すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

戦争を描くNHK朝ドラ『まんぷく』

2018年10月31日 | 日々思うこと

10月もあっという間に今日で終わり、気温が11度まで下がる寒さです。10月1日(月)から始まったNHK連続テレビ小説『まんぷく』でヒロイン福ちゃんを演じている安藤サクラさん(32)の注目度がアップしています。実は最近、NHK朝ドラで見たいと思うことがなかったのですが、『まんぷく』では先の戦争での庶民の暮らしを丁寧に描いているので欠かさず視聴です。

長く続いた戦争が終わり、疎開先から大空襲を受けた大阪に戻った福ちゃん家族、食料が不足し配給では足りないため、持っていた着物を闇市で売ってたくましく生きるヒロイン福ちゃんです。時代が変わっても戦争とは食べものがなくなること、食料自給率40%の今日の日本では当然のことで、アベ政権のTPP協定といい食料政策の軽さを考えてしまいます。

ところで安藤サクラさんは昨年出産し、朝ドラ史上初のママさんヒロインでもあり、決して美人ではないけれど笑顔がとても爽やかでいいですねえ。

ご近所の家のミカンの木、昨年は実を付けることがほとんどなく、今年はたわわの“実りの秋”です。ミカンの栽培はお日さまがよく当たることが不可欠ですが、日頃の管理が行き届いていることが伝わります。

午後1時からNHK参院代表質問、共産党山下副委員長の質問にしばらく耳を傾けました。原子力政策についてのアベ首相といえば、脱原発へのエネルギー計画は無責任だと言い切っています。この人の頭の中には“核のゴミ”をどうするのかという大事な問題がすっぽ抜けていることが伝わってきます。

その後は晴れ間をみて、管理がいらない大きくなった月桂樹の木からローリエ用にと葉を収穫です。きれいに洗って一週間ほどカラカラに干して出来上がりです。

明日から霜月11月、コタツが恋しくなりダウンも出して寒さ対策をしなければならず、体調を整えて一ヶ月を乗り切りたいと思います。皆さまもどうぞ風邪など引かぬようにご自愛ください。


自民強し!野党敗北の新潟市長選と9条改憲と

2018年10月29日 | 日々思うこと

昨28日投開票の新潟市長選は4候補による激戦で、保守分裂の中で自民党が支持する無所属新人で元参院議員の中原八一氏(59)が初当選という結果です。立憲民主党など野党5党が支援する元市議小柳聡氏(31)は惜しくも破れ、自民党の底力を見せ付けられたような選挙でした。

政令都市での財政問題など、課題が山積する中で新潟市民が選択した結果だけに、事実上共闘した5野党はこの敗北をしっかりと総括し、来年の統一地方選や参院選に臨まねばなりません。

秋晴れの日はなかなか続かず、庭のツワブキが元気に増え続けて黄色い花を咲かせています。

今日はどんより雲の月曜日で、久しぶりに大和川の和食処「さくら」で昼食です。オーナは私と同世代で、いつも地産地消の食材を無駄にすることなく活かしきっています。野菜はすべて年の離れた86才になるお姉さんが西海谷で栽培しているそうで、今日は里芋の芋茎(ズイキ)をカレー風味に味付けたり、イチジクを蒸しての胡麻和え、リンゴの天ぷらなど、その工夫に感心しきりです。

身体にやさしい食事に満たされコーヒーをいただいてから、午後3時半からの憲法共同センターの会議の前に市役所へ立ち寄りました。

会議を終えて真っ赤な夕陽を見ながら帰途に着き、夜は昼間に視聴できなかった衆院本会議の代表質問に耳を傾けました。アベ首相は憲法9条に自衛隊を明記する改憲案について、「国民のため命を賭して任務を遂行する隊員の正当性の明文化、明確化は国防の根幹に関わる」と意欲的です。

立憲民主党の枝野幸男代表は「(憲法で権力を)縛られる側の首相が改憲の旗を振るのは論外」と反発です。「国防の根幹」とまで言い出すアベ首相、このまま自民一強では本当に危うい日本になってしまうことを痛感する終日です。


手つかずの自然と太古の地質の栂海新道

2018年10月28日 | 日々思うこと

ハロウインにカボチャが付きものですが、今日はサツマイモでスイートポテト作りです。これは新潟西区の砂丘の“いもジェンム”という品種で、水はけがよい砂丘はサツマイモの栽培に適しており、来年は家の近くのファミリー畑で挑戦してみたいと思います。

午後1時過ぎからNHK総合北アルプス 最北端の道 ~手つかずの自然と太古の地質を訪ねて~』を視聴で、半世紀前に栂海新道を切り開いたさわがに山学会の山男たちの強靭さに改めてリスペクトです。

私が山を歩いていた若かりし頃にはまだこの登山道(栂海新道)がなく、後立山連峰の白馬岳から雪倉・朝日岳へと縦走し蓮華温泉へ下りるルートで、残雪と高山植物のお花畑の当時を思い出す10月最後の日曜日です。

https://www.nhk.or.jp/nagoya/kintoku/archives/2018/20180928/index.html

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安田純平さんを「自己責任」という言葉で責めてよいのか

2018年10月27日 | 日々思うこと

今朝は地元の幼稚園小学校の合同資源回収で、木枯らしが吹きはじめたような悪天候の土曜日です。

ジャーナリストの安田純平さん(44)がシリア入りして3年以上消息が分からなくなっていましたが、先日解放されことでメディアは一斉に取り上げています。驚くことに首相官邸がこれまで主要メディアの幹部へ、「報じてほしくない」と自粛要請の圧力をかけていたそうです。

そのため日本のマスコミは一部を除き一切報じない異常な状況が続き、今回カタール政府が身代金を支払わなかったら、後藤健二さん殺害事件と同じ轍を踏もうとしていたであろう中、しりあがり寿さんの朝日新聞4コマ漫画がニュース番組でも取り上げられ話題です。

事の真実は少しづつ分かってくるでしょうが、カタール政府が3億円ともいわれる身代金を払ったとされ、安田純平さんをヌスラ戦線から解放しトルコ領内へ退避させ、25日の帰国に至りました。拘束からこの間、日本政府には明らかにできない性質もあるのか、具体的に自国民救出のために動いていなかったようで、カタール政府からの事後連絡を受けて解放を知ったと菅官房長官の会見でした。

ところが今、安田純平さんへの「自己責任」を叫ぶネトウヨらによるバッシングが続き、悲しく受け止めてしまいます。LITERAではメジャーリーガーのダルビッシュ有選手が安田さんの帰国が伝えられた25日夜のツイートを紹介しています。https://lite-ra.com/2018/10/post-4335.html?fbclid=IwAR0yZ85zak90N9dvhVOle2yLdKsHQsMgiFBq7drs667Bh0CfvQ04CyakrpE


NHK「北アルプス 最北端の道」再放送!

2018年10月25日 | 日々思うこと

今日は朝から上越市へ、半年に一度の総合病院での検診日です。検診を終えてからの昼食は友人Fさんと一ヶ月ぶりのランチで、話題は尽きずあっという間に時間が経過です。その後は娘の家へと車を走らせ、1時間ほど滞在で孫には会わずに早めの帰途です。

帰り道に田中淳哉弁護士の法律事務所へ立ち寄ってから、穏やかな日本海と西の空に雄大な黒姫山の稜線を見ながら日没直前に帰宅です。夕方のローカルニュースで、総合化学メーカー・デンカ青海工場の中核を成す新総合事務所「0umi Innovation Hub」が完成し、昨日の披露会の様子を伝えており、驚いたことに花角知事も懇親会に駆けつけ「地域、県にとってなくてはならない存在」と・・・。

昨日の午後、友人のお店へ行くとあいにく留守で、市民会館での花角知事との「車座トーク」へ出かけたとのことです。何でも知事と「糸魚川駅北大火からの復興とこれからの活性化」をテーマに、行政関係者と選ばれし市民7人とのトークだそうで、こちらも驚きです。写真は友人のお店の植え込みに咲く可憐な秋明菊です。

ところで9月28日にNHK名古屋放送局制作で放送された中部ネイチャーシリーズ~北アルプス最北端の道』が10月28日(日)午後1時05分〜48分NHK総合(新潟県のみ)で再放送です。

番組では「北アルプス 最北端の道~手つかずの自然と太古の地質を訪ねて~」、日本海・親不知(おやしらず)の断崖と朝日岳をつなぐ北アルプス北端の栂海新道を紹介です。これは1971(昭和46)年に地元の小野健さんを中心に、さわがに山岳会の人たちの手で10年の歳月をかけて登山道が開かれた秘境ルートです。

標高0メートルから3000メートル級の白馬岳まで、日本列島の成り立ちを物語る珍しい地質の宝庫と高山植物の花畑が点在し、北アルプス北端の稜線40キロメートルをたどる必見番組です。

写真左から3人目が若き日の故小野健さんで、当時の“山ガール”の憧れであったことは言うまでもありません。

小野健さんは工学博士として、無尽蔵の石灰岩の黒姫山原石採掘などで電気化学工業社に大きく貢献された“デンカマン”でした。私が合併前の企業城下町の青海町議会で初当選した1991年から1期4年間“議会人”としてご一緒でしたが、健さんの山を語る熱い思いを今も忘れることがありません。 2014年3月19日“孤高の人”小野健さん


アベ首相の所信表明と堤 未果著『日本が売られる』

2018年10月24日 | 日々思うこと

昨24日は臨時国会が召集されたことで、NHKでアベ首相の所信表明に耳を傾けました。首相は冒頭、本庶京大特別教授のノーベル賞受賞にふれ、「定説を覆すことで、新たな世界が広がる」、「新しい日本の国創りをスタートする時で次の三年間、私はその先頭に立つ決意です。」と・・・。

さらに首相はこの臨時国会で悲願の憲法改正(改悪)について、「まさに歴史の転換点にあって、平成の、その先の時代に向かって日本の新たな国創りを・・・、国の理想を語るものは憲法です。」と述べ、政治家として日本国憲法を間違って解釈していることが伝わってきました。

その後、NHK[政治マガジン」で演説の全文に目を通しましたが、いつもながら首相は言葉巧みで“ウソ”で国会を動かしているように感じてなりません。https://www.nhk.or.jp/politics/articles/lastweek/10071.html

ドンより雲の今日は市内あちこちへ出かけ、ホームセンターへ立ち寄ると店先にはパンジーなどがズラリと並んで入荷したばかりのようです。その中からビオラとガーデンシクラメンを合わせて5ポットを求めて、早速植え付けです。

そうそう、麻生副総理兼財務大臣もまた看過できない暴言を吐いていました。23日の閣議後の記者会見で「飲み倒して運動も全然しない(で病気になった)人の医療費を、健康に努力しているオレが払うのはあほらしくてやってられんと言っていた先輩がいた。良いことを言うなと思った」と・・・。(共同通信より)

似たもの同志とはいえ、言語道断の国民軽視のアベ内閣で、こんな政党を支持する人たちがいる限り、日本も滅亡ではと受け止めていたら、幻冬舎からジャーナリストの堤 未果さん(夫は川田龍平参議院議員)の『日本が売られる』が出版されていることを知りました。売られるのは日本の水道事業や種や森林だけじゃないと、アベ政権の売国を鋭く指摘です。こちらは近いうちに立ち読みをしようと思う終日です。

  


“腸で決まる心身の健康”と癒しの花たち

2018年10月23日 | 日々思うこと

秋晴れの天気が続く今日は、大地を震撼させた中越地震から14年目です。また二十四節気の一つの“霜降”で秋が一段と深まり霜が降りることが多くなり、一年の疲れがたまってくる時季だそうです。

昨夜10時にはパソコンから離れて、NHKEテレ「グレーテルのかまど」『平塚らいてうのゴマじるこ』を視聴です。女性解放運動に身をささげた平塚らいてうが愛したのは、『暮らしの手帖』にも掲載されていた黒くつややかに輝くゴマじるこで、夫と共に作った滋養あふれるスイーツから見えてくる、らいてうの意外な素顔を紹介です。

続くEテレ100分de名著」は『モンゴメリ“赤毛のアン”』、講師は脳科学者の茂木健一郎さんで「宝物は足元にある!」と・・・。この後は脳が疲れてTVつけっぱなしでバク睡でした。

疲れている時は物忘れも度々で、『食べもの通信』9月号“人体最大の免疫システム 腸で決まる心身の健康”特集もすっかり忘れていました。NHKスペシャルシリーズ「人体」でも、神秘の巨大ネットワークを山中伸弥教授が分かりやすく説明の番組でした。やはり人の健康は腸で決まるといっても過言ではなく、風邪一つとっても薬を飲むよりも先ず、胃腸を労わることが肝心ですね。

11月号は待望のマイクロプラスチック特集です。世界の海を汚染し続けていることは明瞭で、レジ袋ばかりに焦点が集まっていますがスーパーではペットボトルも溢れんばかりで、本誌は“脱プラスチック生活をすすめ”ています。http://www.tabemonotuushin.co.jp/

そして疲れた時にいつも癒されるのは野の花たちで、庭の大文字草は夏の管理不行き届きで全滅です。先日、猫好きの人にはたまらない一の宮の喫茶店扉To Vi LLaでコーヒーをすすりながらカウンターに飾られた色鮮やかな大文字草に目を細めました。

そして今日は珍しく夕方までお天気は崩れず、気温20度を超える穏やかな一日でしたが10月も残りわずかになり、いよいよ冬囲いの時季です。


深まりゆく秋の山々とマイクロプラの海洋汚染

2018年10月22日 | 日々思うこと

昨日の午後、青海総合文化会館で開催の美術展へ出かけました。ここまで来ると黒姫山が目の前で、写真手前のJR線路にはコンテナがずらりで無尽蔵の石灰山と共に栄えてきたセメント生産の町を感じます。

今日も朝から秋晴れで午前中は家事をこなし、午後から市内あちこちへと出かけ、帰り道に姫川右岸の桜づつみ周辺で少し色付きはじめた頚城の山々を撮りました。左端の新潟焼山の山頂付近が少し白くなっているような、肉眼では煙を確認することができません。

gooから一年前に書き込んだブログが届き、衆院選の惨敗を思い出し気分が晴れません。

新潟5区6区自民党議席を死守、糸魚川市は惨敗

山は紅葉ですが海は・・・、「世界の塩ブランドのサンプル9割からマイクロプラ発見。プラ汚染に逃げ場なし!」、こちらも気分の重い記事が届きました。http://greenpeace.jp/blog/plastic/3955/?utm_campaign=Plastic&utm_source=facebook&utm_medium=post&utm_term=181018PL_facebook_seasalt

また昨日、上越の友人から女性の人権問題、性差別に関わる難題を持ちかけられ、頭がいっぱいで今夜の書き込みはここまにします。


絵本『おりとライオン』と集団的自衛権と

2018年10月21日 | 日々思うこと

昨日は“いま、いちばんわかりやすい憲法の入門書”『 の中のライオン』を書き込みましたが、小学生や幼児でも楽しめるようもっと簡単に立憲主義の大切さを伝える絵本『おりとライオン』(かもがわ出版)もあります。

「けんぽう」ってなんだろう?自由に生きるために、ライオン(権力)を檻(憲法)にいれようと、子どもたちにも自分には人権があって、それをないがしろにされないように憲法が守ってくれていることがわかります。ズルイ大人たちは真理から目を背けがちで、特に憲法を遵守すべき人たちが憲法を避けているような社会に未来がないことを確信です。

日曜日の朝は空気がひんやりとし、抜けるような秋の空が戻ってきました。昨夕、下の孫がやって来て泊まりたいと言ったのですが、今日は疲れているから明日にしてと追い返しました。明日月曜日は学校の振り替え休日とあって縁側に孫の布団を干したり、午後からは青海美術展へ出かけたりとあわただしく時間が過ぎてゆきます。

隣りの庭のソメイヨシノは海沿いで塩害も多いはずですが、目黒川の桜のように花は見当たらず、すっかり落葉して枝先に来春の花芽を着けているようです。秋になると下の孫がこの枯葉を大きなビニール袋いっぱい集めてくれるので、これを私は腐葉土にしてきましたが今年は度重なる台風で吹っ飛んで集めるほどにはなりません。

昨日の講演会、田中淳哉弁護士のお話で書ききれなかったことの一つに「軍事的対応の弊害~テロのリスク」があります。「集団的自衛権は他人の喧嘩を買いに行くことです。他人の喧嘩を買いに行ったら、逆恨みされますよね。だから、アメリカと一緒に戦争した国は、かたっぱしからテロに遭っているじゃないですか。イギリスも、スペインも、ドイツも、フランスも、みんなテロ事件が起きて市民が何人も殺害されているじゃないですか。

みなさん、軍隊はテロを防げないんですよ。世界最強の米軍が、テロを防げないんですよ。自衛隊が海外の戦争に参加して、日本がテロに狙われたらどうしますか。自衛隊はテロから市民(国民)を守れないんです」と・・・。

10月も残り少なく、街中はイベントや美術展・文化祭がたけなわです。“文化とは命を大切にすること”に他ならず、憲法と共に歩んできた73年を後に戻してはなりません。そして人間、自然と共に呼吸をしながら生きてきたことも忘れてはならないと再認識の終日です。


“檻の中のライオン”に騙されないように!

2018年10月20日 | 本・雑誌・映画

肌寒い土曜日は先ず、孫たちの小学校の“田沢っ子フェスティバル”へ出かけました。今年で小学校最後になる上の孫、吹奏楽部65人の日頃の練習成果の発表では、荻野目洋子デビュー2年目の1985年の「♪ダンシング・ヒーロー」を披露です。トロンボーンと一緒に楽しんでいる孫に何とリズム感がいいのだろうと、オペラグラスで目を細める“ばばバカ”のひと時です。

正午前に小学校からいったん帰宅し、急いでビーチホールまがたまへと出かけ、午後1時半からの市民講演会の準備です。しばらくして上越から講師の田中淳哉弁護士が到着し、受け付けにはレジュメの他に日弁連の憲法全文ファイルや書籍『憲法カフェへようこそ』『檻の中のライオン』が置かれました。

さすが“憲法カフェ”で県内各地を回っている田中弁護士だけに、要点を縛っての分かりやすい憲法のお話しに参加者も納得です。アベ首相は憲法9条へ単に自衛隊を書き込むだけと主張ですが、自衛隊の明記により軍事力の統制がなくなり、ブレーキが効かずアクセルだけで暴走する如しで、いかに国民をうまく騙そうとしているかが伝わります。

さらに田中弁護士は、国民投票の最低投票率や有料広告規制の問題点をクローズアップされ、フランスやイギリスなど欧州の主要国ではテレビのスポットCMが軒並み全面禁止されていることを知りました。

そして日本国憲法誕生に関わった時の繫原喜重郎総理大臣の「9条戦争の放棄」をつくった理由として、「原子爆弾の出現によって、文明と戦争は両立しえなくなった。文明が戦争を抹殺しなければ、やがて戦争が文明を抹殺する」という当時の国会での答弁が紹介されました。

最後に、次世代のために平和憲法と共に歩み続けることこそ、未来への責任であることを再認識です。そんなことで今日は、ライオン=権力者はしっかりと檻=憲法の中へ、そして安易に騙されないように学びの大切さを実感する有意義な一日でした。

※『檻の中のライオン』(かもがわ出版 1300円+税)は、憲法学者の小林節さんと前川喜平さんの推薦で、イラスト入りの“憲法がわかる46のおはなし”の憲法入門書です。本書の帯には「中学生向け副教材 公民資料集に大きく掲載」、「進研模擬に出題」と明記です。


東京電力の報告誤りとKYB免震改ざん

2018年10月19日 | 日々思うこと

今日は気象予報が外れて朝から青空でラッキー!お天候が崩れないうちに頚城連山の撮影に姫川桜づつみ方面へ出かけると、すでに雲に被われて残念です。この後の3時頃に雷が鳴り出し、とうとう雨が降ってきてまだ4時というのに真っ暗な空で予報は的中です。

共同通信ネットニュースによると、東京電力が政府の小委員会に報告した福島第1原発の汚染水を浄化した後に含まれる放射性物質の測定結果の資料に誤りが見つかった問題で、東電は昨18日に当初約260カ所としていた訂正箇所数を精査した結果、実際には1276カ所だったと明らかにしました。

東京電力は何ともスゴイ企業で、このような電力会社に原発再稼働を任せる訳にはゆきません。昨日の油圧機器メの大手ーカーKYBも同様で、2015年の部品改良によって検査の合格率が9割近くを示しながら、国や顧客の基準を満たさない製品のデータ改ざんをしていたというからいい加減な会社としか言いようがありません。

そして本日、KYBは免震装置ダンパー改ざんの疑いのある70件の建物名を公表です。とにかく国が改ざんの見本を示しているようですから、こうして日本は少しづつ崩壊していくのではと危惧してしまいます。

昨日の焦げてしまったアップルパイは改ざんのしようがなく、すべて私のお口へ・・・、やはり記録としてアップすることにしました。

明日は孫たちの小学校の“フェスティバル”(文化祭)で、午後からはビーチホールまがたまで、上越中央法律事務所の田中淳哉弁護士による市民講演会」“憲法と共に歩み続ける~平和・暮らし・未来”を、憲法を守る糸魚川共同センター主催で開催です。

そんなことで紅葉の信濃路はしばらくお預けとなりそうなこの頃です。ところで自分で作成した講演会チラシ、どうしたことか保存先からブログへの貼り付けができません。


またしても免震・制振装置データ改ざんの日本列島

2018年10月18日 | 日々思うこと

今朝6時の気温は11度で、今シーズンの最低気温です。午前中は青空なので毛布を出して縁側に干したものの、どんどん雲ってきて気温も20度以下とあって空気がひんやりです。

昼過ぎに出かけると国道8号姫川大橋から望む頚城の山々は雲に被われて、残念ながら山頂を望むことができません。紅葉は最低気温が8度以下で進むそうで、高い山から里山へ降りてくるのは道理にかなっており、今年の紅葉は早めのようです。

庭のツワブキも例年よりも早めに黄色い花が咲きました。父親が大切に植えた株は半日陰でもよく育ち、あちこちに繁殖です。 

昨日、紅玉りんごが手に入ったのでアップルパイ用に2個だけ煮込んでおき、午後から早速取り掛かりました。とはいってもパイシートは生協の既製品で、至って簡単レシピで煮りんごを挟んで卵黄を塗ってオーブンで15分ほど焼き上げれば完成です。

今日は母の月命日なので先ずは仏壇へ供えて、隣りの孫たちへ持参すると上の孫は待ってましたと言わんばかりにパクパク、嬉しそうに食べてもらえるのが何よりです。一段落をして私も淹れたてのコーヒーと一緒に・・・、夜になって写真を撮り忘れたことに気が付き、焦がしてしまったパイしか残っていません。

ところでまた、KYB製の地震などによる建物の揺れを抑える免震・制振装置の検査データ改ざん問題が浮上です。全国の自治体の庁舎や病院などの公共施設、高い安全性が求められる原発関連の施設など広い範囲にわたっており、新潟県内の建物でも発覚です。

国の改ざん問題がいい加減なだけに東京電力だけでなく、こうした免震・制振装置までもデータ改ざんという日本列島“改ざん麻痺の揺れゆれ”で呆れ果ててしまう終日です。


妙高山初冠雪と秋なのに桜!?

2018年10月17日 | 日々思うこと

昨日のオセロ世界チャンピオンの11歳の福地啓介クン、チェコ・プラハから帰国の全日空機(ANA)で機長のサプライズがあり、こういうこともあるのかとビックリです。谷田邦彦機長(51)は1982年、36年前のオセロチャンピオンで、離陸前に「オセロの世界チャンピオンが、この飛行機をご利用いただいています。実は、以前の記録は私自身が…」と、機内放送での祝福のサプライズスピーチでした。

そして今日は将棋の藤井聡太七段が病み上がり(?)の中での攻めの将棋で、最年少新人王になり31年ぶりの更新です。こうして年少の青年たちの大活躍を見る度にスゴイとしか言いようがなく、カビの生えたような知識で長年議員バッチを着けている大人たちにはウンザリです。

今日は朝方に雨が少し降って気温が13度まで下がり、天気予報が外れて昼頃には青空が見えて喜んでいたらまたドンより雲の秋の天気で、焼山火打山の山頂は薄っすらと、妙高山では初冠雪というニュースです。

また夜7時のNHKニュースでは、秋なのに都心の目黒川や高知でも桜の花が咲いており、これは度重なる台風による塩害が原因だと樹木医が伝えています。

野鳥が運んだ庭の小マユミに真っ赤な小さな実がなっています。マユミには大小2種類あるようで、先日アップした虫たちのは大マユミです。そして今日も大きな葉っぱにいるいる!!かなり成長しており冬越しはどうするのかと注視です。

昨日の午後、「健康づくりセンターはぴねす」の前を通ったら重機が2台、児童公園の中央にあった藤の棚も解体撤去で、駐車場整備のためとはいえ何だか寂しさがまた込み上げてきました。

ここの敷地は北側の海沿いに松林があるものの、周辺は市ゴミ焼却場や健康センターなど無機質な建物ばかりで、児童遊園地は癒しの場でもありました。地元住民から今も桜の木を惜しむ声が絶えることがない昨今です。


飽食のおごりを捨て“食い”改める時

2018年10月16日 | 本・雑誌・映画

昨日、世界オセロ選手権大会で、日本の11歳の福地啓介六段が優勝というビックニュースです。まだ小学5年生で世界最年少のチャンピオンですからスゴイ快挙です。私も下の孫とのオセロ対戦に連敗して「悔し~い」などと言っておれません。

ところでノーベル医学生理学賞の京大名誉教授の本庶先生は、お母さまは富山県魚津市でお父さまも富山県出身ということで何だか親近感を覚えます。先日、NHKで話題のがん治療薬「オプジーボ」(小野薬品)についての効果は3割で、すべてのがんには効かないと自ら述べていました。

ネットでは3割しか効果のないものに何故ノーベル賞をと疑問視ですが、もともと100%効果のある抗がん剤はなく、長年の研究からがん細胞を攻撃する免疫細胞にブレーキをかけるタンパク質「PD-1」を発見したことが画期的ながん免疫療法に結びついたそうです。

今回の受賞は、がん細胞を除去したり破壊したりする従来の手術、放射線、抗がん剤という3本柱の現代治療法とまったくアプローチの異なる研究で、がん治療の常識を覆す希望の光となっている免疫療法で、3割という数字は高く評価されたことはいうまでもありません。

10月も早や半ばですが毎年9月は「がん征圧月間」ということもあり、先週の上京の折の会議では単行本『乳がんに負けない!あなたの命を守る食事』(発行 食べもの通信社 1,300円+税)が出版されたばかりとあって、がんについての話題が集中でした。乳がんは女性のがんの第一位で、“甘いものと悪い油をやめて自然治癒力を上げる食材で元気になれる!食事は自分でできるがん予防法です!”と帯に表示です。

また月刊『食べもの通信』10月号は“スマホで急増 若者の老眼・子どもの斜視”特集で、すぐに始める目のケアと食事の工夫を取り上げています。

今日は朝から晴れたり曇ったりで、晴れ間を見て午後から近くのファミリー畑へ・・・。夏のオクラも終わりで、その畝に青森産ホワイト六片ニンニクの植え付け作業です。上京している間に孫の根知の“じじ”が来て、薫炭(くんたん)もドカッとすき込んで耕運機で耕してもらい大助かりで、来年の収穫が楽しみです。

“食べものはいのちのもと”、食生活の欧米化もあり食品添加物で加工された食べものが余りにも多いだけに、食習慣が乱れることで病気の人が増えても仕方がないのかもしれませんが、飽食のおごりを捨て“食い”改める時で、健康寿命を延ばしたいものです。http://www.tabemonotuushin.co.jp/

※先日の亀戸の升本“和正食”について、「和正食はマクロビオッテックの考えを元としており、動物性食材や白砂糖、保存料は一切使用しておりません」と書かれた小さな紙が入っており、その裏面には“そぼろ風玄米飯”などのお弁当の配置図(?)があり見落としていました。


九州電力の太陽光発電の出力抑制とフクシマ原発

2018年10月15日 | 地震・原発

今日は朝から秋の青空が戻って、洗濯機を回しながらパソコンに向かい留守中のFBやメールチェックなどです。

会議で上京し電車の中で席を譲ってもらうこと2回目、嬉しいよりもそんなに“おばあちゃん”に見えるのかとショックでした。折りしも津南のOさんも13日に上京し、「生まれて初めて地下鉄で席をゆずられてしまった若ずくりしてきたのになあ」と綴っていました。(笑)

上京の楽しみは会議を終えて帰途の東京駅構内での短い時間のお買い物、とはいっても食べるものばかりです。昨日は、岐阜県恵庭市の良平堂の干し柿の中に栗きんとん入りの“柿福”を求めました。砂糖控えめの上品な和菓子で、その丁寧な作り方に目を見張りながら今日のおやつです。

そうそう、昨夜の遅い夕食は崎陽軒の“秋のおべんとう”で、国産米のキノコの炊き込みご飯でお値段も手ごろな780円で、シュウマイの他にも鮭の幽庵焼きや卵焼き大学芋などの盛りたくさんです。

また上京して気になっていたことは、13日の九州電力の国内初の太陽光発電の出力抑制です。研究会のお仲間らも電気が余っているなら川内原発など再稼働する必要性もなく「ヒドイわね」と、そしてフクシマの子どもたちの甲状腺異常が増えていることなどが話題に上がりました。

小出 裕章元京都大学原子炉実験所助教が、823日付けでIOCのバッハ会長に宛て、東京オリンピックの中止を求める書簡を送ったことがネットで話題です。「罪のない人を棄民したままオリンピックが大切だという国なら、私は喜んで非国民になろうと思う。」と覚悟での書簡です。

「フクシマ原発事故は、処理の方針と呼ぶに値するものすら見えず、、ただ時間と労力を浪費・消耗して、先送りされている。溶け落ち、どこにいったかも不明なデブリを取り出すことなどできるはずもない。原発事故の処理など一歩も進んではいない。」と、政治家が持ち合わせていない原子力専門家ならではの鋭い警鐘です。

最後に「フクシマ事故の下で苦しみ続けている人たちの救済こそ最優先の課題であり、少なくとも罪のない子どもたちを被曝から守らなければならない。それにも拘わらず、この国はオリンピックが大切だという。内部に危機を抱えれば抱えるだけ、権力者は危機から目を逸らせようとする。そして、フクシマを忘れさせるため、マスコミは今後ますますオリンピック熱を流し、オリンピックに反対する輩は非国民だと言われる時が来るだろう。」と・・・。

フクシマ事故と東京オリンピックhttp://moriyama-law.cocolog-nifty.com/machiben/files/hukusimajikototoukyouorinpikku.pdf