11月とは思えない生暖かい空気の朝、日中も汗ばむほどでしたが、夕方には雨が降り出しました。朝から、作品展やステージを楽しんだ後、手芸作品や手作りパンを買わせていただいたり、お茶席で静かな秋を感じたりと、文化を満喫させていただいた日でした。午後からは、錦町へ父の看病に行き(錦川沿いの紅葉はとてもきれいでした)、母の病院の洗濯物を持ち帰り、夜は会合へと・・。
1949年の分断以来66年ぶりに、初めての中台首脳会談がシンガポールで行われました。一つの中国を強調していたようですが、たぶん来年の総統選挙で馬英九氏の率いる与党が負けてしまえば(そんな予想ですが)、一つになることはまた遠のいてしまいそうです・・・。余談ですが、会談の行われたホテルは、シャングリラ・シンガポールでしたね。
日本は、台湾と正式な国交がないため、大使館がなく公用パスポートでは台湾に行けません。以前、台北経由の便を予約したら、”チケットを変更してください”と外務省から言われたことがありました。しかし、現実には台湾と日本の交流(経済的にも文化的、人的にも)は、大変活発なのに、中国(中華人民共和国)との国交回復以来、台湾とは国交がなくなりました。民間のつながりはとても深く、ねじれが起こっているのですね。
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