けっこういい加減になぐり書き!

主に1日の〈聴いた・読んだ・こんな事あった!〉を備忘録代わりに書いています。

3回目はトレッドミル検査、心臓検査すべて終了!(その2)

2013-10-05 | 日記・エッセイ・コラム

今日・土曜日。
朝からどんより曇っていて、ついに先ほどから雨が降って来ました。
おまけに気温が上がらず、現在20℃ぐらいで、長袖を羽織りましたがそれでも肌寒いです...。



今回は前回の続きです。
簡単に書くつもりが、案の定長くなりました。(汗)


いよいよ〈トレッドミル検査〉の開始です。

開始の声と同時に、足元のベルトがゆっくり動き出しました。そんなに早くはなく、普通に足が運べます。
「前を向いて、背筋を伸ばして歩いて下さい」
私をサポートするためそばに立っている検査技師さんが、そう声をかけます。
「わかりました」
動き始めなので、そんなに負担はなく、当然、心肺的にも両足的にもまだ余裕あります。

ただ、どうも私の姿勢が悪いらしく、それを繰り返し指導されます。
「身体が前傾しています。背筋を伸ばして!」
検査技師さんだけでなく、医師からの声も飛んで来ます。
「もう少し足を前に出して、ベルトの先端の機器に乗っかるような感覚で動いて下さい」
検査技師さんが、不安定な私の身体を支えながら、姿勢を正し、指示を送ります。
「わかりました・・・」
と言いながら、そうしようと努力する私。
しかし、これがダメ...。


何せ20代の頃、施設の理学療法士に「○○(私)、将来腰が曲がって大変だ。今から矯正しないと、ほんと大変だぞ」と指摘されたほど、猫背で姿勢が悪い私。
その忠告を無視し、そのまま40代になるまで何もしなかったので、ますます姿勢は悪くなっていて、今では意識して背筋をピンと伸ばすだけで背中に辛さを感じるほど・・・。
なので、どうしても身体が前傾姿勢になってしまうのです。


何度も何度も姿勢の事を言われるものの、情けないかな、この私にはどうしようも出来ません。
姿勢を気にしたら足がスムーズに運べず、足をスムーズにしようとすれば姿勢が悪くなる・・・その結果、ほとんど検査技師さんのサポートを受けながらベルト上を歩きます。

そのうち、息苦しさはそれほどでもないものの、危惧していたように足の方が疲れて来ました。そのため、段々と足が前の方に行かなくなり、その点でまた医師から
「足を前の方に!」
と、ちょっと怒ったような口調で指示が飛んで来るようになりました。
しかし、もう足が思うようになりません。歩けるものの、前の方に足を運ぶための余力はない状態です。
検査技師さんからも、もう少し前の方で!と言われますが、頑張っているもののベルトのスピードに、もはや完全に足が負けている状態・・・。
そうこうしている内に、呼吸の方もしんどくなってきました。
まだ5分と歩いて(走って)ないのに!
情けなくて、(体力なさすぎだぞ、俺!)と、心の中で叫んだ私でした。

「○○さん、キツいですか?」
私の苦しさを心電図のモニター類で察したのか、医師が声をかけてきました。
「はぁ、ちょっと。まだ大丈夫です・・・」
そう返答したものの、医師はあっさりと、
「あと15秒で終わりましょう」
との言葉を返し、その通り「終わります」と15秒後にベルトは停止しました。
ベルトの停止に足を合わせながら、歩いていると、医師から次の一言が!

「随分と運動不足ですね」

・・・確かにそうなので、何も言えません。
そう言った時の、医師の苦笑した顔を見て、一瞬ムッと来ました。
その医師の言葉が胸に突き刺さり、悔しいやら悲しいやら、かつ、それ以上に体力の無さを痛感しました...。


結局。
検査は負荷的に3段階まであるみたい?ですが、上記したように私が検査受けるのが下手クソだったからか、検査開始時の心拍数が高めだったので早くも検査終了目安の心拍数に達したのか、5分程度(多分)で終了しました。
(医師と検査技師の会話、後の主治医の診察時にチラ見した電子カルテの〈トレッドミル検査〉の報告文章を見て、最初の段階で終わったとわかりました...)

昔受けた〈マスター2試験〉の時と違い、息はゼーゼーしていましたが、吐き気などは全くなく余裕はありました。
すぐに〈トレッドミル検査〉機器から降りて、そばのベッドに横たわり、検査終了時~安静時に戻るまでの心電図の測定を始めます。
ベッドに横たわっている事約5分、検査技師さんがやって来て、
「お疲れ様でした。検査終了です」
と、明るく一言。テキパキと心電図の電極を外し始めました。
「胸とか痛いとか、苦しいとかは無いですか?」
「はぁ、大丈夫です」
電極を外し終わり、上着を身に着けてから立ち上がると、検査技師さんが検査で記録した心電図の用紙が入った封筒を手渡し、
「これを内科受付に出して下さいね。今日は検査お疲れ様でした」
との言葉をかけられて、検査室を出ました。
こうして〈トレッドミル検査〉終了です。


体力の無さ・・・本当に、それを痛感しました。


検査センターから、1階に降りて、循環器内科の受付を行い、主治医の診察・説明を待ちます。
時間は10時15分。予想以上に早く検査が終わりました。
待ち番号は64番だけど、すでに40番台も呼ばれているから、今日は早めに終われるな~と楽観して、待合室のベンチに座り名前を呼ばれるのを待ちます。


・・・30分過ぎた。

・・・1時間過ぎた。

・・・1時間半過ぎた。


受付番号を呼ばれて診察室に入ったのは、循環器内科での受付から2時間ちょっと過ぎた後でした。
待つのはそんなに苦では無いものの、待合室の椅子がちょっと硬くてお尻が痛くなり座っているのが辛かったです。


担当医から、「何度も検査お疲れ様でした」と言葉をもらい、まずは前回受けた〈経食道心エコー検査〉の結果について詳しい説明を受けました。
机上のパソコンのモニターに映し出されている、電子カルテ内の私の心臓のエコー画面をいくつも見ながら、指さして医師は説明してくれますが、心臓の動きやカラー画像で血流がわかるぐらいで、当然素人目には何が正常か異常かなんてよくわかりません。(苦笑)
検査結果は、前回の検査直後に聞いたように、心臓の機能的には何も異常はない事を再確認、安心してもらって大丈夫!との事でした。
そして、医師は、もう一度聴診器を使って心臓の音を聴きましたが、
「今日は、音(心雑音)しませんね。初診の際は確かにはっきり聴こえていましたけど、前回の時もほとんど聞こえなかったし・・・」
との事。
心雑音に関しても、たまたま聞こえる場合もあるらしく、今までの心臓の検査の結果からみても病的な原因ではないので、心配しなくていいとの結論が出ました。
う~ん、何だったんだろう?

そして、今回の〈トレッドミル検査〉の結果についての説明がありました。
データの切り替え操作をして、パソコンのモニター画面に出された電子カルテに記入されている検査に当たった医師の検査報告文と、記録された心電図の波形をじっくり見ながら、
「うん、問題ないですね。特に異常所見は見られません」
との言葉が。
「そうですか」
それを聞いて、ホッとした私。
受けた検査すべてで異常が無い、そうわかって本当にホッとして気持ちが楽になりました。

しかし。
そんな私に、医師は微笑みながら、

「時々、息切れを感じる(と問診時に訴えたので、この検査を受ける事になった)のは、多分、運動不足だと思います。検査結果が異常なしと出たので、もう心配されずに、逆に心臓のためにも適度に身体を動かした方が良いですね」

という、痛烈な?一言をかけてくれました。
それに関して、全く反論出来ない(反論する必要もないけど)私。運動不足は事実だし、ついさっき受けたばかりの〈トレッドミル検査〉で己の体力の無さを実感したばかり...。
「年齢の割には、体力があまり・・・」
と、最後の方は医師に言葉を濁されて、苦笑いされてしまいました。
「はぁ、運動不足ですね、確かに・・・」
私もそう言って苦笑いするしかありません。
いやぁ、恥ずかしかったです、本当に。


「これで心雑音に関する検査は終わります。特に心臓に異常所見は見られなかったので、ご安心下さい。何も気にすることなく過ごされて下さい。もし、また何か気になる症状があった際はご来院下さい。3度の検査・来院、お疲れ様でした」
その医師の言葉で、心雑音が見つかった故の、3回の心臓の精密検査が終わりました。


心臓の精密検査を依頼したかかりつけ医に対する今回の検査報告書を受け取り、会計窓口で支払いを済ませたのは13時前。

病院から出て、バス停まで歩きながら、やっと終わった・・・としみじみ思いました。
それも、異常なしという最高の結果。
3回の検査、特に〈経食道心エコー検査〉の辛さが心身共に堪えましたが、その苦労の甲斐があったなぁ~と思いました。


心雑音が見つかり、7月下旬から約1ヶ月半かけて行った、3回の心臓の精密検査。受ける際は、まさか、うして3回も受けるとは思っていなかったです。(汗)
検査自体は、2回目の〈経食道心エコー検査〉以外は辛くは無かったし、異常は無いだろうという状態の中での検査だったので、心雑音に関しては心配はしていなかったのですが、やはり最終診断が出るまでは精神的にはちょっとしんどいものがありました。何やかんや言っても、やはり無意識の内に気にはなっていたのでしょうね。
(父親の癌再発・手術という心配事も重なったのもありますが...)


やはり健康が一番!!そう再認識した、この1ヶ月半でした。



異常なし・・・とわかった割に、それ以降、夏の疲れが出ているのか、どうもイマイチ体調が優れないです。(汗)



まとまりない文章を長々と書いてしまい、すみません。
読んで下さった方々には感謝です。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 3回目はトレッドミル検査、... | トップ | 「銀翼、南へ北へ」 渡辺洋二 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記・エッセイ・コラム」カテゴリの最新記事