水産北海道ブログ

北の漁業と漁協がわかる情報満載です

農林水産物・食品の輸出動向(2020年6月)  水産物1,031億円と28%減、カツオ・マグロ除き大半減少

2020-08-13 11:35:38 | ニュース

 農林水産省がまとめた農林水産物・食品の輸出額は、今年1〜6月までの上半期累計で4,120億円と前年同期に比べ8.2%減だった。コロナ禍で海外の日本食レストランが休業したことなどが影響した。そのうち、水産物は1,031億円で27.9%減。真珠を除く輸出金額は1,006億円で同18.6%減。水産物はカツオ・マグロが17億円増加し、タイ、ベトナムで伸びた。逆にホタテ貝は16億円減少し、中国向けが後退しているが、単価安のため荷動きは回復しつつある。香港向けのナマコ、米国向けのブリも減少している。

 1〜6月の品目別輸出額は、調整品を除く水産物が784億2,900万円で前年同期に比べ29.6%減。サバが133億3,100万円で10.5%減、ホタテ貝(生鮮・冷蔵・冷凍等)が132億2,900万円で26.4%減。ブリも75億2,100万円で33.4%減。一方、カツオ・マグロ類は90億2,800万円で24.3%増。イワシも50億2,600万円と前年同期並み(1.1%減)。水産調整品は246億9100万円で21.7%減。ナマコ(調整)が83億3,600万円で18.2%減、練り製品が45億7,500万円で13.6%減。貝柱調整品が18億6,300万円で38.0%減。ホタテ貝(調整)が15億4,500万円で16.9%減となっている。


8月号はこんな話題で盛り上がっています

2020-08-10 12:14:42 | 月刊水産北海道

例えば、道東釧路管内の厚岸漁協ではりっぱな「衛生管理型荷捌施設」が竣工しました。安心・安全な水産物の流通拠点として期待されます。

「栽培公社が進めるマツカワ種苗放流の効率化」「着々と進む日本海後志管内の古宇郡漁協の藻場造成」「道北の離島、宗谷管内の船泊漁協でブランドホッケ『礼𩸽』(れいか)を出荷」など。

この他にもいろいろな情報を載せているのでぜひご覧下さい。


「水産北海道」8月号が出ました! 盛夏特大号として話題満載

2020-08-10 12:03:41 | 月刊水産北海道

新型コロナ感染症による影響は長期化必至とあって、経済活動、日常生活、消費行動などすっきりしない気分が続く中、元気な水産業、漁業をお伝えします。

北海道の水産業が直面する課題は、コロナ禍だけでなく、資源、経営、消費と多岐にわたり、現場に迫ってきますが、自然相手の漁業の良いところは、自分のやりたいことは自分で決める。

その点をわかって頂きながら、ご声援をお願いします。

 


2020年8月7日(金)発行/北海道漁協系統通信第6501号

2020-08-10 10:51:40 | 系統通信

サンマの長期予報「来遊量は昨年を下回る」
漁場は沖合に広く分布 道東沿岸では形成されない?

道東沿岸のサバ類・イワシ試験操業が終漁
マイワシ4,994㌧と前年比54.1%減

6月〜7月のスルメイカ漁況
全国では金沢、道内では桧山沖の漁場形成

JF共水連が通常総代会開く
新会長に福原副会長、専務に髙田常務が就任

農林水産省人事異動(8月3日付)
森漁政部長が総括審議官、後任に倉重審議官

道水産物荷主協会 令和2年度定時総会を開催
根田会長を再選、新副会長に渋谷氏が就任

道ぎょれん 8月限定で崎陽軒とコラボ

栽培公社が8月のマツカワ種苗放流日程を決定

道が「今日はお魚!」のポスター展を開催

森・厚岸・浜中で麻痺性貝毒 ホタテ出荷規制

 


2020年7月31日(金)発行/北海道漁協系統通信第6500号

2020-08-05 16:15:42 | 系統通信

道漁港漁場協会、中央要請を郵送で実施
今年からICT活用の推進を項目に追加

変化に対応した定置経営への構造改革
有識者や漁業者と意見交換、協業化や再編を検討

船泊漁協の新ホッケブランド 16日に初出荷

後志管内5単協の販売取扱実績
主要魚種の魚価伸び悩み 厳しい一年に

胆振管内5単協の販売取扱実績
主幹魚種が軒並み不調 前年度実績下回る

苫小牧漁協の毛ガニかに篭漁 許容漁獲量到達し終漁

ロシアの太平洋サケマス漁獲量7万8千㌧に

南クリール海域でイワシ5万㌧、サバ1万3,660㌧

丸水札幌中央水産、2020年展示商談会を中止

8月4・5日、道が「今日はお魚!」ポスター展

海上保安庁が人事異動発令 一管本部長に松本勝利氏