すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

米中間選挙と地方議会改革への道

2018年11月07日 | 日々思うこと

今日も朝から曇り空ですが時どき太陽が顔を出し、玄関先のビオラなどの植木鉢を移動しお日さまに当てています。真夏に咲き誇ったピンク色のペンタスも寒さには弱く、風除室に入れたらまた元気になって処分しがたい一鉢です。

真っ赤なガーデンシクラメンをぐるぐると囲む初雪カズラのツルは、グランドカバーに使われるとあって雪の下になっても一年中元気です。

昨夜から日本のメディアは、トランプ米大統領の政権運営への審判となる米中間選挙に大騒ぎです。お昼頃には、改選前は与党・共和党が多数派だった上下両院のうち、下院は野党・民主党が議席数を伸ばし過半数を獲得し、8年ぶりの“ねじれ”と伝えています。

世界中に影響を及ぼす“自国第一主義”の米トランプ大統領の“寛容か、不寛容か”も問われていた中間選挙でもあり今後も注視です。

5日午後、上越・糸魚川・妙高3市議会で、地方議会共通の「議会改革」についての研修会があったそうです。講師は新潟県立大学准教授の田口一博先生で、テーマは「議会の果たすべき役割」です。

上越市の橋爪法一市議がfbで、「議会改革について、ずばり核心をつく講師の主張がいくつもあり、引き込まれた」と詳しく報告です。その1つ目は、議会は決める前に住民の声を聴くべきだという主張です。2つ目は、議会はまちの問題発見の体制をつくり、目標を立て、計画的に活動すべきだという主張です。3つ目は、議会はもっと子どもたちとかかわることが必要だという主張です。4つ目は、議員の間で合意形成していくには、間に立つ人が必要だという主張です。

橋爪市議は最後に「議会や議員の活動は市民からもっと評価されるように努力が必要です。議会の仕事がもっともっと市民に知られ、我々のためにいいことやってくれているなと感心される議会へと改革を続けていかなければなりませんね。」と・・・。私も「なるほど」と引き込まれながら読み通し、問題は市議会議員のやる気ではと受け止めました。

さて糸魚川市の先生方はこの研修をどう受け止めたのでしょうか。各議員のfbやブログで知る余地もない“情報の過疎地”で、市民から「精神眠っているような市議会」と言われないように取り組んでほしいものです。