2日目の朝は雨かと思うほどのガスと、強風に覆われていた。
朝食をとりながら、コース変更にするか、このまま計画続行するかを考えるほどでしたが、「昼ころまでは雨も持つのでは、、、」と願いながら、予定通りの「牛の寝コース」を歩き始めた。
ガスで展望はないけれど、幻想的な針葉樹林帯を熊沢山方向へ登る。下りになると笹原が開けて明くなるが視界はガスの中。
榧ノ尾山あたりまで来ると伐採されているので、気持ち良いコースのはず。牛の寝の名の通り大きな起伏もなく、ゆるゆると長い下りが続く。
「1日中歩いていたいな~」と思わせるくらい素敵なコースをぐんぐん進む。
3時間半も歩くと広く伐採された棚倉小屋跡に着き、ここで昼食とする。さあ食べようとした時に小雨がポツポツ、、、。あーやっぱり来たか。
でも雨具もザックカバーも既に着けているので、あわてることもなく早々に下りはじめた。
モロクボ平から樹林帯の急傾斜の下りが小1時間続いて、杉林が開けたら小菅の湯までは登り路を15分ほどでした。
小菅の湯はあいにく月1回の休業日で、入浴は叶わなかったが、併設された道の駅をのぞいたり、ザックの整理をして14時40分のバスに乗ったのでした。