山、大好き!

中期高齢者になっても、山歩きを楽しみましょうね。
自然は友達!

残暑の厳しさに辟易。

2013-08-30 14:52:31 | 日記

今週中にトレッキングを!が決行できずにうっ屈するばかり。 

こんな時、孫とお嫁ちゃんが遊びにきました。

孫は歌もダンス(?)も力いっぱい。体をぶつけ合ってのコミュニケーションも汗だくもの。

夕飯は鶏胸肉の柔らか焼きと味噌汁。根菜類の炊き合わせ、ホウレンソウとシラスの和え物。食欲旺盛な孫。

デザートは、幼児用ジュースで作った冷たいゼリー。(ゼリーが大好物なのです)

2歳児では発音が未熟で聴きとりに手間取るけれど、会話が進んできていて、微笑ましかった(孫ばか!)。

お嫁さんの話では、幼稚園での教育熱心なカリキュラムに対する疑問や不安が聞かれた。

3歳未満児で言葉もままならないうちから、英語などの前倒しの教育熱に驚くばかり。

ちょうど家の娘が、小学生の学習支援の仕事を始めたばかりなので、二人の話が真剣に続いていた。

「もっとゆったり育てようよ!」と我が家では意見一致したけれど、これってガラパゴス?


秋の旅行の計画

2013-08-22 22:55:00 | 日記

  比較的近いエリアに住む中学の同級生と、「秋の旅行をしたいね!」と話したのは、八ヶ岳に行く前日の17日でした。

昨日メールや携帯で話していると、すぐ集まって詳細を計画しようと、7人がさっそく集まってランチをしながら大まかな決定をした。

「どこかに行きたいね」の一言から一週間もしないうちにすぐ、7人が集合して日程、行き先、ホテル(予約も入れた)、こんなにとんとん拍子に決まって、私は今夜インターネットでホテルの内容や、ロマンスカーの時刻表などをチェックしている。

中期高齢者と言われる年代に入り、「あと何回出かけられるかしら・・・」と考えるからか?お誘いがあれば即OKの返事が返ってくる。

すでに脚が弱って外に出にくくなった人、家を空けることができない人など仲間の数も、じり貧になってきてしまった。

年に数回、カメラを持って地域の公園や里山を歩いて、最後はお茶をしたり笑いあったりする仲間たち。

今回の旅行の内容はお任せされているので、豊かな森の中を歩いたり、入る美術館を決めたり、ランチのお店を選んだりなどと、パンフやネットを参考にこれから作り上げていく。

秋に向かってまたひとつ、山行とは違う楽しみができました。


 


八ヶ岳・東天狗岳~硫黄岳へ

2013-08-20 00:09:35 | 日記

  18日から19日に八ヶ岳を登ってきました。この日はここに宿泊、ヒュッテの周囲にはシナノオトギリ、ハハコグサ、トリカブト等、秋の気配です。

初日にJR茅野駅からバスで、奥蓼科温泉(渋の湯)に入り、渋の湯からクロユリ平まで2時間半のコース、ここのヒュッテに泊まり。

2日目は天狗の奥庭から東天狗を目指して、大きな岩と這い松の中を気分よくの登り、高度を稼いで行く。

見渡せば、 大キレットを中心に槍、穂高と、北アルプスがパノラマ状に広がって、すばらしい景観に疲れもふきとびます。

東天狗(2640㍍)からはクサリを使って根石岳へ下っていくと、小屋周辺には名残のコマクサがたくさん咲いているではありませんか!もう皆、大喜び!岩と岩に挟まれた隙間にチシマギキョウも可憐に揺れています。

箕冠山から夏沢峠を経て、硫黄岳(2742㍍)へ、限界樹林を過ぎると夏の太陽がてりつけて暑い暑い。

頂上直下の草地には、日本カモシカがゆったりと草を食んでいて、小学生の歓声が聞こえます。

ケルンがいくつも立っている山頂で軽食後、オーレン小屋へくだり、さらに下って夏沢鉱泉で入浴後、桜平からタクシーで茅野駅へ出て、今回の山行を締めくくりました。

空も秋のように高く、日差しはきついものの、吹く風はもう秋風で、朝の気温は10度でした。


 

18日に茅野駅から奥蓼科温泉(渋の湯)までバス。渋の湯からクロユリ平へ。



終戦の日に聞く「かわいそうなゾウ」

2013-08-15 11:20:42 | 日記

  毎年8月15日には、秋山ちえ子さん(96歳)の朗読「かわいそうなゾウ」(児童文学作家によるノンフィクション童話)をラジオで聴いてきた。

内容は、戦争がはげしくなり、猛獣逃亡を恐れて殺処分命が出された上野動物園での実話をもとに編まれた。

戦時中、動物園ではライオンやクマが殺されて、残るは3頭のゾウだけになる。

ゾウはお利口なので毒の入った餌は吐き出してしまい、ならば、と、毒を注射しようにも硬い皮膚なので針がすべて折れてしまう。飼育員もつらい!

最後は餌や水を与えるのをやめて、餓死を待つことになる。飼育員の悲しい葛藤も伝わる。

ゾウたちは、ひょろひょろと痩せて立ち上がれなくなっても、何とか餌をと、必死に芸当をする。

飼育員は涙で、おろおろするばかり。ついに3頭は芸当をしたまま順に戦死してゆく。

何回聴いても涙があふれてくる。毎年この日の46回目の秋山さんの朗読と、心意気に拍手。

戦没者遺児の悲劇は自分だけではない。非戦の誓いを新たに、世の動きに目を光らせたい。

上野動物園のゾウ舎のそばに、「動物慰霊碑」が建立され、現在も慰霊の行事が行われている、という。

 


今日は菩提寺で、お施餓鬼供養の日 

2013-08-11 11:46:07 | 日記

  仏教では生前の行いの結果、六道に振り分けられるという。六道とは1、地獄  2、餓鬼 3、畜生 4、修羅 5、人間

6、天。

餓鬼は、生前欲張りで嫉妬深い人が陥る世界で、いろいろな欲求不満の人が、満たされない欲望の炎によって自身を焼く地獄の世界だそうです。

凡人の私たちはつい欲深い行いをしてしまい、餓鬼道の世界に落ちて苦しむかもしれない。

施餓鬼とは餓鬼に施すと書くとおり、水や食べ物を供え読経をする。

この世に生きるすべてのものに食物を分け与えるという心掛け、普段から食物を大切にし他に施し、ともに分け与えていく日常の心掛けが、施餓鬼供養の本当の意味だという。                               

14時から菩提寺で読経が始まり、そのあと各家のお墓に、お経の上げられたお塔婆をそなえる。

この猛暑では、供花もすぐに湯だったようになってしまう。

それでもこの日は施餓鬼供養の日として、連綿と続いてきた我が家の行事です。

13日は迎え火で、ご先祖様がキュウリの馬に乗って帰ってきます。