今日は、曇り・雨予報だったのに、意外にも午前中は晴れ間が見えました。
でも、午後からは天気予報通りに雨が降りました。
風も強めで、ちょっと肌寒い感じの1日でした...。
今回は好きな曲シリーズを。
いつもは、好きな曲として熱心に音楽を聴いていた頃にハマった、1970年代~1980年代の曲を取り上げて記事にする事が多いですが、今回は珍しく比較的新しい曲です。
とは言っても、もう12年ぐらい前の曲なんで新しくも何ともないのですけどね。時が流れるのは早いなぁ。(笑)
その曲は、ブラー「テンダー/Tender」です!
1990年代半ば、先日記事にしたノエル・ギャラガーがいたバンド、オアシスと共に、“ブリット・ポップ”の代表格として頑張ったバンド、ブラー/BLUR!
個人的には、けっこう好きです。
英国のバンドらしさ全開のひねくれたポップな時代も、そして音楽的に大きく変化して米国志向になった時代も、どちらも好きです。
ただ、それ以降、わけわからない音楽をやり出した時代はあれですが・・・。(汗)
それで、この「テンダー」という曲は、どこか実験的なサウンドを展開して、個人的にはわけわからない音楽をやっている、非常に聴くのが辛い1999年発表のアルバム『13』の収録曲で、先行シングルになった曲です。
アルバムでは、冒頭を飾っています。
初めて聴いた時の印象は、「なんだ、これは?」と思いましたね。
当時の音楽誌のレヴューで書かれていたように、確かにイントロから何かの曲に似ていますが、曲自体は黒人音楽のフィーリング溢れる、ゴスペル調の実に渋い曲でした。
正直、私、こんな感じの曲は苦手で、かつ、ブラーの曲としてもそれまでとは全く感触が違う曲だったので、最初はえらく戸惑いました。
というか、ガッカリしたのを覚えています。
長尺だったし...。(汗)
でも、不思議なもので、聴いている内に心地良くなってきました。
好き嫌いが激しい私が、全くタイプではない曲が好きになるのだから、何かクセになる不思議な魅力があるのでしょう。
ゴスペルでは珍しくも何ともないのでしょうが、女性達によるコーラス部分が自分にはとても新鮮で印象的でした。
アルバムの多くの曲が、私には理解出来ない???の楽曲ばかりでしたが、この「テンダー」だけは別でした。
個人的には約8分のこの曲、全然長さを感じさせない佳曲だと思います。
こんなのはブラーらしくない!という声もありますが、素敵な曲だと思います。
「パークライフ」のような、能天気に明るいブラーが嫌いな方でも、この曲はそんなに違和感なく聴けるのではないでしょうか。(そーでもないか)
ゆったりと流れていくこの曲を聴くと、大げさのようですけど、本当に気持ちが落ち着いて安らぎを感じる事が出来ます。
「テンダー」・・・この秋の夜長には、実にピッタリくる曲かも知れません。
と、そんなブラーの記事を書いた時に、実にタイムリーなニュースが。
ネットの音楽ニュースで読んだのだけど、ライバル関係にあると言われて犬猿の仲だった、オアシスのノエル・ギャラガーとブラーのデーモン・アルバーンが和解したとか。
街で不意に出会って、デーモンに誘われて(だったかな?)2人で酒を飲みに行ったとか。
いやぁ、2人共、大人になったんだなぁ~。(苦笑)
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