閉じ込められた話

用があって、田舎の浜松に行った。

駅に着いたのがちょうど20時くらい。新幹線の冷房は尋常じゃなくて（あれ、なんとかなんないのー？）、着いてすぐトイレに直行した。

といっても、駅のトイレは汚いし、駅ビルのトイレへ。

トイレに入って「ふー」ってくつろいで、しばらくたって出たら・・・・

あれ？真っ暗なんだけど？？？

フロアの電気が消えてる。
本屋とか薬屋の棚に全部布がかけてある・・・・。
店員の気配なし。

撤収はやっ

２０時閉店らしいけど、私の時計は２０時７分。
っていうか、トイレに入ったときは、普通に営業してたんだけど。

出入り口が全部ふさがれていて、完全にシャッターにはさまれてる。
おろおろおろおろして、シャッターを開けてみようとしてみたりもした。（無駄）

そこに、守衛さんが！！

「あれ、一般の方？」

・・・・・・。リュック背負ってる私がどーして店員に見えるんだよ・・・

「トイレにいたんですけど、出られなくなって」

といったら、シャッターを開けてくれた。

っていうかさ、普通閉店ならトイレの中まで声かけるよね？
それか、１５分くらいまで明かりつけて待ってみるとかさ。
これがお年寄りだったら、大変なことになってる気がするんだけど。

私はラッキーにも守衛さんに会えたからいいけど、これで守衛さんまで帰っちゃってたら

ふー。危うくトイレで一夜を明かすとこでした。