イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

飼いネコとして広い世界に踏み出す第一歩、首輪をつけて外出してもよい時期に差し掛かった完全にうちになじんだうちのネコ

2021年04月27日 06時27分50秒 | うちのネコ、よそのネコ
天気のいい日が続きます。
洗濯ものの翻る裏庭で日光浴を楽しむ母子ネコ、リヴィーとティブです。


ストックポートのペットショップで首輪を買ってきました。

青年ネコのティブには男らしいカーモー(カモフラージュ=迷彩色)....




若いお母さんネコ、リヴィーにはマヌケなフリージアン(乳牛)柄を。




セクシーなヒョウ柄にしようか少し迷ったのですが、体形や毛皮の柄を考慮して決めました。



ネコたちは一日中、ほとんど庭で過ごします。
庭に通じるバック・ドアは1日中空けっぱなしになっています。
気温が下がる日暮れ後や、出かける時にはネコ用ビスケットの缶をふって家に呼び込み、ドアを閉めなければなりません。

フロントドア(玄関)に取り付けたキャット・フラップ(catflap=ネコ用出入り口)を開け放して、ネコたちがいつでも好きな時に出入りできるようにする時が来たようです。


締め切った裏庭と違い、広い世界に通じる玄関から外に出すには飼いネコであることを示す首輪が必須です。
連絡先が書かれた「迷子札」もつけるつもりです。
ネコの斡旋先を探すレスキューセンター/アダプションセンターから来たネコには必ず身元が分かるようマイクロチップが埋め込まれていますので、外で死んだり怪我をして家に帰れなくなったりしたら、獣医師を通じて斡旋元のチャリティ団体に連絡が行くことになっています。
......
で、首輪をした写真がないのかって?

ありません。

2匹とも首輪をつけてくれません。
たいていのネコは最初に首輪をつける時にひどく抵抗するそうですが.....

とりあえず夫が膝に乗せ、肩のあたりを押さえつけている間にティブの首に装着できました。
....と思う間もなく、ちゃりちゃり音がする鈴の音に興奮して台所中を狂ったように駆け回り、ゆるすぎて調節が必要だった首輪に前脚を突っ込んで引っ張って自分ではずしてしまいました。

引っかかると自然とバックルが外れて首が締まることがないようデザインされた安全首輪です。

リヴィーは膝にのせて押さえつけただけでものすごく怒り、すきを見て逃げ出しました。

今まで何匹ものネコの首に首輪をつけてきた私たちですが、こんなにうまくいかないペアは初めてです。
鈴はイギリス郊外では数が激減しているという野鳥を保護するため、飼いネコには必須アイテムです。
普通はそのうち慣れるはずですが、去年死んだホレイシオは鈴の音によるストレス症状がはなはだしく、はずしてつけていました。

コメント (3)
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