降版時間だ!原稿を早goo!

新聞編集者の、見た、行った、聞いた。
「降版時間」は新聞社整理部の一番イヤな言葉。

★ウルトラセブンを見た!(1)

2013年07月28日 | エンターテインメント

地域面を見ていたら、なんとなく「呼んでいる」記事があった。
「夏休みはウルトラセブン展」
これは行かなきゃならないっ!シュワッチ!と、日本橋三越新館(東京・中央区)に走った=写真。

ウルトラセブン生誕45周年の記念展。立派な中高年セブン(笑)。
でも、本来は宇宙軌道団観測員340号だから........いったい何歳なのだ。まあ、いいか。

増刷増刷で売れている講談社現代新書『ウルトラマンが泣いている』(円谷英明←円谷英二さんのお孫さん)を読むと、円谷イズムがあるのは、セブンまで。リアルさを求めた特撮が、円谷プロの経営を圧迫していった、という。
バンダイ傘下のウルトラシリーズは、男女合体やら、兄弟・従兄弟やら、親子やら、集団指導体制やら、チェンジモードやら、果ては古代地球人だったとか分かりにくくなった( 円谷特撮ファンは必読の現代新書です)。

♫セブン、セブン、セブーン、セブンセブンセブン(←あのテーマソングですね)と、グワッグワッの怪獣の咆哮が響く会場。
小学生とお父さんお母さんで結構込んでいた。CGっ子とはいえ、やはり怪獣は好きなんだなぁ。

ウルトラ警備隊の隊員服、地球防衛軍ウルトラホーク1・3号、カプセル怪獣ミクラスの展示があって目を瞠ったが、いずれも「再現物」。
当時の実物は、円谷プロのドタバタで流出・散逸してしまったらしい。残っていた美術担当の、怪獣や超兵器の手書き設計図を見ると、「尺」表記が一部あった。
テレビ放映は1967年だから、尺もあったのかしらん。

モロボシ・ダン(森次晃嗣さん)やアンヌ隊員(ひし実ゆり子さん)は、写真の中だったのが残念だけど、お元気なのでしょう(アンヌ隊員は実にチャーミングだったなぁ........)。

【生誕45周年記念「ウルトラセブン展」】8月5日(月)まで、日本橋三越新館7階ギャラリーで。大人700円、小学生以下無料。


(^○^)