すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

人生を閉じた後の“お別れの会”と・・・

2020年03月29日 | 日々思うこと

26日の「人生の終焉」書き込みで多くの人を驚かせてしまいました。フエースブックやブログへのコメントも多く寄せられ、携帯電話が鳴り続けその対応に時間が過ぎて、gooブログアクセス数も27日には一気に400近くになりビックリです。

突然人生を閉じねばならない人も多い中で、これまであまり交信がなかった方からもお見舞いメールが届くなど、終焉を目の前に向き合える時間があることを幸せと受け止めています。ありがとうございます。

今日の首都圏は季節外れの雪が降っているそうで、朝方の糸魚川アメダスは2.7度の寒さです。中庭の桜も三寒四温を繰り返し開花したようですが撮る元気がなく、娘が玄関の花瓶に枝先を飾ってくれました。ソメイヨシノは河津桜とはまた違った可憐さがあり目を細めるひと時です。

ところで27日金曜日深夜のTV朝日「朝まで生テレビ」、『激論!ド〜する?!日本 “新型コロナ”パンデミック』を珍しく朝方まで視聴です。私のこれまでの活動の原点は、政治や社会の“不正への憤り”であったのではと、まだ少し元気が残っていることに我ながら驚きです。

それでも体力気力、思考力も日々低下の一途ですが、失われたことが多過ぎて嘆いても時計の針は戻せず、まだできることに目を向けてと思います。逝ってしまった後は時節柄、家族葬で簡単に・・・、一週間後辺りの日曜祝日に“お別れの会”ができたらと娘たちと話し合っており、そのための準備もあって大忙しです。(笑)


朝ドラ「スカーレット」最終週と我が人生の終焉

2020年03月26日 | 日々思うこと

NHK後期の朝ドラ『スカーレット』、いよいよ今週は最終週です。ドラマの主人公のモデルといわれる信楽自然釉の陶芸家神山清子さん(83)の存在を知ってから朝ドラの見方が少し変わりました。

神山清子さんは息子さんの白血病がきっかけで骨髄バンク設立にも尽力され、現在も滋賀県信楽で陶芸活動に精力的です。

(写真はyahooから借用)

今日は朝から気温上昇で、庭の冬囲い外しに造園屋さんが来てくれました。弥生3月も残り少なく、隣りの孫たちの庭の桜の開花ももう少しで、我が人生の終焉も残りわずかのようです。

今まで持病のことは書き出すとキリがなく重くなるのであえて避けてきましたが、2017年に肺の異常で間質性肺炎と診断されました。昨年11月下旬に在宅酸素療法を始めたものの主治医から余命の告知があり、2週間後の4月の誕生日を一つの目標にこれまで“一日一生”と過ごして来ました。

パソコンに迎えるのもわずかでしょうが、残りの時間を丁寧に向き合って逝きたいと思います。そしてこれまで拙いブログを読んでいただきましたことを嬉しく感謝の思いです。

一年前のブログがgooから届き、目を細めるひと時です。 春を呼ぶ雛人形展と孫とのトランプ“真剣衰弱”


五輪延長の判断と三権分立の崩壊と

2020年03月23日 | 日々思うこと

三連休も過ぎ東京の桜は早くも満開で、花見客で賑わう公園は新型コロナウイルスの影響で例年とは大きく異なる映像が伝わってきます。

本日の参院予算委員会で、アベ首相は五輪延長の判断について「規模は縮小せずに延長も検討に・・・」とはじめて明らかにしましたが、世界の放送権などが絡む利権もあり容易ではないよう、さて“スポーツと平和の祭典”のオリンピックの理念はどこへ・・・。

ところで森友問題で死を持って訴えた財務省近畿財務局職員の赤木俊夫さん、公文書改ざんを命じたのは当時の佐川理財局長で、誰もその指示には逆らえなかったという遺書(メモ)が公開され、多くの国民の心に響きましたが、本日の麻生財務大臣は再調査しないことを明言し首相も同じ考えであることで耳を疑いました。

さらに午後からの質疑で福島みずほ議員の黒川検事長の定年延長問題について、森まさこ法務大臣といえば後席の官僚のメモを待って答弁する姿勢に怒り心頭のみずほ議員でしたが、この国に三権分立が存在するのかと驚きました。怖いのは国策不捜査で問題を解決しようとするアベ政権で、民主主義が段々崩れていることが伝わってきます。


一斉休校、新学期から一部解除と待ち望む桜の開花と

2020年03月20日 | 日々思うこと

昨日は気温が上昇しポカポカ陽気で、夜8時の糸魚川アメダスは日中の気温を超える20度でビックリです。一夜明け今日は春分の日、三連休の朝から低気圧の影響で強風が吹き続ける大荒れの天気です。

昨日の隣りの孫たちの庭の桜は今年も蕾がいっぱいで、少しづつ膨らんで開花が楽しみです。

アベ首相は本日、首相官邸で開いた新型コロナウイルス感染症対策本部の会合で、全国の小中高校などの一斉休校について「専門家会議の分析・提言を踏まえ、新学期を迎える学校の再開に向けて、具体的な方針を文部科学省で取りまとめてほしい」と指示し、4月の新学期から一斉休校の要請を一部解除する方針です。

また萩生田文科大臣も、記者団に「来週の早いうちに(学校)再開に向けたガイドラインを示したい」とも述べています。例年なら卒業式を終えて春休みに入る学校ですが、早くガイドラインが示されないと教育現場も困惑ではないでしょうか。エネルギーの塊のような孫たちも、普段どおりに通学できることを待ち望んでいる昨今です。


能生徳合の桜と「首相は保守を名乗るべきではない」と

2020年03月17日 | 日々思うこと

昨日からの冷え込みは朝方まで続き、南よりの風で日中には13度を超す気温で、桜の開花が待ち焦がれます。臨時休校から2週間が過ぎて生活リズムに大きな変化の孫たちで、今日は下の孫の2回目の家庭訪問で先生は家の中に入らず玄関先でお話しをして帰るそうで懸命な選択です。

新型コロナウイルスのことを書き出すと気持ちが落ち込んでしまいますが、毎春に出かけている能生地域徳合の枝垂桜の里の河津桜は今が満開のようです。しかし例年の枝垂桜と里の菜の花を巡るハイキングなどの催し物は中止ということです。桜たちはいつもと変わらず花を咲かせども訪れる人が少ないことは残念ですね。

そんなことで昨年の写真を眺めていますが、この茅葺の“櫻の宿”はどこから撮っても絵になる風景です。下の写真は古民家ギャラリー景徳庵から西方向に見える残雪の能生鉾ヶ岳(1,316m)です。持ち主の大越さんは東京在住で一年を通して何度か故郷に戻り実家を開放されており、今年10回で最終回ということで寂しい限りです。

15日(日)上越タイムス「ひろば」投稿欄に、臨時休校に伴う児童クラブについて『子どもと保護者を孤立させない体制づくり』が掲載されました。当日、私は気づかず翌日の新聞休刊日に下の孫から教えてもらいました。

ところで首相主催「桜を見る会」の問題は新型コロナウイルスで吹っ飛んでしまったようです。東京工業大学中島岳志教授毎日新聞で「安倍首相は保守を名乗るべきではない」と語っています。https://mainichi.jp/senkyo/articles/20200316/k00/00m/010/260000c?cx_fm=mailyu&cx_ml=article


「緊急事態宣言」の危うさと桜の開花宣言

2020年03月14日 | 日々思うこと

昨13日、参院本会議で新型コロナウイルス感染症を対象とする改正特措法が、自民公明両党や立憲民主、国民民主、日本維新の会、社民の野党各党などの賛成多数で可決成立です。

これに先立ち12日の衆院本会議で行われた特別措置法改正案の採決で、立憲民主党の山尾志桜里議員ら2人が、同党などの野党統一会派の方針に反対でした。山尾議員は採決後、記者団に「法案は私権の制限が強い。民主主義の基盤を傷つけるような状態を作ることができる」と反対理由を説明です。

また同党の阿部知子議員は、森まさこ法務大臣の一連の失言問題が解決していないことを理由に欠席、社民党の福嶋みずほ議員も欠席でした。

この改正により、新型コロナウイルス感染症の全国的かつ急速なまん延で、国民生活・経済に甚大な影響を及ぼすなどした場合、首相が地域を示して「緊急事態宣言」が可能になり、対象地域の都道府県知事は不要不急の外出自粛や学校、興行施設の使用制限などを要請・指示できるという、戦前を重ねると何ともキナ臭く危うい法改正であることが伝わってきます。

重苦しいニュースが多い中で本日、気象庁は雨の中を東京・靖国神社にある桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表です。平年より12日早く、昨年より7日早い開花で、統計開始以来最も早い開花日となり、これで桜前線も日本列島を一気に北上することでしょう。(写真は本日のウエザーニュースより借用) 

このところブログに向き合うエネルギーも消滅で、今日は冬に戻ったような寒さで一年前の書き込みを読み返しています。上越市の樹下美術館の15日開館が延期となりました。 寒の戻りのホワイトデーと樹下美術館の春の開館


東日本大震災から9年目の政治責任と原発事故は“負の遺産”

2020年03月11日 | 地震・原発

あれから9年目の「3・11」を向かえ、朝からNHKだけでない特集番組に聞き入りる一日です。未曾有の大震災の犠牲者は2万人を超え、未だに故郷に戻れない避難者は4万人に及び、復興から取り残される被災者が続出している深刻な実態に政治の責任を痛感です。せめて世界に類を見ない福島第一原発事故さえなければもっと違っていたはずではと胸が痛みます。

一昨日書き込みの大熊町の「中間貯蔵施設」も30年後に福島県外に最終処分という計画ですが、誰が30年後の責任を約束できるでしょうか。2013年の東京五輪誘致で、アベ首相は「汚染水はアンダーコントロールされている」と世界へ発信し、「私が保証します」と言っていたことを思い出し、その無責任さに呆れるばかりです。

その原発事故による建屋などから発生する汚染水、タンクも2022年夏ごろに満杯になる見通しです。トリチウムを含むこの膨大な量の放射能汚染水を政府は、処理済みとして水で薄めて海に放出することを有力な選択肢としていますが、地元の漁業関係者の猛反発は当然のことで課題山積です。

また原発敷地内のタンクが増え続ければ、溶融燃料(デブリ)の取り出しなど廃炉の重要な作業に支障が出かねず、先送りのツケは重く原発事故は“負の遺産”としてあまりにも大き過ぎることが伝わってきます。

そして2011年3月11日2時46分、私は会議を終えて市庁舎の5階の議員控え室で立っていられないほどの大きな揺れを感じました。その後、4階の総務課へ降りて行くと、信じられないような津波の映像を目にしたことが鮮明な記憶です。風化させてはならない「3・11」、同じ事故を繰り返さないためにも“脱原発”を貫かねばと再認識の終日です。

東京電力HP「処理水ポータルサイト」汚染水の現状は安全性一点張りのサイトです。 http://www.tepco.co.jp/decommission/progress/watertreatment/


福島原発事故の「中間貯蔵施設」で消えるふるさと

2020年03月09日 | 地震・原発

今日は朝から穏やかな4月の気候です。学校が全国臨時休校になり一週間が経過し、隣りの孫たちは退屈もせず(?)何とか元気に過ごしているようで、久しぶりに上の孫が夕方、私の“安否確認”にやって来ました。

去る4日の参院予算委員会で森ゆう子議員(新潟県選出)が、国の各省庁で備蓄するマスクが約743万枚にのぼり、これをなぜ緊急用に供給しないのかとの質問で、アベ首相は「これらは各省庁の備蓄で、外に出すのを前提とした備蓄ではない」と説明でした。日本中が新型コロナウイルスによるマスク不足の昨今、医療機関を優先になぜ緊急用に配布しないのか、ではいつ使う予定なのかと首を傾げてしまいました。

7日(土)夕方のTBS報道特集「東日本大震災から9年~放射性物質処理の現状」を視聴し、夜11時からETV特集選「中間貯蔵施設に消えるふるさと~福島 原発の町で何が~」に釘付けでした。福島県内の「除染」作業で出た“原発事故のごみ”は東京ドーム11杯分、その全てを住民の帰還が困難な原発のそばに集めて保管する「中間貯蔵施設」の建設が進む大熊町や双葉町です。

イラストは環境省中間貯蔵施設情報サイトより。

福島県外で最終処分するまでの30年、ここに仮置きする計画で予定地の地権者は2360人で、すでに7割が国へ土地を提供する契約を結んでいるそうです。事故で家族を失い故郷を追われ、人生をかけて築いた大切なものを失うという厳しい現実に、どう向き合ってきたのか胸が詰る番組で、原発のゴミも処理できない原子力発電所にもはや再稼動などはあり得ないことを痛感です。  

そんな中で、福島県飯舘村で暮らす前原子力規制委員長の田中俊一さんの「原発はいずれ消滅します」にハッとしました。 https://mainichi.jp/articles/20200306/dde/012/040/020000c?cx_fm=maildigital&cx_ml=article


「福島を忘れない!」TBS報道特集

2020年03月06日 | 地震・原発

このところの“寒の戻り”で、今朝も気温低下ですが日中には少し上がってきました。三寒四温を繰り返しながら、桜の開花が伝わってくることでしょう。

もう間もなく3月11日を向かえる中で、新型コロナウイルスに忘れられそうな福島第一原発事故です。

明日7日(土)、夕方のTBS報道特集は【東日本大震災から9年~放射性物質処理の現状】 です。東日本大震災の発生から9年。被災地で人口減少が進む中、未来を担う人材を育てる取り組みを岩手県大槌町で取材。一方、福島第一原発に溶け落ちた核燃料デブリの取り出しは?大量の汚染水と汚染土の処理は?現状を報告を特集です。https://tver.jp/episode/69243386

そしてgooから届いた一年前のブログです。花粉症と2つの裁判と 

<4日書き込みの追記> 

※トイレットペーパー無料配布は1階カフエ96(学割あり)でも続行中、 営業時間 土、日曜日11:00〜17:00 新潟県糸魚川市大町1-1-34 0255-55-7096 (糸魚川駅日本海口の左のビル1F通路奥)

※市内小学校の児童クラブでは、給食ではなく昼食を用意で、希望があれば土日曜日も開設です。(事前申し込みが必要)


新型コロナ国会の政治不信と「がんばろう糸魚川!」の市民力

2020年03月04日 | 日々思うこと

昨日の参院予算委員会での共産党小池晃議員と首相のやり取りを聞きながら頭が混乱しそうです。PCR検査体制について前日の首相答弁に期待をしていたら、一夜明けどうも今までの検査体制とあまり変わらないようなので驚いています。

アベ首相は小池議員へ「今すぐにやるとは言っていない」と耳を疑う発言です。すかさず小池議員「ほとんどの国民はPCR検査出来るようになったと思っていますよ!」と発しても、首相は他人事のような表情でこれで「全責任は私・・・」とは危うい政権です。

2日付けリテラLITERAでは、安倍首相は国会で「専門家の意見を聞いてない」、加藤厚労相は小中高生の感染者数を答えられず、休校要請はやっぱりパフォーマンスと・・・。こんなことでは誰もが政治不信に陥ってしまうのではないでしょうか。 

 (写真はオーナーfbから借用)

デマに振り回され買占めに走る映像を流し続けるメデイアですが、糸魚川駅前のビルでカフエや炭火焼き鳥店を経営する若きオーナーが手持ちのトイレットペーパーを“散財”です。

「日本の力を信じてお店の在庫を 糸魚川在住でストックのない方に(1家族5個)無料で差し上げます。もちろん店で飲食しなくても大丈夫です。 炭火焼鳥103は去年の12月に製紙工場から 半年分のトイレットペーパーを買いました。 計算するとあと3ヶ月分ありますので、2ヶ月分が無くなるまで無料配布させてもらいます。パニックを起さないようにするには未来を信じる勇気が必要です。」と、見上げるまでの行動力に万感の拍手です。 

また市内小中高校は臨時休校に入り、3日から14小学校すべてで放課後児童クラブがスタートです。朝8時から6時までの対応で昼食も用意され(利用料とも無料)、教育委員会の素早い取り組みで「がんばろう糸魚川!」です。

糸魚川市HP「学校の臨時休校に伴う児童クラブの開設」 https://www.city.itoigawa.lg.jp/


弥生3月、新型コロナウイルスへの政府の危機意識

2020年03月02日 | 日々思うこと

新型コロナウイルスで明け暮れの2月、体調不良が続き“一日一生”の思いで過ごしながら弥生3月を迎えることができました。

今日は南よりの強風で気温は上昇、9時過ぎからNHK国会中継参院予算委員会に耳を傾けました。27日のアベ首相の「休校要請」から思わぬことが伝わってきます。萩生田文科大臣は本日の予算委員会で、全国一斉休校の要請について当日知ったことを明らかにしました。「判断に充分な時間がなかった」という首相ですが政府間の当事者意識が共有されておらず、これでは場当たり的な対応と言われても仕方がないようです。

そんなことで全国一斉休校要請は教育現場だけでなく社会全体に及び、上越タイムス紙では上越三市の地域イベントの中止と延期で紙面満載で、孫たちの塾やピアノ教室やサッカー教室もお休みです。

そして店頭の棚からトイレットペーパーなどの紙商品がなくなっていますが、業界団体は国内生産が98%で供給は十分であるとしています。多少の買い置きはともかく、デマと分かっても買い占める国民性を悲しく受け止めています。

写真は28日にアップの河津桜の枝の下方の花をグラスに入れて、その可憐さを楽しんでいます。

ところでWHOは感染拡大防ぐため有効という全国一斉休校について、家庭内は無防備であると指摘です。さらにクルーズ船対応の失敗を告白した神戸大学の岩田教授は「科学より政治」の悪い例と述べています。今の段階で断定的なことは言えませんが、政府全体の危機意識が問われているのは確かなようです。https://mainichi.jp/articles/20200229/k00/00m/040/192000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article