実家が氏子になっている地域神社の、ご奉仕年番が廻ってきて、義弟が長く入院中のために、私が代理で出席してきた。
「新旧年番の引き継ぎ」という事で出かけてみると、引き継ぎ会議などではなくて、新年参拝に備えた準備の作業を新年組と今年度組で、共同作業をすることだとわかった。
私以外の人たちは良く解っている人たちで、テントの組み立てや周囲の整理、女性たちは数十本の「幟り旗」のポールを組み立てて、旗を取り付ける作業が主でした。
たいてい神社というのは高台にあって、鎮守の森に囲まれているもので、ここもその通りだが、高台のために今日の風は冷たくて、手先も体も凍りつくようだった。
通年の私は、元旦に長い行列をして参拝をし、旧いお札を納め、新しいお札や破魔矢などを求めてくるのが通例だったが、来る年は元旦の早朝から3時間の奉仕が入っている。もっともこの奉仕は私の息子が出るという事で、安堵した。
新年は5日まで奉仕があり、八つの地域ごとに毎年ローテーションを組んで、担当しているとのこと。
40年もフルタイム勤務をしていた私は、親任せをしていた。親が逝って10数年、実家の義弟の療養生活が長期になる事も解り、、少しでも、地域に根差していくことができれば、と、思っている。