(7月13日NHKニュースより)
落下の“火球”千葉で発見 「習志野隕石」として登録申請へ
今月2日、広い範囲で目撃された「火球」が燃え尽きずに地表に落下し、隕石(いんせき)として千葉県習志野市で見つかりました。
今月2日午前2時半すぎ、流れ星の中でも特に強く光る「火球」が関東などの広い範囲の上空で目撃されましたが、この火球が燃え尽きずに隕石として地表に落下したものが、千葉県習志野市で見つかりました。
習志野市のマンションの住民が「火球」が目撃された時間帯に「ガーン」という音を聞き、玄関前と庭で1つずつ石を見つけ、近くの博物館に連絡したということです。
分析した国立科学博物館によりますと、石は重さは63グラムと70グラムで、表面が黒く溶けたような所があり、宇宙からきたことを示す放射線が観測されたことから、隕石であることが分かりました。
2つの隕石は、もともとは直径がおよそ6センチほどの1つの塊だったものが2つに割れたとみられ、国立科学博物館は「習志野隕石」として、国際学会に登録を申請するということです。
隕石を分析した国立科学博物館の米田成一理化学グループ長は「火球の映像から地球に落下するまでの軌道が推定され、隕石の元となる小惑星の候補も分かっている世界的にも珍しいケースだ。小惑星を研究するうえで貴重な試料になる」と話しています。
落下の“火球”千葉で発見 「習志野隕石」として登録申請へ | NHKニュース
【NHK】今月2日、広い範囲で目撃された「火球」が燃え尽きずに地表に落下し、隕石(いんせき)として千葉県習志野市で見つかりました。
NHKニュース
「習志野隕石」、早速Wikipediaに載りました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BF%92%E5%BF%97%E9%87%8E%E9%9A%95%E7%9F%B3
隕石が生まれたのは、火星と木星のあいだにある小惑星帯(アステロイドベルト)だそうです。
大ヒットしたアニメ「君の名は」の彗星落下シーンを思い出しますね。
(追加情報)
7月15日には習志野市ホームページにも載りました
https://www.city.narashino.lg.jp/joho/mayor/faq/hoka/sityou-m_R2-1.html