない人も多いようです。ちなみに小保方さんは早稲田大理工学部出身で、共同研究者の山梨大学の若山照彦教授は茨城大農学部出身、このところ医学部出身のグループは肩身の狭い思いをしているそうで、昨年から医薬業界を揺るがせている血圧降圧剤の「ノバルティス問題」も見えてしまいます。

ところでアベノミクスの成長戦略の中核に医療があり、再生医療分野においては医薬品や新技術の土台となる論文は“カネに直結する”といわれ、最も注目されているのが再生医療です。
政府は2013年度から10年間で、再生医療に対し約1100億円もの支援を決めており、各研究機関ではこの支援金の争奪戦が行なわれおり、理研も必死になるのは当然かもしれません。


2014

医療分野もカネ次第なら高齢者福祉の現場でも同じのようで、このところ巷で話題に上がる介護福祉施設があります。市内に介護福祉施設を次々と建設し、待機者にとっては事業主の心地よい言葉に引かれて待ち望んだことでしょうが、入所後となるとまた別のようですね。その上、建物の周囲に樹木や花壇もない殺伐とした
施設を見るにつけ、通りがかる人たちは不思議に感じてしまうようです。そんな中で、時どき通る道路沿いの小さな介護施設の周りが花でいっぱいなのでつい見とれてしまいます。春には歩道にまで広がる芝桜など、事業主の温かい“おもてなし”を垣間見る思いで利用者の心も和むことでしょう。

そうそう昨日の映画試写会「渡されたバトン」は、45年前の原発建設計画で巻町を2分する様子に、まさに“原発はカネのなる木”であることがリアルに描かれていました。巻町に限らずこうして狭い国土に次々と原子力発電所を建設した縮図を感じながら、賛成と反対の異なる人たちが同じ所で暮らし続けることと、医療研究分野や福祉施設の持つ問題と重ねてしまう終日です。


福島原発事故と映画「渡されたバトン さよなら原発」

2014年04月15日 | 日々思うこと

このところ国会での集団的自衛権行使や憲法改正への論議、沖縄県竹富町の教科書採択への文科省の姿勢など、日本の未来に直結する問題を書き込まないので不思議に思っている人もいるようですが、咲き誇る花々に魅せられて“花だより”が中心になってしまいました。

そんな中で昨日、桜の花もいっぺんに吹っ飛ぶような、またしても福島第一原発の汚染水漏洩のニュースです。原子炉冷却のための循環水がポンプ4台の誤作動により、高濃度汚染水が本来と違う建屋に誤って送水され約203トンの汚染水が地下床面に漏れるトラブルです。放射性セシウムなど1リットルあたり数千万ベクレルという高い数字に驚くばかりです。


また福島第一原発では今年2月に、汚染水タンクで配管の弁が人為的に開けられ100トン余りがあふれたトラブルも、作業員およそ100人からの聞き取りで未だに原因が特定できない状況で、安倍首相の「コントロールされている」という言葉が頭を過ぎます。

Photo


東日本大震災の原発事故により、原発の安全神話は崩れても未だに懲りない人々が王道を行く中で、国民の不安と怒りは各地に広がっています。映画は新潟県巻町(現・新潟市西蒲区)で原発建設をめぐって四半世紀という長年にわたるたたかいで、住民投票を実現し原発建設を阻止した実話をベースに、原発の是非を問いかけている話題作です。
公式サイトhttp://www.cinema-indies.co.jp/aozora3/index.php


糸魚川市での
上映は、5月14日(水)

第1回 10:00~ ビーチホールまがたま

第2回 13:30~     〃

第3回 18:30~ 能生生涯学習センター

※明日の午後はビーチホールまがたまで、実行委員会主催の試写会が行われます。


週末の桜とカタクリと・・・

2014年04月13日 | 日々思うこと

昨土曜日は朝から晴れ、上越市まで車を走らせました。第一の目的は三和区にある陶芸教室の先生の窯元「音&土(ねんど)工房」へ娘と孫の3人で訪れ、所用を済ませてから近くの「喫茶去(きっさこ)」でランチを・・・。私はいつものハッシュドビーフオムレツと、昨年の謙信公祭の前日に上杉謙信を扮するガクトが突然お店に来て注文をしたというシナモン入りカプチーノ、「GACKTスペシャル」を注文するので娘は呆れ顔です。(笑)

Photo

昼食後は一度見たいと思っていた直ぐ近くの上越市天然記念物指定の風巻神代桜「エドヒガン」をと、神社を探しながら車で細い山道を上がりました。途中で車を降りて娘と孫は車の中で、私はカタクリの花がいっぱい咲いている斜面をテクテク・・・、道がよく分からずというよりは静寂すぎて不安になって引き返しました。

20144_2


次は上越市高田公園へ、4千本の桜で毎年よくこんなに人を集めるものだと感心ですが、今年も「第89回高田城百万人観桜会」は満開の桜でどこも大勢の人でいっぱいです。近年、公園周囲は車の乗り入れ禁止とあってシャトルバスがフル運転で、私たちは右左折禁止の表示を見ながらお堀周辺を大きくぐるっと回って帰りました。

そして今日も快晴、本日の糸魚川タイムス1面に掲載されていた能生地域の神道山へカタクリの花を見に出かけました。前から一度訪れたいと思いながら始めてて、舗装された山道をぐるぐると回りながら目的の神道山公園の駐車場にやっと到着です。ここから1088段の石段を登ると山頂(420.5メートル)で日本海が一望ということですが、古民家を移築し休憩場となっている山荘へと向かいました。

2014413

茅葺の古民家は瓦屋根に改装され、よくここまで移築したものだと感心しながら周囲をぐるり・・・。庄屋さんの家のような立派なただ住まいで、窓はすべて開放されたままでしたが誰もおらず、20日の「春まつり」の準備の様子が伝わりました。

 2014413_2

まだ雪が残る周囲の山並みも堪能しながら写真を撮って下山ですが、また訪れたいと思うその名の如く“神が通った”という癒しのスポットでした。その後は棚口地区の「えほん」まで
用があって車を走らせ、遅い昼食は山菜の天ぷら入り手打ちうどんをいただき、心身ともに満たされながら夕方に帰宅です。

2014413_3

ところで能生地域はカタクリの群生地で今が見ごろ、神道山公園周辺の斜面にも春のやさしい日差しの中で可憐な花がいっぱいです。そして写真もいっぱいになった
週末のリフレッシュの楽しいひと時でした。


満開の桜めぐり

2014年04月11日 | 日々思うこと

雨に見舞われた昨日の一宮天津神社の“けんか祭”でしたが、今日は朝から穏やかで所用がてら市内の桜の名所(?)を何ヶ所か回りました。何も考えずに花に見とれて自然の営みと恵みに感謝の一日です。

2014411

たくさん撮った写真の中から、さてどれを貼り付けようかと悩みながら、やはりいつもの定点撮影の
1級河川姫川右岸、県道沿いからの桜並木です。あいにくと頚城の山々はぼんやりでしたが、この桜並木は海岸から延々と約1.4キロほど高速道路近くの奴奈川公園まで続いて圧巻です。

2014411

夕方になって孫を「サンドリームおうみ」まで送って行くと、隣接する青海中学校付近の桜並木も満開です。姫川右岸沿いの桜もそうですが、近年はどこでも一列ではなくダブル植樹で、このように道路の両端で4本が並んで樹齢を重ねると両方からの枝ぶりで見事なトンネルになることでしょう。

2014411_2

3枚目は姫川左岸の一本桜で今年も健在で、構図を考えてと思いながら強い風に飛ばされそうです。かなりの樹齢ですが、真冬の風雪に耐えながらの“孤軍奮闘”のこの桜は大好きです。南側には最近になってしだれ桜が2本植えられており、こちらも大木に負けずにきれいな花を咲かせていました。ところが道路沿いということもあってか、しだれ桜の根元にはペットボトルなどがいっぱい捨てられており、マナーの悪さが伝わり悲しくなる底冷えの桜めぐりの終日です。


春の花々と小保方さんの会見と・・・

2014年04月09日 | 日々思うこと

ここ数日の暖かさで市内の桜もあっという間に開花し、雪が少なかった今年は何処も見事な咲きっぷりです。海岸に近い須沢の健康づくりセンター「はぴねす」の道路沿いの桜も8分咲きで、行き交う人を楽しませてくれます。

201449

今日は朝から風もなくよい天気に恵まれ、裏の元畑との境界にある高いブロック塀の
撤去工事が捗りました。長さにしてブロック8枚3メートルほどの撤去で解体屋さんが取り壊し、その後の“傷口”などの修復は左官屋さんが来て夕方6時過ぎに工事は完了です。ホッとする間もなく水曜日は孫たちのサッカー教室とあって、慌ただしく夕食は定番のカレーです。

20144

そんな一日の中で午後1時から、理化学研究所のSTAP細胞のユニットリーダー小保方さんの記者会見の中継に聞き入りました。これまで「ねつ造・改ざん・悪意」などの言葉が軽々に出てくる理研の調査委員会に首を傾げていただけに、企業エゴや“ねたみ”などに押し潰れそうな小保方さんの痛々しさが伝わってきました。それにしても会見でのマスコミ各社の質問力の低下にはがっかりで、「悪意」の定義まで執拗に答えさせようとするなど研究内容よりも他のことに集中です。

写真は青空に咲くご近所のコブシ(?)で「桜ばかりでなく私も見て・・・」と言っているようです。コブシの花びらは6枚で四方八方に
花が向いて、
モクレンは9枚・・・、その違いは遠目ではよく分からず、ふと細胞研究と重ねました。小保方さんは調査委の聞き取りについて、「弁明する機会が少なく、事実関係を詳細に聞き取るという面では不十分だった」と批判し、STAP細胞の研究が進み早く再生医療に役立ててほしいと願う姿勢は見事でした。


60兆細胞の神秘世界と“生病老死”

2014年04月07日 | 日々思うこと

朝から穏やかで庭仕事も捗り、ガーデニングを楽しみました。小学校は今日が始業式で(明日が入学式)、孫たちも進級し少し大人っぽくなったようです。

STAP細胞の研究が問題となっている中で、昨夜のNHKスペシャル「人体ミクロの大冒険」は第3回、“あなたを守る!細胞が老いと戦う”でした。これまで老化は身体のあらゆる場所が衰えるということでしたが、最新の細胞研究で免疫細胞の衰えが根底にあることを取り上げたシリーズ番組です。


京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥所長が各シリーズに出演で、再生医療の最先端研究を紹介し、60兆のミクロの世界はまさに神秘そのものであることが伝わってきました。第3回目では、免疫細胞の老化そのものを防ごうとするまったく新しい老化研究がはじまっていることに目を見張りました。60兆の未知なる細胞社会を見つめながら、山中所長が終わりに「神様が・・・」と意外な言葉でしたが、まさに人間誕生は“神のなせる業”なのかもしれません。

201443

また先日、能生谷「えほん」へ行った時、刷り上ったばかりの能生上南地区地域づくり協議会発行の「上南ええとこマップ」をもらってきました。マップを開いて驚いたことはこの上南地区だけで神社の数がざっと数えて10ヶ所も あることです。さらに高齢化が進む各集落で、春秋のお祭りが行われていることにも目を見張りました。60兆の細胞を持つ人間の“生病老死”と「神様・仏様」・・・、そしてミクロの神秘世界とを重ねました。左下のパンフ「おいでよ徳合へ」は、控えめながらも徳合地区へのお誘い
写真効果は抜群で、今年こそはしだれ桜を見に行こうと思う春本番です。


冬に戻った寒さと政治の冷たさ

2014年04月05日 | 日々思うこと

今日は昨日と同じく冷たい雨と、時どき小雪とアラレが降る冬に戻ったような寒さです。晴れ間をみて裏の元畑に残された一本の桜を撮りました。今年は住宅の基礎工事で根っこが痛んだので、花を期待していなかったのですが見事にたくさんの蕾を付けていました。 201445


桜が主役のこの季節、いつも上ばかりを向いていたら足元のオオイヌノフグリも今とばかりに咲き誇っていました。 イヌノフグリとオオイヌノフグリとの違いはピンクとコバルトブルーの花色だそうですが、 小さくて誰も見向きもしないような可憐な生命力の強い一日花です。

20144

桜の花によらず人は自然の花の移ろいには敏感ですが、国政には少し鈍感かもしれません。消費増税は社会保障の充実に使われるという目的に異論がない人たちも、「社会保障の根幹の公的年金は下がるばかりで、医療費負担も増えて暮らしは圧迫です」と嘆く人たちが大半です。さらに当市の特別職の給料アップについて「センセイたちのもともと高い報酬がこの時期に2%も上がるとは・・・、まさに特別な職業ですね」などの声が聞こえます。

財政再建や社会保障のための増税を理由にする安倍政権は内部留保を増やし続ける大企業にはあたたかく、国民には冷たい政治を進めていることにもっと気がつかなければと痛感する肌寒い週末です。

 


「ひだまり」から「えほん」へ、世間は狭く・・・

2014年04月03日 | 日々思うこと

今朝の“ハマナスロード”は赤土と堆肥が入れられた各花壇にハマナスの木が植え込まれていました。土建屋さんの仕事とは違って造園屋さんの仕事ぶりがよく表れており、ムダと思うことでより良くなればそれも可で、これからは雑草に絶えることなく夏にはまた真紅の花を咲かせてほしいものです。

201443

そして今日も上の孫と愛犬と一緒に臨海公園へ出かけました。ここにもタタミ2枚ほどの花壇が2ヶ所あるのですが、一年中花はなく雑草が生い茂って前から気になっていたので、裏の畑で掘り起こした水仙などの芽だし球根と移植ゴテを持って行きました。またここは市内でも珍しくスケートボード場のある公園で、今日も早くから中学生らが集まっていましたが、周辺の芝生にはタバコの吸殻が散乱です。散歩中の人たちのポイ捨てにしてはあまりにも多いので、スケボーで集まってくる人たちの吸殻ではないかと気がかりです。


201443_2

昼過ぎに能生地域の「農家キッチンひだまり」へ出かけ、お店に入るなり
孫はレジ担当の女性に声をかけられビックリです。なんでも前に一度会ったというと遠縁の方で、「よく分かりましたね」と言う私に「根知のおじいちゃんによく似ているから」と・・・。そんな会話を近くのお客さんたちが聞いていて「私もよく知っているわよ」と、民話を紙芝居で語る中村栄美子さんでした。

美味しい自然薯そばと笹寿司で満たされた後は、棚口地区の「えほん」まで車を走らせました。ここも地域情報の宝庫で「ささら」4月号を手に取ると先ほどの中村さんが紹介されており、「民話を通じて『ふるさとがいいな』と思う子どもが増えてほしいです」と掲載されていました。春休みも残りわずかの明日は雨模様のようで、さて孫と何をして過ごそうかと思う楽しかった一日の終わりです。



今年の“ハマナスロード”は・・・

2014年04月02日 | 日々思うこと

晴天続きの今日は朝から二人の孫に振り回され、おにぎり持参で美山公園へ行く予定が直ぐ近くの臨海公園になりました。春休みとあって大勢の子どもたちで賑わって、古い危険な遊具は新しく取り替えられ、未来の平野歩夢クンらも集合です。

201442

新年度2日目にして今朝、驚いたことがあります。昨年8月26・27日に書き込んだ“ハマナスロード”の小さな花壇に新芽が出始めたと喜んでいたら、今日は造園屋さんが来て根こそぎ撤去しトラックに積んでいるではありませんか。「どうしたのですか?」と聞くと「いいものに取替える」と・・・。作業の跡に各花壇には犬のイラスト入りの「阿賀たいひ」が1袋づつ置かれて、ハマナスの木は一本もありません。2012年秋に工事を行ってから充分な管理もないまま、今度は
すべて植え替えという何とムダなことでしょうか。自分の家の庭木ならもっと大切にするはずで、人のお金だからこんなことができるのかもしれませんね。

201442_2

そんなことでウォーキングの人たちの話題になることでしょうが、今後も工事の推移を注視してゆきたいと思います。

※昨日、コメント欄にご意見をと書き込みましたが、ハンドルネームでもよいです。またブログ掲載を望まない方はその旨をお書きいただければ、載せることはありませんのでご安心の程。