UEFAチャンピオンズリーグ、組み合わせ決定

2007-2008UEFAチャンピオンズリーグ、グループリーグ

■グループA
リヴァプール（前々々回準優勝、イングランド）
ポルト（前々々々回優勝、ポルトガル）
マルセイユ（フランス）
ベシクタシュ（トルコ）

---

■グループB
チェルシー（イングランド）
バレンシア（スペイン）
シャルケ04（ドイツ）
ローゼンボリ（ノルウェー）

---

■グループC
レアル・マドリード（スペイン）
ブレーメン（ドイツ）
ラツィオ（イタリア）
オリンピアコス（ギリシャ）

---

■グループD
ACミラン（前回優勝イタリア）
ベンフィカ（ポルトガル）
セルティック（スコットランド）
シャフタール・ドネツク（ウクライナ）

---

■グループE
バルセロナ（前々回優勝、スペイン）
リヨン（フランス）
シュツットガルト（ドイツ）
レンジャーズ（スコットランド）

---

■グループF
マンチェスター・ユナイテッド（イングランド）
ローマ（イタリア）
スポルディング・リスボン（ポルトガル）
ディナモ・キエフ（ウクライナ)

---

■グループG
インテル(イタリア)
PSV(オランダ)
モスクワ(ロシア)
フェネルバフチェ(トルコ)

---

■グループH
アーセナル(イングランド)
セビージャ(スペイン)
ステアウア・ブカレスト(ルーマニア)
スラビア・プラハ(チェコ)

稲本、松井が代表選出

日本サッカー教会が31日にオーストリア遠征に臨む日本代表メンバー19名を発表しました。
海外組からは稲本、松井、仲村俊輔が選出されました、松井はオシム体制後初召集。小野はまた選出されませんでした。FWは9月1日に発表されます。

■GK
川口能活（磐田）
楢崎正剛（名古屋）
川島永嗣（川崎）
■DF
駒野友一（広島）
田中マルクス闘莉王（浦和）
加地亮（Ｇ大阪）
中澤佑二（横浜FM）
坪井慶介（浦和）
■MF
中村俊輔（セルティック）
松井大輔（ル・マン）
稲本潤一（フランクフルト）
今野泰幸（FC東京）
阿部勇樹（浦和）
遠藤保仁（G大阪）
橋本英郎（G大阪）
鈴木啓太（浦和）
中村憲剛（川崎）
山岸智（千葉）
羽生直剛（千葉）

オーストリア遠征
9月7日:オーストリア戦
9月11日:スイス戦
※2チームはユーロ2008開催国

ベッカム、6週間戦列離脱

アメリカ、ロサンゼルス・ギャラクシーに所属するイングランド代表デイビッド・ベッカムが、29日に行なわれたスーパーリガ決勝のパチューカ（メキシコ）戦で右ひざ側副靱帯を損傷、約6週間の戦列離脱を余儀なくされました。

ベッカムは9月8日、12日に行なわれるユーロ2008予選イスラエル戦、ロシア戦を欠場する模様。ギャラクシーはPK戦の末に優勝を逃しました。

プエルタに哀悼の意を表しベルナベウ杯中止

レアル・マドリードの役員会は29日に行なわれる予定だったサンティアゴ・ベルナベウ杯を28日に亡くなったアントニオ・プエルタ・ペレスに哀悼の意を表して中止することを決定しました。

10月には父親になるはずだったプエルタ…御瞑福をお祈りしましょう。

プエルタ、22歳の若さで死去

先日行なわれた2007-2008リーガ・エスパニョーラ開幕戦、セビージャvsヘタフェの試合中に倒れたセビージャのアントニオ・プエルタ・ペレスが8月28日PM2:30にビルヘン・デル・ロシオ病院で亡くなりました。

セビージャのカンテラ出身のプエルタは、去年の10月にはスペイン代表デビューを果たしていました。チームのリーガ優勝争いにも貢献し、UEFAカップ2回、UEFAスーパーカップ1回、スペイン・スーパーカップ1回、コパ・デル・レイ1回と計5つのタイトルを獲得していました。

セビージャとライバル関係にあるベティスのファンが試合でプエルタを応援するフラッグを掲げるなどスペイン中がプエルタの回復を祈っていましたが、22歳の若さで息を引き取りました。

サビオラ「一瞬でも気を抜いちゃいけない」

ハビエル・サビオラ（アルゼンチン代表、レアル・マドリード）

――アトレティコ戦について
「昨日の結果はこれからの指針となる。昨日の試合は、今までの試合の中で一番気合の入った試合だったし、絶対に勝ちたいと思っていたよ。一瞬でも気を抜いちゃいけない。いつもゴールを決めることを意識しているんだ」

――レアルのキャプテン・ラウルについて
「みんな本当に彼のやる気とサッカーに対する努力を目の当たりにしているんだ。ラウルのプレースタイルや、試合がうまくいっていない時に道を切り開く気迫を、みんな見習うべきだよ」

――サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムについて
「とても居心地はいいよ。ファンは良くしてくれるし、その対応にはただただ感謝している。ピッチ内でも不自由なことは無いし、サンティアゴ・ベルナベウでの重要な試合でプレーするのはとても幸せだよ。あの夜プレーできたことは僕にとってとても幸せなことだった」

――ファンについて
「レアル・マドリーのユニフォームを身にまとったとき、なにか大きなことをやらなければっていう責任が生まれるんだ。もし昨日のゲームのように頑張れば、ファンは僕らと一緒になって戦ってくれる。チームが状況を打開できないときに、みんなが応援してくれることが一番大切なことなんだ」

――アルゼンチン代表に復帰したことについて
「最近の試合でメンバーに選ばれ、プレーすることができた。それはもうとてつもなくうれしかった。代表に招集されるってことは重要なんだ。国の代表になるってことは、大事な誇りをもたらしてくれるんだ」

レアル、開幕戦を逆転勝利で飾る

2007-2008リーガ・エスパニョーラ開幕戦、昨シーズン首位のレアル・マドリードはホーム、サンティアゴ・ベルナベウで昨シーズン7位のアトレティコ・マドリードとの“マドリード・ダービー”に挑みました。

スターティングメンバー

1 イケル・カシージャス 3 ペペ 4 セルヒオ・ラモス 5 ファビオ・カンナヴァーロ 15 ロイステン・ドレンテ 6 マハマドゥ・ディアッラ 7 ラウル 10 ロビーニョ 14 グティ 23 ウェズリー・スナイデル 17 ルート・ファン・ニステルローイ

先発

25 レオ・フランコ 2 ヨルヨス・セイタリディス 4 マリアノ・ペルニア 21 ルイス・ペレア 22 パブロ 8 ラウル・ガルシア 11 マクシ・ロドリゲス 18 マニシェ 24 シモン 7 ディエゴ・フォルラン 10 セルジオ・アゲロ

前半戦
前半戦はまずアトレティコが仕掛ける、前半1分にペルニアのコーナーキックからアグエロが決めて0-1。アウェイのアトレティコが早くも先制、レアルは出端を挫かれる苦しい展開。
アトレティコは昨シーズンまでチームの中心だったフェルナンド・トーレスがリヴァプールに去った後、その後任としてフォルランを獲得、この試合ではアグエロとフォルランを中心とした攻撃がレアル守備陣を苦しめました。
そんな中で迎えた後半14分、セルヒオ・ラモスの右からのセンタリングを主将ラウルがヘディングで決めて1-1。アトレティコに試合を支配されていたレアルがスペイン代表と元スペイン代表のコンビプレーによって同点に追いつきました。

その後は両者拮抗した試合展開、レアルは前半31分にスナイデルのコーナーキックからセルヒオ・ラモスが合わせるもゴールには至らず、アトレティコは決定的チャンスを得ることはなかったもののレアルを支配率で上回り前半終了。

後半戦
試合の流れをアトレティコに支配されているレアルはカンナバーロに代えてメッツェルダーを投入。前半戦はアグエロに苦戦したレアル守備陣、この交代が吉とでるか…。

後半1分、ラウルのパスからスナイデルがシュートを放つもクロスバーを越えてゴールならず。レアルは自分達のペースに持ち込もうとその後も積極的攻撃を仕掛ける。
一方のアトレティコも積極的に攻撃してくるレアル攻撃陣を抑え、レアルゴール前までボールを持っていきゴールを狙う。レアルは最後の要であるカシージャスがこの日冴えていたためにスコアが変わらずにすんだが、GKに頼る場面が時間が経過するにつれ多くなるのは今後の課題となります。

後半17分、アトレティコはシマオに代えてレジェスを投入。レジェスはほんの2ヶ月前までレアルでプレーし、優勝決定戦では優勝を決めるゴールを決めた選手だけにベルナベウはブーイングと拍手が入り乱れた状態に、そんな中レジェスは何度かレアルゴールを襲いますがカシージャスが抑えて難を逃れます。
カシージャスの奮闘に応えたいレアル攻撃陣は後半34分、グティのパスからスナイデルが決めて逆転。しかし後半35分、フォルランに決められ万事休す。かと思われたがオフサイド判定でスコアは変わらず。
後半43分、レジェスがフリーキックから狙うもカシージャスがセーブ。後半46分にはアグエロとフォルランのコンビプレーから狙われるも再びカシージャスが阻止して試合終了。
レアルが開幕戦を勝利で飾りました。



総括
出端を挫かれた形で始まったリーガ開幕戦、最終的に逆転という形で試合終了。チームに勢いをもたらす形の勝利でした。
第2節ではロッベン、エインセと怪我で欠場したイグアインもチームに加わりベストメンバーとなるだけに、下手な負け方をすると負の連鎖を招くかもしれません。

レアル・マドリード2-1アトレティコ・マドリード
前半1分、アグエロ（アトレティコ）
後半14分、ラウル（レアル）
後半34分、スナイデル（レアル）

日程
サンティアゴ・ベルナベウ杯 8月29日（水） サンティアゴ・ベルナベウ（マドリード）
レアル・マドリードvsスポルティング・リスボン

リーガ・エスパニョーラ第2節 9月2日（日）エル・マドリガル（カステリョン）
ヴィジャレアルvsレアル・マドリード

ベッカムに死を！？

レアル・マドリードからロサンゼルス・ギャラクシーに移籍したデイビッド・ベッカム。
このアメリカへの移籍は「プレーの質が落ちる」「代表に招集されなくなる」などのリスクがありましたが、ここにきて新たなリスク、“死のリスク”が浮上しました。

19日の英紙「ニュース・オブ・ザ・ワールド」によると1993年ワールド・トレード・センター爆破事件、9.11同時多発テロ事件など非道なテロ行為を行っている国際テロ組織アルカイダの指導者オサマ=ビンラディンのサポーターと名乗る人物がベッカムらを標的としたビデオをネットで流していると伝えました。

ビデオの内容は「なぜ負け犬と同調する」という札が付いた死体の足の映像のあと、「Death（死を）」という言葉が映し出される残酷なもの。
また、イングランド代表ウェイン・ルーニーに対しても「なぜ邪悪な者を愛する」「彼らは邪悪な犯罪者の影響をイスラムの若者に与えている」というメッセージが送られています。

各国で主力欠いた親善試合

国際Aマッチディとなった22日各国代表が親善試合を行いましたが、その殆どの代表チームは主力を欠いての戦いを余儀なくされました。

ギリシャ2-3スペイン
カシージャス、セルヒオ・ラモスを直前の練習の怪我で欠いたスペイン、アウェイで常にリードされる厳しい展開となりましたが、ギリシャがリードする度にゴール決めて追いすがり、後半ロスタイムには2-2の状況でシルバが決勝点を上げてスペインが逆転勝利しました。

イングランド1-2ドイツ
イングランドは怪我でジェラード，ルーニーを、ドイツはバラックを欠いて臨んだこの試合、先制点を上げたのはホームのイングランド。前半9分、ランパードのゴールで先制。
対するドイツは前半26分にGKロビンソンが弾いたボールをクラニーが決めて1-1。前半40分にはパンダーが決めて1-2。イングランドがアウェイで逆転負けを喫しました。

ハンガリー3-1イタリア
トッティを失ったイタリアにとって新たな船出となる試合でしたが、後半3分にディ・ナターレのゴールで先制した後は守備陣が崩壊。ハンガリーに3点を奪われて逆転負け。世界王者の威厳はまったく感じられませんでした。

22日の親善試合
スイス2-1オランダ
ノルウェー1-2アルゼンチン
ブラジル2-0アルジェリア
フランス1-0スロバキア
日本2-0カメルーン
メキシコ0-1コロンビア
パラグアイ1-1ベネズエラ
コスタリカ1-1ペルー
エクアドル 1-0ボリビア

北アイルランドがスペインを上回る

ユーロ2008予選グループF、北アイルランドは22日にリヒテンシュタインと対戦、3-1で下して本大会出場範囲内の2位に浮上しました。

スペイン、デンマーク、スウェーデンと強豪犇くグループで戦っている北アイルランド、あと5試合耐えきれるか注目です。