冷たい雨が強く降り続く中、山口市の維新記念公園で「上関原発を建てさせない山口大集会」が今年も開かれました。雨にもかかわらず、広島県・愛媛県・大分県・岡山県・・など県外からもたくさんの方々が集まりました。福島県や福井県から駆けつけてくださった代表から、原発反対の取り組みが報告され、昨年夏に上関町に突如持ち上がった核燃料廃棄物の中間貯蔵施設建設反対の活動が、祝島や上関町から説明されました。最後に、集会宣言を採択し、反対の意思を示すパフォーマンスで締めくくられました。
その一方で、「上関町が原発と中間貯蔵施設の2つを負担することは過重である」という趣旨の山口県知事の12月の記者会見の真意を正すと「あれは、一般論を言ったまでだ」と、先般の県議会で私の一般質問に対して、県は方向転換の答弁をしました。こんなにすぐ意見を翻すようでは早晩中間貯蔵施設の調査・建設に知事が同意する日も近いかもしれないと思うと、とても心配です。でも、40数年原発建設反対を貫いて命を削って闘ってこられた祝島や上関町の皆さんのことを思うと、あの綺麗な海を守るためにも頑張らねばなりません。
会場のマルシェでお魚のフライやわかめなどを買いましたが、体が冷え切ったので帰途、熱いラーメンを食べて遅いお昼にしました。