4月も、もう13日になりましたか。
桜もすっかり「葉桜」になってしまって、何となく心寂しいです。(ちょっとセンチメンタル...)
ふと気づけば、毎月のように、ポール・マッカートニーの好きな曲を記事にしていますが、こうした音楽記事UPの場合、記事にするようなネタが無いと思って下さい・・・。(苦笑)
「男はとっても寂しいもの/Man We Was Lonely」
ポールがソロになって出した、1970年のファースト・アルバム『McCARTNEY』に収録されている、実に愛らしい1曲です。
確かに“言い得て妙”な邦題タイトル!!って、単に私が寂しがり屋なだけでしょうか?(苦笑)
アルバム自体が、ほぼ宅録で手造り感溢れている、前知識なく聴くと「何これ?!」と思ってしまうだろう、あの“ビートルズ”の音楽を作って来たポール・マッカートニーが作ったとは思えないアルバムです。
確かにお遊び的な作品も収録されていますが、その中には、それでもやはりポールらしい光り輝く楽曲「恋することのもどかしさ」や「ジャンク」「エヴリナイト」らがあり、そしてこの「男はとっても寂しいもの」は、個人的にそのアルバムで1、2を争う大好きな曲なのです。
実にシンプル・素朴で、とても愛らしい雰囲気が全編に漂っています!甘ったるいポール全開!って感じの曲で、いやいや本当たまりません。
その甘ったるさも、曲もアレンジもシンプルな分だけ、過剰(嫌み)じゃないのが好きな一因ですね。
まぁ、それが軟弱だ!と、ロック好きな方々から、ポールが叩かれる理由でもあるのですが、私は好きです、ハイ。
いいじゃないですか、甘くたって。
ポールが弾く、主張しているベース&印象的なギター、そして決して上手くないリンダさんのコーラスが実に良いです。
イントロのギターが聴こえてきただけで、気持ちを明るくワクワクさせてくれる、一度聴くと、忘れられない印象を残す魅力的な曲です。
しかし・・・「桜」が散った後って、心が何か無性に寂しくなりますよね...。(私だけ?)
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