水産北海道ブログ

北の漁業と漁協がわかる情報満載です

北海道秋サケ沿岸漁獲速報(11月20日現在) 1,666万尾・447億円、前年比数量7%・金額29%

2021-11-28 12:56:48 | ニュース

 本道の秋サケ沿岸漁獲は一部を除き終漁し、1,666万尾・447億円と前年同期に比べ数量が7%・金額が29%増となった。数量は前旬に比べ約16万尾上乗せしたが、終盤の伸びは見られず、来遊は河川を合わせ約1,800万尾となりそうだ。価格は高止まりのまま、年末商戦に入った。

 道連合海区漁業調整委員会の速報によると、11月20日現在の秋サケ沿岸漁獲は全道で1,666万3,540尾と前年同期の106.5%。漁獲金額は447億5,778万円と同128.5%。道漁連の水揚げ日報によると、20日現在は約4万7,700㌧で前年同期の5%増。

連合海区のまとめを海域別にみると、えりも以西を除き、全系統群とも前年の尾数、金額を上回った。尾数ではオホーツクは23%増、根室が14%増、えりも以東が2%増、日本海は前年並み。えりも以西は前年の3分の1と大幅に減少した。

岩手県秋サケ漁獲速報(11月20日) 尾数前年比57%減

 岩手県の秋サケ漁獲速報は、11月20日現在で7万5千尾、197㌧、1億5,100万円と不漁だった前年同期に比べ、尾数で57%、重量で60%、金額も54%を超えるダウン。前年を上回る極端な不漁が続いている。㎏平均単価は1,170円で20%アップとなった。平均目回りも約2.62㎏で前年同期より7%小さい。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿