絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

ギリシャ人の物語

2015-12-31 | 読書
昨日、本屋さんで「ギリシャ人の物語」を見つけました。



塩野七生さんの本です。塩野さんと言えば、「ローマ人の物語」で有名ですね。
私は、出版されるのを待ちながら、15巻を全て読みました。

それが終わったのが、2006年だったと思います。
あれから9年が経ちます。

その間、「ローマ亡き後の地中海世界」という本で、ローマ以降のヨーロッパの歴史を書いてくれて、それも有難く拝読しましたが、今度は、ローマ以前について書いてくれるというので、とても嬉しく思います。

塩野さんの本は読みやすくて、厚い本なのに読んでいると、もっと知りたいもっと知りたいとどんどん意欲が湧いてきます。こんなにたくさんのことを書いてくれているのに、知り得たことは歴史のほんの一部であることを痛感させられます。もちろん、詳しいことを書き出せば切がないでしょうし、そのようなことを書いてある本もあるのでしょうが、どの本をどのように読めば良いのかわかりません。だから、入門書のつもりで塩野さんの本を読むことから始めたらいいのかなと思ったりします。

私は、美術史を学ぶことのベースに世界史を把握しておきたいという気持ちから読んでいるので、ギリシャ、ローマについての歴史の専門家になりたいわけではありませんが、塩野さんの本を読んでいると、歴史自体に興味が湧いてきて、本末転倒になりそうな気がします。

読むのは、これからなので、この正月はこの本を楽しみたいと思います。







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