水産北海道ブログ

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5月5日はかずの子の日 加工連が第2回目の新千歳空港でイベント

2018-05-06 10:39:40 | ニュース

 健康に良く美味しいかずの子をもっと食べてもらうと、道水産物加工連(中陳憲一理事長)は自ら制定した5月5日こども日は「かずの子の日」にちなんだ販促イベントを新千歳空港ターミナルビルで実施し、数の子の試食会、数の子メーカーによる直売、「数の子なんの子」生演奏などで利用客にPRした。

 このイベントは「5月5日はかずの子の日」が制定されてから2回目。加工連が主催し、カナディアン・パシフィック・カズノコ協会、アラスカシーフードマーケティング協会が共催した。イベント広場では、魚や鳥のキャラクターの着ぐるみが子供たちに人気で、アラスカ産数の子と道産山わさびによる「巻き寿司」(1本500円)をはじめ、数の子のチーズホンデュ、奈良漬け+チーズクリーム、辛子マヨ+クラッカーなどのスナック料理が試食提供され、新しい数の子の美味しさに大勢の空港利用客が実感した。味付け数の子などおなじみの製品のほか、電子レンジで温めるだけで食べられる数の子のフライ(1パック1000円)、数の子の冷麺パスタなど多彩な数の子製品が直売された。

 また「魚河岸おじさん」こと築地市場の仲卸(ヤマセ村清)に勤める中島晋次郎さんが作詞作曲した 加工連公認の全国キャンペーンソング『数の子なんの子』を昨年に続いて披露し、ウクレレで仲間とコラボしながら 「数の子はニシンの子で、血液をサラサラにする効果があり、プリン体も少ない」と数の子のヘルシーイメージを歌に乗せた。覚えやすいメロディとあって大勢が足を止めて聞き入っていた。

 加工連の斉藤貢参事は「今年も盛況で感謝している。現在、かずの子スタンプラリーを展開中で、ぜひ多くの方に参加して頂き、毎日食べて数の子の味を再発見してほしい」と述べていた。このスランプラリーは今月27日(日)までやっており、参加している札幌市内の12店でかずの子メニューを注文して、スタンプを専用のハガキに押してもらい、それを2個集めて投函すると抽選で「かずの子加工品セット」など素敵な賞品が当たる。問い合わせは、道水産物加工連(011-241-0101)まで。


今年のGW、札幌近郊の「道の駅」に注目 主役は地場産品 景観や環境、文化も

2018-05-06 00:04:51 | ニュース

 GW中、各地の行楽地が家族連れで賑わったが、札幌近郊の「道の駅」が手軽なレジャーとして注目を集めた。

道の駅では、水産物や農産物など第一次産業を背景にした産品や文化が集客の目玉となった。

 4月27日にオープンした「道の駅石狩 あいろーど厚田」は、道内120番目の一番新しい道の駅とあって連日、

大勢の市民が押し寄せた。道の駅が立地する国道231号は、車の長い列で渋滞し、施設周辺は混雑したが、飲食、

物販、文化、景観と新しいコンセプト、充実したサービスに満足する人々が多く、滞留時間もかなり長い印象だ

った。出入り口前には出店も出てテイクアウト、水産物の直売も。国道をはさんだアネックスでは海の幸を提供

し、館内の飲食テナントトショップ、地場産品販売コーナーと合わせ、多彩な食のマーチャンダイジングが展開

され、成功を収めていた。

 食の中心は、水産物のニシンやタコなど地場産の材料を使ったメニュー。特に石狩二三一(ふみいち)が提供

するニシンと数の子の親子押し寿司「二三一ばってら」(1パック1,000円)は、人気を集めていた。入館客は

日本海を展望する景観を楽しみながら、伝統の味を満喫していた。

 札幌の都心部から一番近い道の駅をセールスポイントとする「北欧の風 道の駅とうべつ」は、国道337号線

沿いに昨年9月、道内119番目の道の駅としてオープン。木のぬくもりを感じさせる北欧風のデザインが来館者に

癒しを与え、地元の畜産や野菜を使った飲食、物販も充実しており、農産物直売所も人気のスポットとなってい

る。連休中は大勢の市民が詰めかけ、花と田園に囲まれた環境の中でのんびりとした空間を楽しんだ。