気が重いよ…伊那篇

落ちるところまで落ちた男の日記

餓死

2012-02-22 19:06:10 | 日記
最近のニュースで多いのが、餓死とか衰弱死。
今日も夕方のニュースで特集していました。

埼玉県の親子3人が餓死というのは、衝撃的でしたね。
住民登録もされていないので、いまだに身元不明だとか。
3人の所持金は1円玉が数枚のみ。
電気もガスも止められ、水だけを飲んで、生き延びていたみたいですね。
誰かから聞いた話ですが、水道だけは最後の最後まで止めないらしいです。
(あっ、VanaHの社長が言っていたんだ…)
今回もそうですが、水は最後の砦。
水が飲めなくなったら、人間死ぬしかありません。

札幌の40代姉妹2人の死も悲惨でした。
お姉さんが、脳疾患で自宅マンションで急死。
知的障害のある妹さんは、その後凍死ですよ。
お姉さんは、妹の介護をしながら、体調不良(脳疾患)にもかかわらず、必死に職探しをしていましたが、なかなか見つからなかったようです。
区役所で窮状を訴えたものの、生活保護の申請は結局しませんでした。
家賃も滞り、ガスも止められたそうです。
障害のある妹さんは、暖房無しの寒い部屋で凍死してしまったのです。
お姉さんの携帯電話には「111」の数字が残っていました。
恐らく、妹さんが亡くなったお姉さんの携帯電話を使って、警察か消防に助けを求めようとしたのでしょうね。
悲しすぎます。

今の日本、貧富の差が激し過ぎます。
収入0という方、全国にたくさんいますよ。
行政に相談に行ったら、「書類を揃えて持ってこい!」で門前払いではなく、親身に相談に乗ってあげて、生活保護を即実行出来るような体制づくりが必要ではないでしょうか…。
ガスや電気も、滞納者に対してマニュアル通りに止めたら、今後も凍死者・熱射病での死者が続発しますよ。
なんだか、今の日本、弱者に対して国も地方も民間も、関心が無さ過ぎだ。

コメント (2)
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