山、大好き!

中期高齢者になっても、山歩きを楽しみましょうね。
自然は友達!

青森の名峰岩木山、八甲田山に登ってきました。

2014-07-22 01:56:40 | 日記

 作家、石坂洋次郎は弘前生れである。そこから朝夕岩木山を眺め、その習俗に浸って育った人であるから、、、。

この岩木山を見ながら育ったもう一人の小説家がいる。それは太宰治であって、、、。

深田久弥の「日本百名山」にある2山の書き出しをひいてみた。

私にとっては、直近に亡くした友人が大好きだった美空ひばりの「りんご追分」がすぐ思い浮かぶ山なのですが。

深田がこの本の後記を綴ったのは1964年5月のこと、ピッタリ50年も前のこと故に、この2山の登山状況は全く変わってきているのもごく当然(アプローチや、ロープウウェイ、リフト、避難小屋の有無等々)。

岩木山の展望はいまいちでしたが、八甲田の方はときどきガスが覆うものの、青空もひろがり、蒸し暑いながらも恵まれた山行になりました。

歴史を感じさせる酸ケ湯温泉からの登山路は整理されていて、現地のガイドさんも研究された良い感じの方で幸いでした。

キンコウカ、シモツケ、ネバリノギラン、ミヤマオダマキ、ウメバチソウ、シャクナゲ、ウサギギク、ウラジロヨウラク、ギンリョウソウ、イワブクロ、マイズルソウの実、まだまだ沢山のお花が山を賑わせていて、忘れられない山になりそうです。

写真はイワブクロです。


蓼科の山荘へ

2014-07-13 18:59:11 | 日記

  金、土、日の3日間を、蓼科にある友人の別荘に女子会7人が集いました。

圏央道から中央道に入り、小淵沢で下りて富士見高原にあるレストランで昼食、八ヶ岳農場近くのお店で食材等を仕入れて

別荘にむかう。

 荷物を解いたらすぐに温泉に行き、山荘に戻るとベテラン主婦(?)達による夕食の準備も早々と、さっそくパーティーになりました。

二日目は坪庭から縞枯れ山周辺のハイキンググループと、蓼科山登山グループの二手に分かれて行動、夕方は全員一緒にホテルでコース料理を楽しみました。

山荘に戻ってからも、秋の計画やそれぞれの近況など、ワイン片手に話題は尽きず、夜更けまで笑い声が続いていました。

3日目は遅めの起床でユックリ朝食、そのあと食料と冷蔵庫の整理、寝具の手入れ、お掃除、アッという間のおかたつけ。

朝は4時に小鳥の声で目覚め、八ヶ岳の森で過ごした3日間は濃密でした。2台の車に分乗して渋滞前にに無事帰浜できたのが何よりでした。

 


寺家ふるさと村探訪

2014-07-06 19:51:44 | 日記

 今日7月6日(日曜日)、町田ウォーキング協会の例会に参加して来た。

コースはJR成瀬駅~成瀬城跡~恩田川~町田市立総合体育館~恩田の森~三菱の森~鴨志田公園(昼食)~寺家ふるさとの森~大池~二本松下三輪みどりの会管理地~下三輪横穴墓群~ふるさと村四季の家~鴨志田町~青葉台。

恩田川は丘陵や平地の低いところを流れ、支流(奈良川、梅田川等)と一緒になり、中山の先で谷本川と合流して鶴見川になります。

成瀬クリーンセンター辺りが町田市と横浜市青葉区・緑区の境界です。

横浜の郊外にあたるこの辺は田園や畑が広がり、河川改修で洪水の恐れが亡くなったので、住宅地となっています。

奈良川を渡り、中恩田橋から苗万坂への道は山際に旧道が通じていて、静かな里山の雰囲気があり、昔の面影が色濃く残っている貴重な場所です。

いずれ開発という波にのまれていくのでしょうが、こんなに緑豊かで気持のよい里山は、宝です。

私と連れの二人は、ふるさとの森から協会のコースをはずれ、自宅までの4㌔を歩いて帰宅しました。

久しぶりのふるさと村、16㌔のウォーキングでした。


 


MMホールで、オペラを観ました

2014-07-03 00:26:31 | 日記

  

 今日のオペラ「春香」は、朝鮮半島に伝わる伝承文芸「春香伝」をベースに、横浜在住だった 高木東六氏が作曲された作品で、3カ国のひとが出演するものでした。

「東アジア文化都市」事業が横浜で開催される、その一環としてのオペラ開催だったそうです。

日、中、韓の文化大臣会合の合意にもとずく事業、とのことでした。

ヨーロッパものしか観たことがなかったので、振付や民族衣装など、韓国ミュージカルを観ているような感じです。

オケピットがないホールなので、舞台中央の後ろ側にオーケストラが入るため、アリアが聴きとりにくい(オケに負けて)事もありましたが、韓国舞踊が見事でした。

久しぶりのオペラで、最近の沈みがちな気分を少しだけ転化させてくれました。

やっぱり、生のオーケストラとアリアは聴きごたえありすね。


同級生をしのんで。

2014-07-02 00:08:44 | 日記

  中学時代を本当に仲良く親しんだ友人の訃報があり、ショックでした。

思春期真っただ中の3年間には、詩や本の読後感の文書のやり取りや、ひばりちゃんの歌を教えてくれたり。

大柄なのに控え目で目立たない、内には確固とした意見をもちながらも声高に語らない、生真面目で冷静で勉強家、小さい私には羨ましいくらい対極にある友人でした。

小学時代を過ごした土地に戻り、建設業を営む旦那さんを支えてきました。

会計事務の経験を生かして、経理の面を担った彼女は、今年の確定申告(会社の)を仕上げると、書類の上に50年以上使い慣れた「そろばん」を伏せて、ホーッとしていた様子が忘れられない、とのご主人のお話に参列者からはなみだ、なみだ、、、。

そう、彼女の相棒は電卓ではなく、中学時代に珠算検定1級を取った、その時の「そろばん」であり、「そろばん」と一緒にお嫁入りしたのでした。

毎年、夫婦で人間ドックに入っていたのに、今年見つかった病で半年も経たずに他界してしまったのです。

娘さんやお孫さんに囲まれた笑顔のスナップ、私たちとの同窓会のスナップ等が飾られているのを見て、私の心も少しおちついてきました。

新幹線から在来線に乗り継いで3時間半をかけても、お別れしてきて良かったなと思えます。ご冥福あれ!