今回は、チープ・トリック/CHEAP TRICKについて。
私が子供の頃、邦楽から急にビートルズに目覚め、かつ洋楽を聴き始めた頃に、やたら人気があったバンドの1つが、このチープ・トリックでした。
(他はクイーンやエアロスミス等でしたか)
日本での人気は絶大でした。「ミュージック・ライフ」等の音楽雑誌にも毎回特集並みで扱いで登場していました。
確かに、美形メンバー2人、ロビン・ザンダー(vo)とトム・ピーターソン(b)という2人の存在が大きかったのではないかと思います。
残る2人、リック・ニールセン(g)はどこか奇人っぽいし、ベン・E・カルロス(ds)はいかにもおじさんっていう感じで、容姿の面においては見事なまでに好対照ですし。(おいおい)
私が、チープ・トリックをリアルタイムで聴いたのは、日本からの逆輸入の形として『チープ・トリックat武道館』によって、やっと本国・米国でも人気に火がついた後に出たアルバム『ドリーム・ポリス』からです。
このアルバムのタイトルナンバー「ドリーム・ポリス」は、本当によく聴いたものです。(前に記事に書きましたし)
そして、このアルバムの収録曲も、せっせとエアチェックして集めた聴きました。「ヴォイシズ」なんか、子供心にめちゃ美しい曲だなぁ~と思ったものです。
それから、昔の作品を遡って聴いて、このチープ・トリックの魅力に取り付かれたわけです。
一時期は、レコード屋で貰った、畳一畳以上分ほどある彼らのポスターを、ビートルズのポスターと一緒に部屋に貼っていた記憶もありますしね。(笑)
その後、ビートルズのプロデューサーだったジョージ・マーティンや、奇才トッド・ラングレンが彼らのアルバムをプロデュースしたり、メンバーのトム・ピーターソンが脱退したり・・・と、話題は多かったものの、だんだんと人気は下降線を辿り、それと同時に、私自身も熱心には聴かなくなってしまいました。
売れなくなってからの楽曲で、パッと思い出せる、記憶にあるのが「トゥナイト・イッツ・ユー」だから、辛うじて1985年頃までは聴いていたのではないかと思います。
まあ、それも辛うじてという感じですけど・・・。
そして・・・再びチープ・トリックの名前を聞いた、楽曲を耳にしたのが、映画『トップ・ガン』に使われた「マイティ・ウイング」!
この曲がモロ好みのサウンドで、久しぶりに「うゎ、チープ・トリックやん、カッコいい!!」と思ったものです。
そして、1988年には「永遠の愛の炎」の大ヒットで、まさかの表舞台への復活!!
正直言うと、この曲は好きじゃないのですけど、チープ・トリックの復活は妙に嬉しかったですねぇ、ほんと!
しかし・・・結局、それ以降はまたも大して売れず、再び聴く事が無くなってしまいました。(涙)
でも、CD時代になり、過去の作品を集めて聴いて、やはりチープ・トリックはいいなぁ~!と、最近再認識しています。
特に、ファースト~1980年代初めまでの作品は、今聴いても色褪せないというか、私好みのサウンドで素晴らしいと思います。
そこには、やはり当時の思い出等も絡まっていますが、音楽的にも好きなサウンドですし、離れられないバンドなんだな、と思います。
最後に、個人的に彼らの大好きな曲を5曲ほど挙げておきます。
「ドリーム・ポリス」
「グッド・タイムズ・バッド・タイムズ(Everything Works If You Let It)」
「今夜は帰さない」
「ヴォイシス」
「甘い罠」
正直、「サレンダー」や「永遠のラヴ・ソング」なんかも捨て難いし、5曲じゃ足りなかったなぁ。(笑)
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