日刊「NOCUSる」

たとえば5年後、あなたは何を食べている? それは、どこで誰が作る?

北帰行・幕引き

2010-04-02 | ひと
No.3516
とお届けしてきた「北帰行」シリーズですが、
いいかげんアホくさいので、これで最終回とします。

> この体つきで何も食べていないと思うかあさはかな

なんてコメントをいただいたりもしてるんだけど、
「むくんでいて、腹水もたまっているんじゃないか」
と、母ちゃんは本気で心配していたようでした(^^;
上の写真が、
喘息とパニック障害を抱え、天涯孤独の和田武くん。
3年前に大阪に出たものの、持病を理由に解雇され、
あいりん地区などでホームレスとして暮らした後、
名古屋、東京へと日雇いで稼ぎながらわたってきて、
さらに1ヶ月かかって北上し、前夜は高萩駅で野宿。
ここ3日は食事もしてなくて、、、あとなんだっけ・・・
そうそう、
駅の水道を飲むことだけが頼りだったなんていうから、
ペットボトル入りのお茶を何本も持たせようとしたら、
「荷物が重いから2本くらいで」と断られちゃったり。
車で送る途中の通りがかり、田んぼが広がるところで、
「故郷の稚内とそっくりの風景だ」なんても言ってた。
稚内に水田はないだろうとつっこまれてアセったかい?
騙るなら、行ったことのある場所にしたほうが・・・(以下略)
ちなみに、
あのとき磯原の駅で調べてもらったとおり、稚内までは、
特急料金など別で、運賃が1万8千数百円かかるらしい。
それなのに、今回、まんまと詐取できたものといえば、
払い戻しても1万円ぽっきりの切符と、現金1万数千円。
共産党はカモとしてだましやすいかったかもしれないけど、
稚内まで行く芝居の「お代」としては、効率が低すぎね?
それでも、
うちとしては手もとの有り金はたいた結果なんだけどね。

で、
このホームレスくんの親友で、到着しました!以降、
こちらからのメールに全く返信がなくなっちゃった、
難聴なので部屋には電話もないという小島純くんに
送ったメールが、下記。(これで最後にする予定)
きのう和田さんから電話をもらいましたが、まだ「稚内から」ということにしてるんですね。それでは、前のメールでもうかがいましたが、どんなふうに列車を乗り継いだのか、ぜひご教授くださいませ。
パニックや喘息の発作が心配なので特急列車には乗れないとのことでした。だから、基本的に普通列車しか乗れないフリー切符をあずけたんだし、ご本人も「ふつうに乗り継いできました」とのこと。15時30分ごろ福島県いわき駅を出たんだけど、それから仙台を経由して青森まで乗り換えは何回で、何時間くらいかかりましたか?
せっかく新しいのを買ってあげたんだから、時刻表を広げてくれればよかったのに。そしたら、もう少しばれない日付・時間で「到着しました!」のメールを送ることができたはずです。 
小島さんの住所は、ノサップ岬の近くでしたっけ。テンホク地方の日本共産党の事務所に連絡して、保険手続きとかの支援をお願いしたいと思います。(太字は稚内出身だという和田くん談=勉強不足)
稚内市恵比寿3丁目1番地の何号でしょうか。私どもが4月半ばに渡道する件は本当です。訪ねたいので詳しい住所をお知らせください。
そういえば、稚内に生まれ、3年前まで暮らしていたはずの人が、コインランドリーが稚内にはないなんて言い切っていましたっけ。旅行者の私ですら、3年前、けっして新しくはないコインランドリーをすぐに見つけて利用したことは車中でお話ししたとおりです。
なお、18歳までしか北海道にはいなかったうちのカミさんですが、いまだ少し北海道弁が残っています。また、むかし京都に住んで2年目だかに帰省した弟ですら、関西弁に変わっていました。和田さんの言葉は、そのどちらでもないですね。どこで身につけた言葉ですか?
とか、つっこみだしたらキリがありません。納得できるように返答いただけますか?
「ブログを見た」と電話では言ってましたね。では、この後の当方の行動はおわかりかと存じます。
まずは、和田さんの顔写真(もちろん目線なし)を添えて、関東や福島の議員はじめアドレスのわかる共産党関係者に今回の顛末を伝えるメールを送ります。それを次に全国にひろげ、さらにメールのない関係者をふくめて、組織的に情報を共有することにします。ここまでは、ただちに作業する予定です。
そのあと、ユーチューブやらニコ動ほか、一般のインターネットで、顔写真とともに広く「要注意」情報を広げていきたいと思います。こちらは、あまり楽しい作業ではありませんので、振り込みが確認できたところでストップします。
余談。
和田さんの事情を聞いて、うちのカミさんは、本当に心を痛め、その健康と行く末を案じていました。心強い友人がいる故郷に無事到着したというメールを見て、涙して喜んでもいました。そんな甘ちゃんの市会議員を、あざ笑いますか?
人の善意を悪用する行為には憤りを覚えますが、そんなふうに青年を歪めてしまった家庭環境や社会があったはずで、ある意味では、和田さんもその被害者の一人なのでしょう。
人の怒りや悲しみや苦しみを踏みつけ再生産するのでなく、一日も早く、人の喜びの中で生きていく幸せを知ってほしいと願わずにいられません。
追伸。
どうせ次の被害者から詐取するのだったら、
今回のお金は返してくれなくていい、などと、
わが甘チャンの市会議員は申しております。
さらに、
すでに兄貴分にまきあげられてしまっていて、
手もとに現金など残っていないかもしれないし、
「顔写真を撮られるなんてヘマしやがって」と
ひどい目にあわされてなければいいんだけど、
などと案じてもおります。どこまでも大甘です。

でもなぁ、人は憎まなくても、罪は憎むしかないべよ。
放っといたら味をしめて、いつまでもつづけるだろうし。
若いときに放蕩をして自業自得とはいえ、身内からも
疎まれる老後を迎えている人を見たりしてるとねぇ・・・。

それにしても、
人をだまして金儲けして本当に幸せを感じられるの?
ってのは、小沢某さんやら、その手下のエライさんやら、
談合ダムの関係者その他にも聞いてみたいことだけど。