住みたい習志野

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市川の虚偽登記事件で有罪判決。習志野市の「資源回収協同組合」問題は?

2021-10-02 22:39:15 | 市長

(以前、以下の投稿をして頂いたブログ読者の方から「市川市長後援会関係者に有罪判決」に関連して、再度投稿を頂きました)

市川市長私設秘書逮捕問題と習志野市(読者投稿) - 住みたい習志野

(市川市長私設秘書逮捕の問題について、ブログ読者の方に、法律の観点から解説をしていただきました)「公正証書原本不実記載罪」とは市川市長の私設...

市川市長私設秘書逮捕問題と習志野市(読者投稿) - 住みたい習志野

 

市川の虚偽登記事件で有罪判決。習志野市の「資源回収協同組合の事務所が置き物のボックスだった」件はどうなる?

 虚偽登記の会社役員 地裁が猶予付き判決
  資本金の払い込みがあったとする虚偽の証明書を提出し、会社の設立登記を申請したなどとして、電磁的公正証書原本不実記録・同供用の罪に問われた、八千代市の会社役員、押切裕雄被告(51)に千葉地裁は1日、懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。
  判決理由で岡部豪裁判長は「資本金は会社の信用性に関する基本的な情報で(犯行は)登記制度を揺るがしかねないものだった」と非難した一方、反省の弁を述べていることなどから、執行猶予を付けた。
  判決によると、平成31年3月と今年2月、県内や都内の法務局で、実際には資本金の払い込みがないにもかかわらず、払い込みがあったとする虚偽の証明書を提出して2つの会社の設立登記申請をし、登記させるなどした。
 事件では県警が関係先として市川市の村越祐民市長の後援会事務所を家宅捜索していた。
(以上、10月2日産経新聞千葉版より)

登記官をだまして登記させたのに、「登記簿に記入したから問題はない」という抗弁は成り立たない
 偽造した証明書で登記官を欺いておきながら、「登記官が申請を受理して慎重に審査し、登記簿に記入したのだから、申請書に問題はなかったのだ」などという抗弁は成り立たないということですね。
 
  なおこの事件、私は、いずれ司法書士が捕まるだろうと思っていましたが、結局司法書士の関与はなかったようですね。押切という男がネットでも見ながら、単独でやったのでしょう。司法書士とか行政書士なんて、市民と官庁の間に介在して無駄な金をせびる悪い奴だ、今どき字が書けない人などいないのに代書屋など不要だ、などという人がいます。実際、習志野市役所の周辺には、他の市役所なら見かける代書屋長屋が一軒もありません。しかし、こういう事件が起ってみれば、これら専門家が関与しているからこそ登記簿の真正も確保されているのであって、登記官の審査だけで登記制度が成り立っているわけではないことがわかります。弁護士はエラいけれども代書屋はクソだ、などという誤った偏見は改めてもらいたいものです。

逮捕は大きな記事になっても有罪判決はベタ記事。容疑者に過ぎないのに犯人扱いし、無罪になってもお詫びの記事を書かない日韓のメディア

 この判決、産経の他朝日、毎日、東京、千葉日報などでも報じられましたが、逮捕の時ほど大きな記事にはなっていません。ほとんどベタ記事です。

  日本の新聞は容疑者逮捕となるとデカデカと報じます。しかし逮捕は、刑罰でも何でもなくて、捜査の手法の一つに過ぎません。逮捕したが検察で不起訴ということもあるし、起訴したが裁判所で無罪ということもある。それなのに各テレビ局は逮捕の時点で、何とか容疑者の顔を撮ってやろうと、巨大な望遠レンズを使って警察車両の後部座席にいる容疑者の顔を狙う。お茶の間も「ああ、悪そうな奴だね」と勝手に有罪にしてしまう。よもや警察に誤認逮捕などない。有罪率100%だ、という信仰があるわけですね。
 当ブログでも冤罪のことが度々話題になりますが、冤罪でしたというときに、わが紙、わがテレビ局は当時、この事件をこう伝えていました。今となっては誤りでした、というお詫びをさっぱり見かけない。「今、容疑者が出てきました。容疑者逮捕です、容疑者逮捕です!」とにぎにぎしく流してしまって、後で無罪でしたというとき、各新聞社、テレビ局はどうすべきなのか、という議論も真剣に考えてもらいたいものです。
 韓国などは逮捕すると、わざわざ報道陣の前にひきずり出して、顔を撮影させたりするようですね。さらし者です。カルロス・ゴーンが「日本の刑事捜査は人権蹂躙だ」と騒ぎましたが、逮捕すなわち犯人、100%有罪に決っていると思い込んでしまうあたり、日本や韓国は確かに欧米標準に比べると変なところがありますね。

資源回収協同組合の「主たる事務所」が「置き物のボックス」だというのは、登記制度を揺るがす問題

 ところで習志野市資源回収協組の場合、「主たる事務所」がどこにあるのかは証明書すら求められません。定款に反しない範囲で理事長が「ここだ」と言えば、それを信用して登記する、ということになっています。しかし法人が何という名称でどこに主たる事務所があるのかは、これまた法人の信用性に関する基本的な情報(というよりも、法人が実在するかどうかに関わる一丁目一番地)で、それが「置き物のボックス」だというのは、当然登記制度を揺るがし、踏みにじっている話ですね。


  市川の事件は、登記というものを安易に考えているととんでもない、という一例でした。

 

 

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他人の結婚に口を出すな(眞子さん騒動について、あるブログから)

2021-10-02 21:18:17 | 市民の声

眞子さんの結婚問題、日本中が「小姑(こじゅうと)」になってああでもない、こうでもない、と大騒ぎしています。この問題にドンピシャの、こんなブログの記事があります。

あらかんスクラップブック (ameblo.jp)

この投稿、以下の通り転載させていただきます。なお、ブログの管理者「あらかん」さんのご了解を得て、当ブログ編集部で一部画像を入れ替え、小見出しをつけさせていただきました。本文にも「あらかん」さんから一部追加がありました。ご了承ください。

他人の結婚に口を出すな

どうして世間はおめでとうと言ってあげない?

10月1日、宮内庁は、秋篠宮家の長女眞子さんと小室圭さんが、今月26日に結婚すると発表した。大学時代に知り合ってから9年、婚約内定から3年。長い間、愛を貫いたとも言える。自由に会うことを許されず、ロミオとジュリエットみたいじゃないか、どうして世間はおめでとうと言ってあげない。

皇室生まれの人は名字はなくて、戸籍の代わりに皇統譜に名前だけが記録される。女性皇族が結婚したら、皇統譜から除かれて、夫の戸籍に入る。今月26日に「小室眞子」さんという一般人になるわけだけど、小室さんが母親の借金問題やその後の対応などで、この結婚は祝福ムードじゃない。

なんで他人の結婚に口を出す?

9月1日~3日の「女性自身」のアンケートでは、

結婚に賛成10.4% どちらかというと賛成19.9%

     反対42.7% どちらかというと反対27.1%

賛成派が3割、反対派が7割で、風当たりは強い。去年11月に父親の秋篠宮が会見で「結婚を認める」と発言した時も、バッシングが強かった。なんで他人の結婚に口をだすかな?

年金もないのに「国民に支持されない相手」だと、一時金もなし、親からの仕送りも認められない

国民の理解が得られない結婚のせいか、皇室を離脱するときの一時金(1億5千万ともいわれている)の受け取りを拒否し、儀式は一切行わないという。26日に2人そろって記者会見だけやって、皇室を去る。

女性皇族の結婚は、一生、食うに困らない相手を選ぶという前提で成立しているあやうい制度。

もし、離婚したら出戻りはゆるされず、親からの仕送りは、皇室費からの支出として認められていない。一時金は手切れ金みたいなもの。法律で支給されると決まっているのだから、国家が払うのは義務。本人希望であろうと無支給はありえない。こんな前例を許したら、女性皇族は結婚の自由も離婚の自由もない。人権問題。

本来は公務という職業に就いていたのだから、皇籍離脱した時点で、一般国民と同じ国民年金、雇用保険制度には加入していたとみなされて、国民並みの生活保障をすべき。

眞子さんは国民に支持される結婚相手なら、一時金を受け取っただろう。一時金は、「皇室から離れても品位を保ってください」と国家が払うもの。まあ、退職金か慰労金みたいなもので、これまで国民年金も収めてないし、これから一般人との生活を維持していかねばならない。離婚したら皇族に戻れない。国民に支持されない相手だから受け取らないというのを認めるのは、一時金制度の運用としておかしいと宮内庁も主張すべきである。

象徴とか国民統合とかわけのわからないアイコンを押しつけられて、人間らしく生きられない。こんな制度はおかしい

皇室といえど、一人の生身の人間。公務以外に就職するし、結婚するし、子どもを産んで親になる。象徴とか国民を統合するとか、わけのわからないアイコンを押しつけられて、しかも、国民の支持がないと何もできないというのは、制度としておかしい。いいことは食いっぱぐれがないことだけだ。

人の不幸を望むのがそんなに楽しい?

結婚に反対するミーちゃんハーちゃんも、「税金で食ってるくせに」なんて品のないことを言うんじゃない。他人の生き方に口出しして、不幸になったら、そんなに楽しいか?

「税金で食ってるくせに」は、国会も開かない与党の国会議員に言え

まず、税金で食っていても国会も開かない何百人もの与党の議員に、言えよ。

小姑気取りのバッシング、どうにかしている

妹の佳子さんが、肩出しファッションをしてたとか、コンパで酔っぱらっていたとか、小姑気取りでバッシングするのも、どうにかしている。

日本の皇室のプリンセスは不機嫌な顔もできず、好きな人と結婚もできない。自由がないから、みんなメンタルをやられる

自分が日本の皇室でプリンセスをやってみることを考えてみたらどうか? 不機嫌な顔ひとつできないではないか? お友だちも選べず、好きな人とは結婚できないし、日常生活だっていろいろ不自由だろう。

一般人から皇室に入った美智子さんは失語症、雅子さんは長期の適応障害を患った。皇室は伝統的な家族観そのものの体現を求められる。男より優れていてはいけないのである。

それに、眞子さんも複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)だと宮内庁が明らかにした。自分自身と家族、結婚相手と家族などの誹謗中傷が長期に繰り返されて、人間としての尊厳が踏みにじられていると感じられるようになったという。宮内庁は結婚に対する人気回復ねらいで同情を引くために発表したのかもしれないが、メディアの過熱ぶりは明らかに、眞子さんや小室さんの自由、プライバシーを侵害している。

「女系天皇に反対」する岸田、高市両氏のもとで皇室制度もいよいよ危機に?

ともあれ、眞子さんが離脱して、皇室人数は17人になる。女性皇族がこれからもどんどん結婚で離脱し、女系天皇を認めなければ、皇室制度も危ういのだが、岸田新総裁は、女系天皇に反対だ。党の政策責任者である高市政調会長はもとより女系天皇には大反対の立場。

7月に菅内閣で開かれた有識者会議では、安定的な皇位継承に対して、①女性皇族が結婚後も皇室に残る ②皇族の養子縁組を可能にして、旧宮家の男系男子の皇籍復帰させるという、2案に絞った。

眞子さん、女性皇族の人権を踏みにじる日本には住まない方がいい

天皇の「血筋」の陰で、反論できないことをいいことに、多くの女性皇族の人権が踏みにじられている。眞子さんは、こんな日本には住まないで、自由に羽ばたいてください。

ポニーテール、ちょんまげみたい

小室さんのポニーテールはいいね。ちょんまげみたい。

アヒル口(ぐち)、ニューヨークにはお似合い

眞子さんのアヒル口は、ニューヨークにはお似合いです。言いたいことをいっぱいおしゃべりして、元気で末永くお幸せに…。

王妃、王女のカジュアルファッション。女性にも王位継承が認められている国ばかり

最後に、王妃、王女のカジュアルファッション。 女性にも王位継承権が認められている国ばかり。

レティシア王妃(スペイン)

ダイアナ王妃(イギリス)

レオノール王女(スペイン)

エリザベス女王

カロリーヌ(モナコ)

キャサリン妃(イギリス)

おまけ➡チャールズ(イギリス)

(編集部より)

こんな東スポの記事があります。

小室圭さん巡り大激論! 今田耕司「何とも思わん」に読売テレビ解説委員「ここは日本」 – 東京スポーツ新聞社

「ここは日本。だから小室さんのポニーテールに文句をつける」と「小姑(こじゅうと)根性丸出し」の読売テレビ解説委員に「ニューヨークってそういう所。何とも思わん」と見事な返しをする今田耕司さん。今田さん、見直しました。

(こちらは日刊ゲンダイの記事)

小室圭さんと眞子さまは“四面楚歌”打破し結婚を貫徹 それを祝福せず批判する世論の異常|皇室のトリビア

 

 

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