US発 ひとりよがりおたく日記 (不定期)

主に映画の感想。管理人が気に入った映画があった時だけしか更新されないブログ。

C.R.A.Z.Y. (2005)

2007-09-17 03:41:07 | cinema
通販レンタルのサイトで、結構面白そうだったので、見てみた。
カナダ作品だけど、フランス語。多分舞台はモントリオールあたり?

主人公ザックは、5人兄弟の4番目として厳格なカソリックの両親
の元に生まれた。ルックスも良く、頭も良くてかわいがられていたザック
だったが、物心ついて、自分がゲイと知ってから、家族、特に父親との
葛藤がはじまる。

お話は主人公が生まれるところからはじまり、まるで大河ドラマの
ように大人になるまでが描かれてます。なので、結構長いの。
ゲイの主人公っていうことで、何かもうちょっと違うタイプのお話を
想像してたけど、実は、家族愛をテーマにした映画なのでした。
最後の方ではほろりとさせられるし、かなり良い映画。見てみて
良かった、と思いました。ちらっと検索したけど、全然出てこなかった
ので、日本ではDVDにもなってないのかな?これは見逃すのは
惜しい、おすすめ映画ですよん。

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ちょっと書き足しの覚書。
C.R.A.Z.Y.という題名は、映画中に使われていた曲に出てきますが
(Patsy Clineの曲)、実は5兄弟の名前のイニシャルでもある。
時代設定は少し昔、主人公は1960年生まれです。全体に使われていた
曲が良かった。印象的だったのは、主人公がメークして、デヴィッド・
ボウイのSpace Oddityの真似をしてるところ。あとお父さんが歌って
いたフランス語の曲も印象的。

Tenacious D in The Pick of Destiny (2006)

2007-09-17 03:13:53 | cinema
これは去年の公開時に見逃して、ずっと見たいと思っていた映画。
ジャック・ブラックはTenacious Dというバンドをやっているらしい
んだけど、そのバンドのお話。映画で聞く限り、メタルバンドというか、
コミックバンドというか?ずーっと、音楽が台詞になっている、ロック
ミュージカル風の映画でもある。
ジャック・ブラックもあんな風貌で一見ミュージシャン風ではないけど、
相棒のカイル・ガスの方はもっと太ってて、しかも実はハゲ!
どう見ても、売れそうにはないバンドですが(失礼)、素晴らしい曲を
書くために、ギターが最高に上手く弾けるという、伝説のピックを
盗みに、ロック博物館に忍び込むっていうお話です。
とにかく全編音楽になっているし、結構コミカルで面白かったです。

ちょっと追記覚書:
パンクロック tried to kill metal
new wave tried to kill metal
grunge tried to kill metal
でもメタルは死なないぜ!!
とかって曲が面白かった。

Mr. Woodcock (2007)

2007-09-17 02:58:38 | cinema
中学生のときの体育教師ウッドコック(ビリー・ボブ・ソーントン)の
スパルタ教育に思い切り打ちのめされた体験を克服するための、
ハウツー本を書いてベストセラー作家になったジョン(ショーン・ウィリアム・
スコット)。久しぶりに故郷に帰ったら、何と母(スーザン・サランドン)
とウッドコックが付き合っていた!

というストーリーのコメディです。
予告編を見た限りでは、うーん、イマイチでは?って思ったので、
ビリー・ボブがこの役で出てなかったら、見に行かなかったと思います。
やっぱり星2つって感じでした。最後も結局、イマイチ説明不足のまま、
丸く収まるし。

ショーン・ウィリアム・スコットって、「アメリカン・パイ」のスティフラー
なんだ、ってさっきimdbを見て気付いた(笑)。
あと、出版エージェント役の女性が、どっかで見た顔だよね~って
思ったら、他にもいろいろ出てるけど、Blades of Gloryの意地悪
お姉さんの役…(この役とっても印象的…彼女の顔ってこの手の役に
ぴったりだよね)。
そして、元同級生役のEthen Supleeは「マイ・ネーム・イズ・アール」
のランディ。
などなど、ビリー・ボブ以外の俳優たちも芸達者なコメディアンたちで、
結構たくさん笑えて、楽しめたけど。