雨が上がる日程を待って、女子会4人で苔の森散策を兼ねた北八ヶ岳に登ってきました。
茅野からバス終点の奥蓼科渋の湯へ、ここで腹ごしらえの昼食をとって出発、渋川を渡り今日宿泊の高見石小屋へ約3時間の登り。
多雨による渋川の増水で、賽の河原に至る樹林帯は渡渉が多く、この渡渉には増水、滑るでなかなか手こずるが、賽の河原に出ても石が濡れていて慎重を強いられた。
今日の高見石小屋は、私がヤマを初めた50数年前に通い詰めた、青春の思い出詰がまった懐かしの山小屋です。天窓が大きくなったり、食堂が増築されたり、天体望遠鏡が設けられたリ、ずいぶんと変化はしたけれど、2階の布団で眠るスペースは昔のまま。
標高2400Mを超える小屋のベランダは、ホシガラスがにあそびに来ていて愛嬌を振りまき、人馴れしている様です。
樹林帯にはシラタマノキが群生していて、キツイ登りを慰めてくれました。
さて、小屋の夜は雨もよいのうえ、暗いランプの明かりではなす術もなく、夕食が済むと寝るだけ、明日の上天気を念じながら、早々と就寝したのでした。