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教団への“積年の恨み”つづった山上容疑者の手紙。なぜかニュースサイトから手紙全文の画像が一斉削除

2022-07-18 16:33:28 | 国政、県政

(テレ朝「サンデーステーション」の報道より)

教団への“積年の恨み”つづった手紙…山上容疑者が事件前日に?元総理“銃撃”を示唆

教団への“積年の恨み”つづった手紙…山上容疑者が事件前日に?元総理“銃撃”を示唆

教団への“積年の恨み”つづった手紙…山上容疑者が事件前日に?元総理“銃撃”を示唆

安倍元総理が銃撃された事件で、新たに、山上容疑者が書いたとみられる手紙が見つかりました。手紙には、安倍氏の殺害をほのめかす内容や旧統一教会に対する恨みが綴られて...

テレ朝news

 

安倍元総理が銃撃された事件で、新たに、山上容疑者が書いたとみられる手紙が見つかりました。
手紙には、安倍氏の殺害をほのめかす内容や旧統一教会に対する恨みが綴られていました。

▽安倍元総理殺害を“示唆”する手紙か
「私と統一教会の因縁は約30年前に遡ります。母の入信から億を超える金銭の浪費、家庭崩壊、破産…この経過と共に私の10代は過ぎ去りました」
統一教会、現在の世界平和統一家庭連合との因縁が、生い立ちと共に綴られた、一通の手紙。
安倍元総理が殺害された事件で逮捕された、山上徹也容疑者とみられる人物が、ある男性に送ったものです。
「世界中の金と女は本来全て自分のものだと疑わず、その現実化に手段も結果も問わない自称現人神(あらひとがみ)」


そこには、旧統一教会に対する、積年の恨みが綴られていました。
「私はそのような人間、それを現実に神と崇める集団、それが存在する社会、それらを『人類の恥』と書きましたが、いまもそれは変わりません」
消印は、事件前日の7月7日。手紙は、この日に岡山市内から投函されたものでした。

この日、安倍元総理は、岡山市で候補者の応援演説を行っていました。
供述によると山上容疑者は、演説会場を訪れたものの、襲撃を断念。 手紙はその時に投函されたとみられています。
さらにそこには、安倍元総理の殺害に至った複雑な胸の内も書かれていました。
「苦々しくは思っていましたが、安倍は本来の敵ではないのです。あくまでも現実世界で最も影響力のある統一教会シンパの一人に過ぎません。

(中略)安倍の死がもたらす政治的意味、結果、最早それを考える余裕は私にはありません」
山上容疑者を追い詰めたものは、何だったのでしょうか?

ニュースサイトから手紙全文が一斉削除される、という異様な事態に「なぜ?」という声

 この手紙について、手紙全文を公開した共同通信は数時間後に手紙全文の掲載を削除。他のニュースサイトまでもが手紙の全文掲載を軒並み削除する、という異様な事態に。

 「なぜ?」「政治圧力?」という疑問の声があがっています。

(自民党と旧統一教会との関係の深さがわかるリスト)

(旧統一教会教祖文鮮明氏が日本で創設した「勝共連合」の機関紙「思想新聞」に載った、勝共推進議員名簿)

(デイリー新潮の記事より)

山上容疑者、父の自殺の真相 母がハマった“怪しい団体”と凄絶ネグレクト

「よく怒鳴り声が聞こえる家やったんですよ」
 徹也の父親は、大阪市内でもトップクラスの進学校、府立天王寺高校の出身である。卒業後、京都大学工学部に進学し、土木を専攻。大学を1970年に卒業すると、大手建設関連会社などに勤め、大阪や千葉などを転々としながら、70年代末に奈良に本社を置く建設会社に入社する。それと前後し、徹也の父は妻となる女性と籍を入れるのだが、彼女は建設会社の社長の娘であった。
 実はこの社長、すなわち徹也の母方の祖父も父とは別の大阪府内の大学の土木科を卒業していた。そして、63年に建設会社を設立。徹也の父は入社後、ヒラ社員から工事部長を経て、最終的に取締役にまで出世している。
 70年代末から80年代前半にかけて、夫妻は徹也本人とその兄と妹を含む3人の子をもうけた。当時、家族が居を構えていたのが東大阪市内の木造2階建ての一軒家。母方の祖父が所有する25坪ほどの土地に建てられた、小さくしかしどこか不気味な家だった。

父の飛び降り自殺

 しかし、と先の知人が裏事情を教えてくれる。

「旦那さんの勤め先は奥さんのお父さんが経営している建設会社でしたね。でも、奥さんが相当宗教に入れ込んでしまったみたいで、旦那さんはノイローゼやったようです。最後は近くのマンションから飛び降りて自殺しはってね、それは近隣で話題になりましたわ。それから1年と経たず、一家は引っ越していかれました」

 自殺した場所は当時の自宅から歩いて5分ほどの距離にある79年築の12階建てのマンションだった。周囲では一際高い建築物だったため、度々飛び降りがあったという。

 父を亡くした一家が身を寄せるのが、奈良市内にあった祖父が住む一軒家だった。

 すでに祖母は他界しており、ほどなく、母は父に代わり同社の取締役に就任。経理を担当するように。彼女が以前にもまして宗教にのめり込むようになるのは、これ以降のことだった。

 学業も優秀で高校は県内でも有数の進学校へ。応援団と文芸部に所属し、生活での苦労を周囲に吐露することもなかったようだ。

 しかし、98年、徹也が高校3年生の秋に突然、祖父が亡くなると生活は暗転する。奈良市内に祖父が所有していた二つの土地(計約360平方メートル)が徹也の母に相続されるのだが、時を置かずして母により売却されてしまうのである。一つは翌年の3月に、さらに同年6月にもう一つの土地が。そして、一家は同じ市内の賃貸マンションへと引っ越すことになる。

 先の伯父が言う。

「徹也の父親が亡くなった時に生命保険が5千万円も下りました。加えて、自宅なんかも売却し、それらすべてを統一教会に寄付したんですわ。額は億は超えますわな。しかも、そうした金は1回のお布施だけで数千万円単位で吸い取られていたんです」

自衛隊任期中の2005年に自殺未遂

 母が破産した年、伯父から経済的支援を受け、専門学校を出た徹也は任期自衛官として海上自衛隊に入隊する。しかし、ここでも“事件”は起きた。

「任期中の05年に自殺未遂を起こしているのです。一命は取り留めたものの、防衛庁が運営する自衛隊病院に入院しました。自殺を図ったきっかけは統一教会だった。母親のことで相当悩んでおり、結局、このことがきっかけで退官してしまうのです」(防衛省関係者)

 退官後は、測量会社や派遣社員としてリフト作業に従事するなど職を転々。その間、徹也と親族間の交流は少なからずあったようだが、さらなる家族の断絶を招いたのが兄の死だった。今から7年ほど前、病を苦に自殺してしまうのだ。まさに不幸の連鎖である。

 山上家の親族が重い口を開く。

「葬儀の時、てっちゃんは“何で兄ちゃん死んだんや”“アホやなあ、生きてたらええことあるのに”と言っていたので、この子は大丈夫やと思ったんです。だけど、寡黙だったのがその後ますます話さなくなり、飲みにでも誘おうと思い電話しても出てくれない。ここ数年、彼は妹とも必要最小限のことしか連絡していなかったようです」

 この間、徹也が胸の内でたぎらせていたのは、統一教会、そして安倍元総理への憎しみだった。

(追記)

削除された手紙全文、公開しているニュースサイトもあるようです。

山上容疑者の手紙[全文]・書き込み = 安倍元首相銃撃 | The HEADLINE

この投稿を読んだ市民の方から以下のコメントを頂きました

山上容疑者の境遇はあまりに悲惨だ。 

安倍元首相がこの宗教と信条を同じくし、布教を野放しにし、広告塔になっていたことは事実だ。
岸田首相は、国葬にするという。国葬は1947年に日本国憲法ができてから、失効したから、法的根拠はない。
首相は、内閣設置法が法的根拠だと言ってる(産経新聞)が、内閣設置法は国の儀式の所管事務を掌るだけで、そもそも国葬は「国の儀式」と認められていない。

国葬は、宗教的側面が強く、憲法20条の信教の自由とは折り合わず、国民に弔意と、安倍氏の政治的評価を強制するものとなる。費用は全額、国民負担となる。

山上容疑者は、安倍さんの政治的信条に対するテロではなく、統一教会を糾弾するために広告塔としての安倍さんの殺害を計画したと供述している。供述は一貫している。

容疑者の悲惨を知れば知るほど、たとえ法的根拠のない国葬を強行しても、国民は素直に安倍氏を悼むことはできなくなる。 国葬をやって、かえって死者を貶めることになるということに、気づかないのだろうか。

統一教会がこのままではいいとは思えない。
国葬は、議会が始まってから、国会で議論してからでも遅くない。
報道は、ネットで出回っている事実を隠しても、抑えられるものではない。 今はネットの方が、事実を知ることができる。

信教の自由や報道の自由は、現憲法では保障されている。安倍さんが、戦後レジームからの脱却を掲げ、現憲法を敵対視し、憲法を戦前の憲法に戻そうとやっきになっていたとしても、日本は法治国家。政権は法を守らなければならない。

それが民主主義国家。 安倍さんの国葬が民主主義を守るために必要というのは、チンプンカンプンだね。

 

 

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Narashino Geography 91   深刻な「海洋の温暖化」

2022-07-18 15:54:55 | 地理学

深刻な「海洋の温暖化」

 

海面温度の上昇や黒潮の蛇行、偏西風の異常で異常気象。海水温の上昇は水深500メートルの深海にまで及んでいる

日本近海の海水面温度が上昇して、台風が勢力を維持したまま日本に近づいたり、日本近海で台風が発生する時代となっています。天気予報などでは海面温度の上昇や黒潮の蛇行、偏西風の異常などがよく報じられますが、実は海水温の上昇は、水深500㍍ほどの深海にまで及んできています。

海面温度の上昇

黒潮の蛇行

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異常気象はほぼ偏西風ジェット気流の蛇行が原因で発生する | 中村尚 | テンミニッツTV

異常気象はほぼ偏西風ジェット気流の蛇行が原因で発生する | 中村尚 | テンミニッツTV

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海水の貯熱量はものすごい。地球の温暖化で海流が停止、という最悪のシナリオ

海水に蓄えられる貯熱量は莫大で約43×10の22乗ジュール以上と言われています。

注:宇宙全体にある星の数は10の22乗個だそうですので、リンゴを1m持ち上げる仕事量に宇宙全体の星の数だけかけた、(と言ってもピンときませんが、とにかくものすごい)貯熱量だ、ということです(笑)

海洋の表面温度がわずかに変化するだけで、気候などに大きな影響を与えています。それでは、深海の温暖化はどのような現象を引き起こすでしょうか。最悪のシナリオは地球の熱収支のバランスを保っている海流の停止です。

北極の氷が溶け、海流循環システムが停止するおそれがある、とのシミュレーション結果

北極・南極と赤道付近の寒暖差は、海流によって緩和され、地球の環境が保たれている

地球に届く太陽エネルギーは極地方で少なく赤道付近で大きくなります。この寒暖差は海流現象によって緩和され、地球の環境が一定に保たれています。この海流の原動力となるのが、極地方で海水が冷やされることです。極地方で冷やされた表層海水は重くなるので深海へと徐々に沈みこんでいきます。そして、水平方向と垂直方向に移動しながら、地球規模の海洋大循環を形成しています。およそ2000年かけて循環する大移動です。

(地球の表面に渦巻く海の循環)

海流が停止すれば、生物は大絶滅

北極や南極が温暖化すると、この海洋大循環のエンジンが弱くなり、地球の熱収支のバランスが大きく崩れます。ですから、海流が停止すれば地球環境が崩壊し、生物の大量絶滅をもたらす可能性があります。

海水中の酸素が減り、魚が窒息する「海洋無酸素事変」

特に海洋水の垂直方向の循環がとまると海水中の酸素濃度が減少し、「海洋無酸素事変」と呼ばれる生物の大絶滅が起こります。 海洋無酸素事変の原因は複合的ですが、火山噴火や温暖化などが関連して、海洋循環が停止すると起こるといわれています。

海洋無酸素事変は過去に5回起きていて、現在は6回目の事態が進んでいるのではないかと言われています。

かつて、海流が停止した2億1000万年前(PT境界)の古生代末には地球生命の90%以上が絶滅(海洋無酸素事変)しました。

極地方の温暖化で海洋大循環のエンジンが弱まっている。地球環境の崩壊につながる

現在極地方の温暖化は、地球平均の温暖化以上に進んでいて海洋大循環のエンジンが弱まっていると言えます。結末は10000年後、100000年後に明らかになるのかもしれませんが、人類の活動がかかわっているため、かつての海洋無酸素事変のようなペースより、急速に進む可能性が危惧されます。海洋温暖化は短期的には異常気象や漁獲量の減少などに表れますが、長期的には地球環境の崩壊につながる大事件でもあるわけです。(近)

(編集部より)

こちらの記事もご参照ください。

Narashino Geography ⑰ 世界の気候環境 - 住みたい習志野

 

 

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