(読者の方からの投稿です)
文化ホール、結論ありき(JR南口で建て直し)で、何を言われても「聞く耳持たず」?
文化ホール基本構想が確定したようです。
https://www.city.narashino.lg.jp/joho/mayor/houdou_ririsu/r4_narashino_riri-su.files/bunkaho-rukihonkousou.pdf
なお、パブリックコメントに対する市の見解は次のとおりでした。
https://www.city.narashino.lg.jp/joho/matidukurisanka/public_comment/r4/narashino-city_bunkahall_pubcom.files/ikenn-kaitou.pdf
結論ありき、何を言われても聞く耳持たず、ということですね。単なるアリバイ作りでした。
「パブリックコメントをいちいち検討なんかしていられない」?!(議事録のビックリ発言)
第4回委員会の議事録も出ています。
https://www.city.narashino.lg.jp/joho/keikaku/shingikai/seisakukeiei/narabunkentou/narashino-city_bunkahall_kaigi1.files/bunkahall-gijiroku4.pdf
某委員:基本構想を振り返らなければいけないようなコメントは、本当にないか。
委員長:パブリックコメントというのを、例えば一つ反対意見が出ると、それをまた一つずつ審議するというわけにはいかないと思われる。
などと、ビックリするようなパブコメ軽視発言も記録されています。パブリックコメントを投じた方たちはぜひ味読していただきたいですね。委員も「基本構想を見直せ、というコメントが本当にないか」を委員長に質問するんじゃなく、自分の眼で「本当にないか」確認すべきでしょうね。
不動産業界、建設業界がすべてを決めてしまう習志野市
例によって、業界紙「日刊建設新聞」7月15日号に速報が出ています。不動産業界、建設業界がすべてを決めてしまう習志野市。報道も「市民よりまず業界に」という姿勢、いっこうに改まりません。
候補地は駅前優先 文化ホールの基本構想(習志野市)
(7月16日東京新聞の記事より)
習志野市の文化ホール再整備 移転せず現在地で パイプオルガン再設置 基本構想に明記なし:東京新聞 TOKYO Web
「音楽のまち」を掲げる千葉県習志野市のシンボル施設「習志野文化ホール」の再整備計画で、市は現在地での「再建設を優先」と決め、策定した基...
東京新聞 TOKYO Web
「音楽のまち」を掲げる千葉県習志野市のシンボル施設「習志野文化ホール」の再整備計画で、市は現在地での「再建設を優先」と決め、策定した基本構想を十四日、ホームページ(HP)で公開した。JR津田沼駅南口の現在地での再建設と、旧市庁舎跡地への移転の二案でパブリックコメント(意見公募)などを行っており、現在地での建て替え方針を打ち出した。公共施設では数少ないパイプオルガンを再び設置するかどうかについては、「財源確保が最大かつ困難な課題」としている。(保母哲)
習志野文化ホールは、商業施設「モリシア津田沼」に併設され、座席数は約千五百。一九七八年に完成した。土地は民間事業者が所有し、市は借地権と土地使用借権、建物の区分所有権を持っている。
施設の老朽化などが指摘される中、民間事業者は駅南口一帯での再開発を決定。建物を二〇二五年四月以降に解体する予定と市に伝えたことから、文化ホールの再整備計画が持ち上がっていた。ホールは現在、来年四月以降の予約受け付けを停止している。
このため市は、現在地での再建設か移転新築かの意見を募るパブリックコメントを今年四〜五月に行い、HPにそれぞれの長短所や経緯を紹介。庁内での検討などを経て「再建設基本構想」を策定した。
同構想では、新しいホールも「(JR駅南口という)市の表玄関に立地することで、文教都市と『音楽のまち』の象徴」になるなどとして、現在地での再整備を打ち出した。また、「音の響きを重視した多目的ホール」とし、座席数は千二百〜千五百規模にするとともに、事業費の圧縮に努めるとした。
パイプオルガンの再配置を巡っては、約一億五千万円が必要になるとの見込みから、パブリックコメントでは見解が割れた。このため基本構想では、ホールの再建設で再び設置するかどうかは明記せず、再設置する場合は費用を募るクラウドファンディングも検討するとした。
市は現在地でのホール再建設に向け、本年度中に基本計画を策定し、続いて基本設計、実施設計を行うことにしている。
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