好きな曲・「トミー・ガン」

どうもです。

昨日の夕方からちょっと天気が崩れて、ほんの少し雨が降りました。久しぶりの雨で、カラカラ気味の草木もこれでちょっとは潤ったと思います。
そして、同時に気温が下がり、２５℃程度までになり、今日はやっと秋らしくなりました。
これでもう、３０℃を超えるような暑さはないでしょう。（多分）




今回は、久しぶりに音楽記事を。
それも、随分と久しぶりに〈好きな曲シリーズ〉です。いつ以来やろ？！

ちょっと前。
ＴＯＷＥＲ　ＲＥＣＯＲＤＳのサイトを見ていたら、大好きなバンド、ザ・クラッシュのオリジナルアルバム５枚が紙ジャケ＆２０１３年最新リマスターで発売！という事実を知りました。
おぉっ！と思いました。

オリジナル・アルバムは全作持っているものの、昔のＣＤなので、今年の最新リマスター！という点に惹かれてしまいましたが・・・現在は、金銭的余裕がないのでとても購入は出来ません。
というか、確かに金銭的な事もありますが、すべて揃っているアルバムをリマスター音源のためだけに改めて購入するのがもったいない気がして、ちょっと抵抗を感じてしまう・・・というのもあります。
これはクラッシュに限った話ではなく、私の中では別格扱いのビートルズでさえ、まだ２００９年に出た最新リマスター盤は半分しか買い揃えていないのですから．．．。
まっ、その割には、近年リリースされている、ポール・マッカートニーの〈アーカイブ・コレクション〉シリーズには、デラックス・エディションに躊躇なく大金を払って購入しているという矛盾・・・苦笑いするしかありません。（例えば、今年出た『ＷＩＮＧＳ　ＯＶＥＲ　ＡＭＥＲＩＣＡ』１作分で、このクラッシュの最新リマスター盤全部揃うし。笑）


さて。
そんなわけで、久しぶりにザ・クラッシュのアルバムを引っ張り出して聴いたわけです。
彼らのアルバムの中でも、あまり聴かないアルバムを選択。それで心に引っ掛かったのが、この曲！

「Tommy　Gun」　ＴＨＥ　ＣＬＡＳＨ




シングル・カット＆２ｎｄアルバムに収録されている曲。
１９７８年ですか。

この２ｎｄアルバム『動乱（獣を野に放て）／ＧＩＶＥ’ＥＮ　ＥＮＯＵＧＨ　ＲＯＰＥ』は、個人的には、ファースト・アルバムに比べると、その勢いというか激しいパワーが薄れて、バランス良く聴きやすくなった＝まとまった普通のロックになってしまった感がしますし、収録されている楽曲がイマイチ弱い（好きではない）・・・。
しかし、だからと言ってこのアルバム、嫌いではありません。
大幅にレゲエ、ダブ、カリプソ、ゴスペル等を取り入れ、多種多様の音楽が聴ける大作『サンディニスタ！』や、実質的なラストアルバムと言える『コンバット・ロック』という４・５作目のアルバムよりも、このアルバムの方が好きですし。


そんなアルバムですが、私が大好きな曲が「トミー・ガン／Tommy　Gun」です。
ウォークマンに取り込んでいるので、楽曲単体では今でも割と聴く機会があるし、聴くと自然と気持ちが高揚してしまいます。

ちょっと横道に逸れますが・・・ここでの“トミー・ガン”とは、米国のギャング映画や戦争映画でよく出て来るトンプソン・サブマシンガンの事なのでしょうね。
日本でも人気があり、私も熱心に観ていた戦争ドラマ『コンバット！』で、主役の１人、ビッグ・モロー演じるサンダーズ軍曹が使用していた銃がそれです。
なので、個人的に「トミー・ガン」というと、上記の『コンバット！』や第二次世界大戦を扱った戦争映画をイメージしてしまいます。（苦笑）


それとほぼ同様に、「トミー・ガン」と聞いて、クラッシュのこの曲を連想してしまう私。
その響きだけが気になっているわけじゃなく、勿論、「トミー・ガン」という曲自体がカッコいいです！このアルバムの中で、個人的に最も好きな曲でもあり、クラッシュの全楽曲の中でもＴＯＰ１０に入るほど好きです。

イントロのスネアの連打から、ジョー・ストラマーの「トミーガン～」と歌い出すボ瞬間が、たまらなく好きですね！
まだこの曲には、ファーストアルバムにあった、激しい熱気というか抑えきれない勢いを感じます。


やはり、私の中でのザ・クラッシュは、音楽的に成熟した中・後期よりも、初期のパンク、ロックを聴かせる時代がベストです。
あくまでも、個人の好みの問題ですけどね、ハイ。



（付け足し）
先日ブログ記事に書いた、戦争ドラマ『バンド・オブ・ブラザース』を観ていたら、トミー・ガンが出て来たので、今回の記事を書く事になった理由の１つに・・・ネタのためにセコいなぁ。（苦笑）