玉葱生産拠点の感想（その1 ）

北海道はいい所である。広いし、雪国だし、意外と都会だし、食べ物は旨いし、人はとても温かい。道を聞いただけなのにその付近の名所を車で案内してくれた人までいた。
このような所が玉葱生産拠点であるなどとは、まことにもって信じられない限りである。
しかしどんな田舎のスーパーに行っても玉葱が売られており、また、ジンギスカンの野菜の半分が玉葱であるあたり、やはり北海道は玉葱生産拠点であると痛感させられる次第である。特に登別では玉葱生産農家の妨害工作により前歯を砕くという重大なアクシデントに遭遇した。

北海道視察（その2 ）

今回の視察は世界玉葱撲滅協会の初めての攻勢であり、また初めての実践的活動でもある。視察の実行に当たっては、玉葱生産農家などによる妨害工作を防ぐため、北海道旅行行う団体に紛れ込むことにし、さらに派遣する会員も一名のみとした。虎視眈々と我々を狙っているであろう玉葱生産農家の本拠地に乗り込むという危険な視察は、当然、会長である私に務めなければならない責務がある。
協会内部にて、一部で私が行く事に反対意見が出たものの、会長権限で却下した。
断じて遊びに行くのではないのである。

北海道視察（その1 ）

いよいよ今日、日本における玉葱生産の本拠地、北海道に上陸する。東京から三日かけての移動である。移動による体力の消耗と、玉葱生産地に近づく不快感でへどが出そうだ。
今回の北海道視察の目的は二つ。生産拠点である北海道での玉葱の生産実態調査と、同地域を含む東日本全体での玉葱流通調査である。

東京にて

さて、この前Ｌ．Ｍ．は北海道視察の為に移動中であると述べたが、移動に消耗した体力の立て直しと、補給のため、現在、東京に滞在しておる。準備が整う間、暇潰しもかねて映画「オペラ座の怪人」を見ることにした。
まあまあ面白くあったが、この映画はオペラである。従ってこれは映画館で見るべきである。