降版時間だ!原稿を早goo!

新聞編集者の、見た、行った、聞いた。
「降版時間」は新聞社整理部の一番イヤな言葉。

★見出しのつけかたを教わった日 (1)

2013年04月21日 | 新聞

【写真は本文と関係ありません】

新聞社を定年退職された、整理部の先輩と久しぶりにお会いした。
僕が校閲部から転部した際、ものすご~~~~くお世話になった。

新聞の紙面編集をする整理部(現在は編集センターとか編成センターとか)の、地方版担当になったとき(社によって違うけど、だいたい新人は地方版からスタート)。
編集局の他セクションにいたとはいえ、紙面レイアウトのさまざまな約束ごとがチンプンカンプンだった僕。
どうにもこうにもお手上げ第1位だったのが「見出しつけ」。
なーんにも教えてくれない(当たり前)怖い先輩が多いなか、Nデスクは
「うふふふふ、つけられなくて当たり前ですよ~。こう練習したらどうですか」
と、ある実践的練習法を言った。

「朝刊が来ますね、そしたら1面の横見出し・縦見出しをパッと手で隠しちゃうんです。すぐ何かを見出しの上に覆うのもいいです。
そして、前文・記事だけを読んで、自分なりに見出しを考えるんです。まぁそうだなぁ数週間、朝日新聞の1~2面で練習してみてください」

新人整理マンが、最も困るのがこの見出しつけ(だと思う )。
横地紋凸版見出し+主・袖4段見出し、柱・主見出し、1本見出し、2本見出し、3本見出し、1段見出し........
出社して机に座っても、どこから手をつけたらいいのか分からず、オーマイガッ( いやぁ、一日が長かったぁwww)。
だから、丹下段平........じゃなくてN先輩の「あしたのために!」見出しのつけ方実践的練習法をやってみた。
................長くなるので、後日書きます(かも)。


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