スペイン、リーガ・エスパニョーラ第34節。
首位レアル・マドリードは10位のアスレティック・ビルバオと対戦。
前半戦
勝利すれば、リーグ優勝に王手をかけるレアルは序盤から積極的な攻めを展開。
前半13分、ロビーニョのシュートのセカンドボールをサビオラが決めて1-0。サビオラがここにきてようやくチームに貢献する得点を決めました。
前半26分、レアルに再びチャンス。サビオラのパスからロビーニョがシュートを放つもクリアされます。
前半29分、ビルバオが反撃。ガビロンドフリーキックをエチェベリアに合わせられましたが、カシージャスがセーブ。前半32分にもガビロンドのパスからガルメンディアにシュートを放たれるもカシージャスが再び好プレーを披露、1-0のまま後半へ。
後半戦
後半1分、ラウルのパスからスナイデルがシュートを放ちビルバオを牽制。
一方のビルバオも随所で反撃、幸いカシージャスを驚かすシュートはありませんでした。
後半15分、ラウルのパスからセルヒオ・ラモスが狙うもゴールを捉えられずに追加点のチャンスを逃します。後半22分にもサビオラのパスからグティがシュート、これもゴールには至らず。
確実にビルバオゴールに迫るレアルは後半29分、イグアインのセンタリングからロッベンが決めて2-0。このゴールによって士気を失ったビルバオに対し、レアルは後半32分にイグアインが駄目押しゴールを決めて3-0。レアルが大勝!!
総括
バルセロナが失速したため、思ったより早くリーグ2連覇を果たせそうです。
レアルは次節のオサスナ戦で勝利すれば、他チームの結果に拘らず無条件で優勝が決まります。
日程
リーガ・エスパニョーラ第35節 5月4日(日)レイーノ・デ・ナバーロ(パンプローナ)
オサスナvsレアル・マドリード
■5月
第35節 4日(日)
vsオサスナ(A)
第36節 7日(木)
vsバルセロナ(H)
第37節 11日(日)
vsサラゴサ(A)
最終節
vsレヴァンテ(H)
2007-08シーズンUEFAチュンピオンズリーグ準決勝、本拠地アンフィールドに宿敵チェルシーを迎えたリヴァプール。チェルシー買収後、同大会で幾度となく避けてきた相手でしたが、今回はサッカーの神が微笑まず終了間際にオウンゴールで1-1と負けにも等しい結果となってしまいました。
ホーム&アウェイ方式の重圧に苛まれリヴァプールはロンドンで第2戦を戦います、果たして1年前の雪辱を果たせるのでしょうか?
スペイン、リーガ・エスパニョーラ第33節。
首位レアル・マドリードはアウェイでラシン・サンタンデールと対戦。
前半戦
優勝争いをしているレアルと欧州CL出場圏内獲得争いをしているラシン、どちらも負けられない重要な試合で流れを掴んだのはレアル。
前半6分、スナイデルのフリーキックのセカンドボールロッベンがシュート。相手GKに阻まれるも、このプレーでの勢いそのままに前半12分、スナイデル,ガゴ,ロビーニョの連携からラウルが先制点を上げ0-1。
得点後はラシンが反撃、幾度となくレアルゴールに迫り、前半36分にはムニティスのパスからチテに決定的なシュートを放たれるもカシージャスが好プレーで守り切り0-1で前半終了。
後半戦
後半15分、ディアラのパスからロビーニョが惜しいシュートを放つなどレアルは積極的に追加点を狙っていきます。
後半31分、シェスター監督はロビーニョに代えてイグアインを投入。この采配が効いたのはロスタイムに入ってからでした。
後半48分、バティスタとバルボアの連携からイグアインが決めて0-2。リーグ連覇にまた一歩近づきました。
順位
1位 レアル(勝点72)
2位 ヴィジャレアル(勝点62)
3位 バルサ(勝点61)
4位 アトレティコ(勝点54)
5位 ラシン(勝点53)
6位 セヴィージャ(勝点51)
日程
リーガ・エスパニョーラ第34節 4月27日(日)サンティアゴ・ベルナベウ(マドリード)
レアル・マドリードvsアスレティック・ビルバオ
■5月
第35節 4日(日)
vsオサスナ(A)
第36節 7日(木)
vsバルセロナ(H)
第37節 11日(日)
vsサラゴサ(A)
最終節
vsレヴァンテ(H)
17歳で2006FIFAワールドカップメンバー入りを果たした現在19歳のセオ・ウォルコットが、現在の状況に対して「今シーズンはサイドで起用され続けているけど、FWの位置に入ったときは結果を残しているつもりだ。監督は僕をストライカーとして考えてくれているようだし、それは嬉しいことだ。だから、来年はもっと前線でプレーしたいよ」と語りました。
ワールドカップのメンバーに選ばれたときは“サプライズ”と注目されましたが、結局1試合も出場できずにメンバー発表時だけのサプライズとなってしまいました。
そして今季、アーセナルでリーグ初得点を果たすなどの活躍を見せましたが、先発に出場があまりありません。
このことに対しウィルコットは「昨年の10月に監督と直に話をしたんだ。『スタメンに選ばれるにはどうすればいいか?』ってね。すると、『もう少しアグレッシブにプレーするべき』と言われたよ。チームメイトをフォローしながら、守備にも貢献して、相手ボールの時は中盤に下がってプレーするようにとね。最近はそういったプレーが出来ていると思う。でも、スタメンのチャンスは少ない。この状況が続くようなら、『今度は何が必要なんですか?』と聞きに行くつもりだよ」とベンゲル監督に対し少し不服な部分があるようです。
オーウェン、ルーニーと若くしてイングランド代表のエースになった先輩たちの後を追うウォルコット、先発出場メンバーに名を連ねるのはいつになるのか…。
スペイン、リーガ・エスパニョーラ第33節。
2位バルセロナは本拠地カンプ・ノウでエスパニョールとのカタルーニャ・ダービーを行いました。
ロナジーニョ、エトーの移籍問題に揺れるバルサは決定力を欠きスコアレスドロー。
昨年も同じような問題が起こり優勝目前で失速、レアルに劇的逆転優勝を許したバルサ、同じ失敗を繰り返してしまいました。
一方、年を追う度に調子が上がっている4位アトレティコ・マドリードはホームでベティスに敗戦、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場圏獲得を狙っているだけに痛い敗戦。
そして明日、欧州CL出場争いと優勝争いの真っ只中にいる2チームが対戦します。
勝てば2連覇にまた一歩近づく首位レアル・マドリードと同じく勝利でCL出場圏内に浮上する5位ラシン・サンタンデールが対戦します。
順位
1位 レアル(勝点69)
2位 バルサ(勝点61)
3位 ヴィジャレアル(勝点59)
4位 アトレティコ(勝点54)
5位 ラシン(勝点53)
6位 セヴィージャ(勝点51)
リーガ・エスパニョーラ第32節、レアル・マドリードは4月13日、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでムルシアと対戦。
前半戦
前半から攻めたレアルはスナイデル、グティを中心にムルシアに襲いかかります。
試合が動いたのは前半19分、ミゲル・トーレスが後からダニ・アキノにラフプレーを仕掛け一発退場、レアルは10人での戦いを強いられる厳しい展開。
後半戦
首尾を固めるムルシアに対しレアルは幾度となく攻撃を仕掛けますが、10人なので必要以上にカウンター攻撃を警戒しながらの攻撃はレアルに負担を掛けていきます。
そんな中、後半13分にグティのスローインをラウルがパス、相手ディフェンダーがクリアしたところをスナイデルが奪いシュート、ネットを揺らし待望の先制を獲得!
失点したムルシアでしたが、強固な守備体勢は崩さなかったものの終盤に差し掛かるとじょじょに攻撃を仕掛け同点を狙います、これに対しシェスター監督はミチェル・サルガドを投入して守備固めを行い試合終了。
僅差で勝利したレアルは引き分けた2位バルセロナとの勝ち点差を9にし独走状態、3位ヴィジャレアルは敗戦してレアルとの勝ち点差は10と開きました。
残り6試合、このまま勝利し続ければ第36節バルセロナ戦で優勝が決まります。
日程
リーガ・エスパニョーラ第33節 4月20日(日)エル・サルディネロ(サンタンデール)
ラシン・サンタンデールvsレアル・マドリード
■4月
第34節 27日(日)
vsアスレティック・ビルバオ(H)
■5月
第35節 4日(日)
vsオサスナ(A)
第36節 7日(木)
vsバルセロナ(H)
第37節 11日(日)
vsサラゴサ(A)
最終節
vsレヴァンテ(H)
約2年前、八百長事件に絡んだ4チームとして唯一2部に降格したユヴェントス、当時は再起は長い間不可能という声もありましたが1部復帰1年にしてUEFAチャンピオンズリーグ出場圏内をほぼ確実にしました。
セリエA第33節、同じく八百長に絡みながら欧州王者となったACミランと本拠地オリンピコで対戦したユーヴェ。
前半12分にカモラヌージのアシストからデル・ピエロが決めて先制、しかし前半13分に昨年のCL決勝の英雄インザーギに決められ1-1。前半31分にもインザーギに決められ1-2。
欧州CL出場圏内を確保するためにも絶対に負けられない試合、前半終了間際に波状攻撃を仕掛けたユーヴェはカモラネージ、トレゼゲのコンビが作り出したこぼれ球をサリハミジッチが決めて2-2の同点。
後半に入るとユーヴェペースで試合が進み、苛立ったミランは悪質なファウルを犯し10人に、チャンスを逃すまいと攻め込んだユーヴェは後半35分にカモラネージのクロスからサリハミジッチが決めて3-2。ユーヴェがシーソーゲームを制し欧州CL出場圏内の4位に一歩近づきました。
一方、ミランは欧州CL出場圏内から一歩遠ざかりました。
順位
1位 インテル(勝点72)
2位 ローマ(勝点68)
3位 ユヴェントス(勝点61)
4位 フィオレンティーナ(勝点56)
5位 ACミラン(勝点52)
あとはバルサとの交渉のみでロナウジーニョがバルサのユニフォームを脱ぐ日は近いようです。
本人との契約金は契約は2012年までで、年俸は800万ユーロ(約12億5000万円)。
イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドがチームのエースでポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドとの契約をもう1年延長するために年俸1000万ユーロ(約16億円)を提示したようです。
ロナウドはマンUと2012年まで契約していますが、これをもう1年延長することで現在誘いをかけてきているレアル・マドリード、チェルシー、バルセロナなどのチームからの保守を狙っているようです。
現在マンUの中で一番年俸が高額なのはイングランド代表ウェイン・ルーニーですが、もしロナウドが契約を延長すればこれを遥に上回るチーム最高年俸者となります。
2007-2008シーズンも終盤に差し掛かり世界最高峰のリーグ、UEFAチャンピオンズリーグもいよいよ準決勝。
最近のイングランド勢の好調を現すかのようにバルサ以外は昨シーズンと同じ3チームのイングランド勢、しかも組み合わせも昨シーズンとほぼ同じというオマケ付きです。
準々決勝でローマを下した(このカードも昨シーズンの準々決勝と同じ)マンチェスター・ユナイテッドはバルセロナと対戦。
昨シーズン、マンUはACミラン相手に敗戦。バイエルン相手に劇的な逆転優勝を果たしてから9シーズン、今度こそ念願の決勝進出なるか…?
そしてロナウジーニョ、エトー移籍問題で揺れているバルサは唯一残ったスペイン、英国以外の欧州勢として2シーズン振りの決勝進出を目指します。
いつも通り、国内リーグでは優勝争いから遠ざかっているリヴァプールはチェルシーと対戦。
カップ戦では無類の強さを見せているリヴァプール、チェルシーがアブラモビッチによる買収後一気に強豪クラブに成り上がって以降欧州王座に着けずにいる要因はリヴァプールによるものといっても過言ではありません。
昨シーズンはイングランド勢にとって3チーム準決勝に残ったのにも関わらずイタリアのチームに優勝を奪われた屈辱的なシーズンとなりました。
今シーズン、イングランド勢は雪辱を果たせるか…?