10年Ｗ杯は31/204

2010FIFAワールドカップの予選参加エントリー数が歴代最多の204ヶ国となったことが30日に発表されました。
今までの最多エントリー数は2002FIFAワールドップの199ヶ国でした。

今回はセルビア・モンテネグロが独立して建国された国であるモンテネグロなどが新たに参加登録しました。
一方で2002FIFAワールドカップ時にアザーファイナルを行ったブータンをはじめ、ブルネイ、ラオス、フィリピンの4ヶ国は参加登録しませんでした。
今回のワールドカップ出場枠は、既に出場権を獲得している開催国南アフリカを除き31枠。204ヶ国がこの31枠を目指して各地域で戦います。

強豪国と呼ばれる国がもっとも多い欧州は13枠、開催地のアフリカには5枠、日本が所属しており、06FIFAワールドカップで不振に終わり出場枠が減らされる恐れがあったアジアは06予選と変わらず4.5枠（オーストラニアがアジア連盟に加入したことを考慮した可能性あり）、アメリカ、メキシコがいる北中米カリブ海は3.5枠、アルゼンチン、ブラジルがいる南米は4.5枠、オーストラリアがアジアに移動したためニュージーランドが本命になったオセアニアは0.5枠です。
プレーオフはアジア5位vs1位オセアニア、南米5位vs4位北中米カリブ海。

2010FIFAワールドカップは2010年6月11日～7月11日の1ヶ月間開催される予定です。

各大陸出場枠一覧
欧州:13枠
アジア:4.5枠
南米:4.5枠
北中米カリブ海3.5枠
オセアニア:0.5枠

ベッカム「常に代表としてプレーすることが夢」

デイビッド・ベッカム（元イングランド代表、レアル・マドリード）

――レアルの4年連続無冠が濃厚ですが…？
「レアル・マドリーが無冠だなんて信じられないよ。チームには世界有数の選手が何人もいる。特に僕が入団した初年度はジダン、フィーゴ、ロベルト・カルロス、ラウルらが揃っていたんだからね」

――なぜサッカー不毛の地と呼ばれるアルリカに移籍したんですか？
「キャリアの最後に新しい挑戦をしたかったわけじゃない。他との違いを示せる場所に行きたかったんだ」

――イングランド代表復帰は諦めていませんか？
「幼い頃から、常に代表選手としてプレーするのが夢だった。それが変わったことは一度もない」

カシージャス代表出場記録7位に浮上！

スペイン代表GKでレアル・マドリード所属のイケル・カシージャスが、28日に行われたアイスランド戦でスペイン代表出場通算記録歴代7位に浮上しました。

カージャスは2000年6月3日にスペイン代表デビュー以来約7年で68試合に出場したことになります。現在25歳のカシージャスなら、歴代1位の記録を抜くこともできるかもしれません。

スペイン代表歴代出場記録
１位 スビサレータ126試合100失点（引退）
２位 ラウル102試合44得点
３位 イエロ89試合29得点（引退）
４位 カマチョ81試合0得点（引退）
５位 ゴルディーリョ75試合3得点（引退）
６位 ブトラゲーニョ69試合26得点（引退）
７位 アルコナダ68試合62失点（引退）
７位 カシージャス68試合42失点
９位 ミチェル66試合21得点（引退）
10位 ルイス・エンリケ62試合12得点（引退）
10位 ナダル62試合3得点（引退）

レアルはC・ロナウド獲得に着手

レアル・マドリードはACミランのカカ獲得を諦め、マンチェスター・ユナイテッドのクリスティアーノ・ロナウド獲得に着手した模様です。

レアルのカルデロン会長は「我々がカカを獲得するのは、非常に厳しいと言わざるを得ない」とコメント。昨年夏から獲得に努めていたカカの獲得を断念しました。
そのかわり、レアルは新たなターゲットであるクリスティアーノ・ロナウド獲得に動いているようです。

クリスティアーノ・ロナウドは先日レアル移籍を仄めかす発言をしていますが、レアルのライバルであるバルセロナ、セリエA連覇まじかのインテルが獲得を狙っており、そしてなによりマンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督がクリスティアーノ・ロナウド残留に向け動いています。
カカ獲得と同じようにクリスティアーノ・ロナウド獲得は困難を極めるでしょう。


　　　　　　　　　　　　　　　残留か？移籍か？決断の時が迫る!!

ロニーの背番号7にナイキが難色

24日に行われたブラジルvsチリの国際親善試合でバルセロナのロナウジーニョが本来付けている背番号10ではなく、背番号7を付けたことにブラジル代表のスポンサーでロナウジーニョとは“10Ｒ”のブランドで契約しているナイキが難色を示しました。

このロナウジーニョの背番号交代劇には、トゥンガ監督がロナウジーニョを信頼していないからという噂もあります。
尚、この試合で背番号10の付けたのは、ロナウジーニョと並ぶと劣らない実力を持っているACミランのカカが付けました。

試合はチリ相手にロナウジーニョが一昨年6月のコンフェデレーションズカップ決勝戦アルゼンチン戦以来の代表ゴールを2発決めて、ブラジルが4-0で大勝しました。

伊と英国が勝利!ポルトガルは引き分け

ユーロ2008予選が各地で行われました。

グループA
3位のポルトガルは4位セルビアとアウェイで対戦。
本大会出場圏内の2位に入りたいポルトガルは、ティアゴのゴールで先制するも、その後セルビアに追いつかれ1-1の引き分けで試合終了。
ポルドカルは勝ち点11で2位に浮上しました。

1位 ポーランド 　 勝ち点16
2位 ポルトガル 　勝ち点11
3位 セルビア 　　勝ち点11
4位 フィンランド  勝ち点11

グループB
調子が上がらず4位と低迷しているイタリアは2位スコットランドとホームで対戦、トニの2ゴールで完勝しました。
また3位のウクライナもリトアニアを1-0で下しフランス、スコットランドと勝ち点12で並びました。イタリアは勝ち点2差の4位で3チームを追います。

1位 フランス 　　　 勝ち点12
2位 スコットランド  勝ち点12
3位 ウクライナ 　　勝ち点12
4位 イタリア 　　　 勝ち点10

グループC
首位のトルコはホームでノルウェーと2-2で引き分けて首位の座を保持しました。そのトルコを勝ち点3差で追っているギリシャはマルタに勝利し、首位トルコとの勝ち点差を1にしました。

1位 トルコ 　　　勝ち点13
2位 ギリシャ 　  勝ち点12
3位 ノルウェー  勝ち点7
4位 ボスニア 　 勝ち点7
5位 ハンガリー  勝ち点6

グループD
前節ドイツに敗れたチェコはキプロスを下して首位ドイツを追撃。アイルランドもスロバキアを下してドイツとチェコを追っています。

1位 ドイツ 　　　   勝ち点13
2位 チェコ 　　　  勝ち点13
3位 アイルランド  勝ち点13
4位 スロバキア 　勝ち点9

グループE
前節イスラエル相手にまさかのドローゲームを演じたイングランドは、アウェイのアンドラ戦を3-0で終えて、勝ち点11で2位イスラエルと並びました。

1位 クロアチア 　勝ち点13
2位 イスラエル 　勝ち点11
3位 イングランド 勝ち点11
4位 ロシア 　　　 勝ち点11

グループF
前節デンマークを下し予選成績を2勝2敗としたスペインは、ホームでアイスランドと対戦し、バルセロナの成長株イニエスタのゴールで辛勝しました。
スペインは勝ち点3を手に入れ、3位に浮上。勝ち点3差で2位スウェーデンを追います。

1位 北アイルランド 勝ち点13
2位 スウェーデン 　勝ち点12
3位 スペイン 　　　 勝ち点9
4位 デンマーク 　　勝ち点7

グループG
首位オランダはスロベニアとアウェイで対戦。試合終了間際にバルセロナのファン・ブロンクホルスが決勝弾を押し込み0-1。オランダが首位の座をキープしました。
2位ルーマニアはルクセンブルクに快勝して2位の座をキープしました。

1位 オランダ 　   勝ち点14
2位 ルーマニア   勝ち点11
3位 ブルガリア   勝ち点9
4位 ベラルーシ   勝ち点7

オーウェン、今季復帰か？！

昨年6月20日に行われた2006FIFAワールドカップグループリーグ第3戦、スウェーデン戦で右膝の前十字靱帯断裂を損傷して負傷退場してから一度としてピッチに立っていないイングランド代表マイケル・オーウェンが、英紙タイムズの取材に対し「ボールをけったり、まっすぐ走ることは全力でできるようになった。これからターンしたりひねったりする動きを加えていく」と話た上で「あと2週間程度でチームの練習に合流できると思う」と現在の状況を伝えました。

昨年のW杯で決勝トーナメントにチームを導いておきながら消化試合で負傷し、決勝トーナメント出場が叶わなかったオーウェン。その悔しさをユーロ2008予選でぶつけてくれれば、苦しんでいるイングランドの救世主になるかもしれません。
そのためにも、一刻も早く復帰してもらいたいところですが、果たして...。

独、イベリア勢勝利，英国は痛恨のドロー

ユーロ2008予選が24日、各地で行われました。

グループA
ポルトガルがホームでベルギーを5-0で下して3位に浮上、2位フィンランドに勝ち点1差としました。

3月24日の結果
ポーランド5-0アゼルバイジャン
ポルトガル4-0ベルギー
カザフスタン2-1セルビア

1位 ポーランド　 勝ち点13
2位 フィンランド 勝ち点11
3位 ポルトガル   勝ち点10
4位 セルビア     勝ち点10
5位 ベルギー 　  勝ち点7

グループB
首位のフランスはアウェイでリトアニアと対戦。苦戦しましたが、アネルカのゴールが決まり1-0で勝利。首位の座を死守しました。

3月24日の結果
スコットランド2-1グルジア
フェロー諸島0-2ウクライナ
リトアニア0-1フランス

1位 フランス 　　　勝ち点12
2位 スコットランド 勝ち点12
3位 ウクライナ　　 勝ち点9
4位 イタリア 　　　勝ち点7

グループC
トルコはアウェイで2位ギリシャと対戦して1-4と大勝。頭一つ抜け出しました。

3月24日の結果
モルドバ1-1マルタ
ギリシア1-4トルコ
ノルウェー1-2ボスニア・ヘルツェゴビナ

1位 トルコ   　　　　　　　 勝ち点12
2位 ギリシア 　　　　　　　 勝ち点9
3位 ボスニア・ヘルツェゴビナ 勝ち点7
4位 ノルウェー 　　　　　　 勝ち点6

グループD
現在負けなしのドイツは宿敵チェコと対戦。ユーロ2004では2軍メンバーのチェコ相手に屈辱的な逆転負けを喫しグループリーグで敗退してしまったドイツでしたが、今回は形勢逆転!クラニーの2ゴールで数的有利に立っていたドイツは、バロシュゴールで食い下がねチェコを振り切り勝利しました。

3月24日の結果
サンマリノ1-2アイルランド
チェコ1-2ドイツ
アイルランド1-0ウェールズ
キプロス1-3スロバキア

1位 ドイツ 　　　勝ち点13
2位 チェコ 　　　勝ち点10
3位 アイルランド 勝ち点10
4位 スロバキア 　勝ち点9
5位 キプロス 　　勝ち点4

グループE
苦戦中のイングランドは、アウェイでイスラエル相手に苦戦を強いられ痛恨のドロー。2位ロシアに勝ち点3差で追うという厳しい展開です。

3月24日の結果
イスラエル0-0イングランド
エストニア0-2ロシア
クロアチア2-1マケドニア

1位 クロアチア 　勝ち点13
2位 ロシア 　　　勝ち点11
3位 イングランド 勝ち点8
4位 イスラエル 　勝ち点8
5位 マケドニア 　勝ち点7

グループF
2連敗中のスペインはホームでデンマークと対戦。2-1で勝利して順位を4位に上げましたが、いぜんとして予選敗退の危機に立っています。

3月24日の結果
スペイン2-1デンマーク
リヒテンシュタイン1-4北アイルランド

1位 スウェーデン　 勝ち点12
2位 北アイルランド 勝ち点10
3位 デンマーク 　　勝ち点7
4位 スペイン 　　　勝ち点6
5位 ラトビア 　　　勝ち点3
6位 アイスランド 　勝ち点3

グループG
首位のオランダは2位チェコと対戦しました。結果はスコアレスドローに終わり順位に変動はありませんでした。

3月24日の結果
オランダ0-0ルーマニア
ルクセンブルク1-2ベラルーシ
アルバニア0-0スロベニア

1位 オランダ   勝ち点11
2位 ルーマニア 勝ち点8
3位 ブルガリア 勝ち点8
4位 ベラルーシ 勝ち点5
5位 スロベニア 勝ち点4

川口メモリアルマッチ飾る

日本代表は24日に国際親善試合キリンチャレンジカップ2007を行い、日産スタジアムでペルー代表と対戦しました。

試合は前半19分に中村俊輔のフリーキックから巻誠一郎がヘディングで決めて1-0。巻は昨年5月以来のゴールとなり、オシム体制になってからは初ゴールとなりました。
試合はそのまま日本が有利に進め、後半9分には中村のフリーキックから高原が決めて2-0。日本が2ゴールを決めてペルー相手に初勝利を飾りました。

この試合は98、06年ワールドカップにも出場した川口能活はこの試合で代表100キャップを達成しました。

カーン、ミランとの第1戦出場停止

バイエルン・ミュンヘン所属の元ドイツ代表オリバー・カーンが、レアル・マドリードとのUEFAチャンピオンズリーグ1回戦第2戦後のドーピングチェックの際に、相応しくない振る舞いをしたとして、同大会準々決勝第1戦のACミラン戦に出場できなくなりました。

また、カーンと同様の行為を行ったブラジル代表ルシオに対しては、罰金の処分だけで出場停止にはなりませんでした。

処分内容
オリバー・カーン
・1試合の出場停止
・2万スイスフラン（約200万円）の罰金

ルシオ
・1万スイスフラン（約100万円）の罰金