山、大好き!

中期高齢者になっても、山歩きを楽しみましょうね。
自然は友達!

喉がヒリヒリ・・・風邪でした。

2013-08-08 21:04:08 | 日記

 一昨から 喉がイガラッぽく、今日はヒリヒリ痛みがひどくなってきたのに、今日木曜日は当地の医院はお休みです。

うがい、トローチ、ぐらいでは快復しないので、常備薬の葛根湯を服飲。

それでも頭痛、喉痛、鼻水は止まらない。1日中横になって旧い山の本などめくっていても、眼球の奥まで違和感があって、ページも進まない。

これはまずい!筋肉が熱でやられたら、次回の山行があぶない・・・。

明日は耳鼻咽喉科の医院にいかなくては。


かつて読んでいた「アルプ」で、異色のエッセイストで画家の辻まことが心に残っていた。今年になって辻まことに関する本を3冊ほど読んだ。

若い頃読んだときは気付かなかったが、辻は、伊藤野枝と辻潤(ダダイスト)の息子で、野枝はその後アナキストの大杉榮のもとにはしったために、幼少時から父子二人の屈折した環境にあったことを知った。

今年は辻まことの、生誕100年なのか?

大逆事件の細かいことも、この年になって大つかみに知りえた(今さら、と、お恥ずかしい!)。

山の本から、明治~大正の社会運動家・アナキスト・思想家の大杉のことまで、私の視界をひろげてくれた。



山と文学、音楽、芸術、思想

2013-08-07 22:54:29 | 日記


  未だ若き青春の頃、月刊誌「アルプ」を購読していた。

「アルプ」は広告と登山案内のない、山にかかわる広範囲の文化を取り上げた月刊誌だった。

私が読み始めたのは、90何号から200号くらいだったか、引っ越しの際にこの宝物を処分してしまったらしく、手元にないのが、なんとも残念。

山の友人が「アルプ100号記念の集い」に参加して、山口耀久氏の写真とサインをもらってきてくれた。

氏の著作「北八つ彷徨」をバイブルのように読み込んで、仲間たちと八ヶ岳に入れ込んで登っていた頃のこと。

「アルプ」は昭和58年に300号で終刊となったが、串田孫一氏の柔らかいふわっとする文章にひきこまれたものです。

西洋哲学者としてよりも、山のエッセイや、草花自然とのかかわり方の本や、山の話と音楽(ギター、フルート、ドイツ歌曲など)とのコラボレーションの会の報告など、心うちふるわせる内容が満載なのでした。

山に登るのみならず、山での詩もスケッチも、植物のことも、すべてが芸術の域になってしまうのです。

尾崎喜八氏(アルプの同人)の「久方の山」のなかの「…青春のさかんな体力が衰えると、老年の豊かな心や智慧の力がこれに代わる」という一説は、今の私の体と心に深くしみ込んでくる。豊かな智慧とは程遠い私なのですが・・・。

 


山を思えば人恋し、人を思えば山恋し!

2013-08-04 21:51:17 | 日記

  雨、風、ガスの中央アルプスから戻って、今週も定まらない天候のなかを、家にこもって次回の山行について思いをめぐらしています。

「八ヶ岳」と決めただけでコースについては未定で、最年長のわが脚力の及ぶ範疇に設定しなければならないが、それでメンバーが楽しめるか?などと、山小屋情報や高山植物の開花情報を検索して、いくつものコースを考えて悦にいっているのです。

山行って、企画して楽しい、地図を見て楽しい、山小屋情報を見て楽しい、お花の名前をいくつ覚えているかも楽しい(?)のです。

山からの展望がどこの山山なのか、山座同定も好奇心をそそります。

次回こそは天候に恵まれて、真夏の山を味わいつくして、下山の締めくくりは温泉、となったら最高です。