SOCCER NISUTA

なせば成る!!!!
レアル・マドリードについて書いていきます。

レアル、カッサーノを手放す

2008-05-31 18:55:28 | レアル・マドリード
レアル・マドリードは5月30日、サンプドリアにレンタル移籍していたアントニオ・カッサーノを同クラブに完全移籍させることで合意しました。

問題児のカッサーノはローマからレアルに移籍後、カペッロ監督との衝突などもありロサンゼルス・ギャラクシーに移籍したデイビッド・ベッカムと時を同じくして戦力外通告(ベッカムはシーズン途中で移籍を決定したためカペッロの怒りをかった)を受けました。

その後、ベッカムがレアルに復帰するとカッサーノも少しの間復帰しましたが、結局目立った活躍はできずにサンプドリアにレンタル移籍していました。

運命の分岐点…日本代表の6月

2008-05-31 09:57:51 | 2010FIFAワールドカップ

2006FIFIAワールドカップ後、1998FIFAワールドカップ終了後から常にチームの中心でありつづけた中田英寿が去った日本代表は名将オシム監督の下に2010FIFAワールドップに向けて始動、アジアカップまさかの4位、得点力不足等の問題がありましたが、オシム体制になって1年が過ぎた9月の欧州遠征で成果を上げ、10年W杯3次予選突破へチームが出来上がっていました。
そこにきて日本をオシムが倒れるというアクシデントが襲い、急遽岡田監督が日本の指揮官に着任、それからあまり日も経たずに行われた10年W杯3次予選第1戦のタイ戦を4-1と勝利し申し分ないスタートを切ったかに見えましたが、続くバーレーン戦で完敗を喫し6月の連戦を厳しい状況で迎えることになりました。

6月2日から始まる3次予選、22日には全日程が終了、上位2チームだけが最終予選に進めます。

6月2日(月)
日本vsオマーン 日本テレビ 午後7:00~
現在日本と同勝ち点の3位(得失点差により日本2位)のオマーンとホームの日産スタジアムで対戦。
バーレーンに敗北した今、2位争いをする上で絶対に負けてはならない相手、特に今回はホームでの対戦ということで引き分けさえも許されない状況です。もしここで負けることがあれば、3次予選突破に黄色信号が灯ることになるでしょう。

6月7日(土)
オマーンvs日本 TBS 午後10:00~
宿敵オマーンとのアウェイ対戦。
もし2日の対戦で日本が勝利を上げているなら、タイの奮闘がない限り3次予選突破に王手をかける試合となります。
もし2日の試合で日本が敗戦していたら、3次予選突破に向け最後の希望を灯す試合となります。
ちなみに前回大会予選アウェイのオマーン戦では、鈴木隆行がゴールを決めて勝利しています。

6月14日(土)
タイvs日本 日本テレビ 午後7:00~

6月22日(日)
日本vsバーレーン


日本、勝負の6月へ…守備に課題

2008-05-24 21:46:00 | 国際Aマッチ


日本代表は5月24日、名古屋のトヨタスタジアムでアフリカの雄コートジボワール代表と対戦しました。
UEFAチャピオンズリリーグに出場したドログバ以外はほぼベストメンバーを揃えたコートジボワールに対し、日本は松井、長谷部などを岡田監督交代後初起用、大久保と玉田にコンビを組ませるなど新たな試みを見せました。

試合は前半20分、長谷部が上げたクロスを玉田が決めて日本が先制。大久保が囮となりフリーになった玉田がスライディングシュートを決めました。玉田は06W杯ブラジル戦以来の代表ゴール。
その後も日本は積極的な攻撃を披露しますが、試合が進むにつれ運動量が減り、バックラインでのミスが目立ち始めます。
そんな日本に対し、コートジボワールは異国の地での慣れない環境とパラグアイとの試合を先に消化したことにより、攻撃にキレがなく日本のミスを得点に変えることができませんでした。
後半ロスタイムにようやく決定的シュートを放つも、無常にもポストに嫌われ、アフリカの強豪はキリンカップを1分1敗で終えました。

日本は6月から再開される2010FIFAワールドカップ第3次予選に向けての準備試合で勝利とまずまずの結果、しかしバッグラインでのミスが目立つなど課題も多くありました。
6月は日本にとって重要な試合の連続、2日~22日の20日間で日本が最終予選に進出するか、1998年大会以降続くワールドカップ連続出場記録が途絶えるかが決まります。
まさに絶対に負けられない戦い、この1ヶ月を乗り切らなければ日本は早々とワールドカップの夢を諦めざる終えません。


カーン有終の美・・・21年間の選手人生に幕

2008-05-24 15:54:06 | 海外and国内NEWS

5月17日、ドイツ・ブンデスリーガ最終節バイエルン・ミュンヘンvsヘルタ・ベルリン。
1987年にプロデビュー後、ゴールマウスに立ち続けたオリバー・カーン。地元カールスルーエから1994年にバイエルン・ミュンヘンに移籍後、日本のクラブチームなどにどんなに移籍金を積まれてもバイエルン一筋で常に第一線でプレーしたきたカーン。

ドイツ代表ではデビューした1994年からリザーブメンバーとしてベンチを温めることが多く、2000年以降先発メンバーとして出場、2002FIFAワールドカップでようやくポジションを確実なものにしました。
その02W杯では決勝戦まで1失点の大活躍、決勝では2失点を喫したもののゴールキーパーとして初のゴールデンボール賞を受賞するなど大活躍を見せた。しかし、意外なことに代表での活躍は02W杯のみでした。その後行われたユーロ2004では惨敗を喫してグループリーグ敗退、2006FIFAワールドカップではイェンス・レーマンとのポジション争いに敗れ出場は1試合に止まりました。
代表引退は同大会の3位決定戦vsポルトガル戦、皮肉なことにこの華々しい代表引退試合はドイツが準決勝戦で敗れたからこそ実現した代表最終戦でした。

クラブではUEFAチャンピオンズリーグ優勝、国内リーグ優勝、UEFAカップ優勝、国内カップ優勝などを果たしました。カーンがサッカー人生の中で掲げたカップ23個、個人タイトルを多く獲得しました。
そして今年5月17日、自身にとって852試合目の現役最終戦に挑み4-1で勝利、試合終了後は自身最後のタイトルを掲げサポーターに別れを告げました。

オリバー・カーン(元ドイツ代表、バイエルン・ミュンヘン)
「最強のFWだと思ったのはロナウド(ブラジル代表)で間違いないが、最も嫌だったとなるとインザーギだな……。知っての通り、やつはスーパーFWってわけじゃない。だが、大事な試合のたびに、やつは俺からゴールを奪ってきた。いつもだ!あいつは何てイラつくやつなんだ!」


2007-08シーズン リーガ・エスパニョーラ

2008-05-24 11:28:39 | 海外and国内リーグ


2007-2008シーズン、世界最高峰のリーグといわれるリーガ・エスパニョーラ1部リーグプリメーラ・ディビシオンはレアル・マドリードが18年ぶりの連覇達成で幕を閉じました。
昨年、最終節まで首位争いをしたバルセロナはアンリを補強してレアルからリーガ奪還を目指すもロナウジーニョが絶不調で退団が決定的状況になるなどのアクシンデントに見舞われ、終わった見ればレアルの独走を許した形となりました。

バルサと同じく昨年最後まで優勝争いに絡んだセヴィージャは開幕早々にアントニオ・プエルタが亡くなる悲劇に見舞われ低迷するもその後立て直し終わって見れば5位とまずまずの結果、UEFAチャンピオンズリーグでも決勝トーナメント進出を果たすなどの検討を見せて来季は上位に食い込んできそうです。
一方、毎年上位にいたヴァレンシアは低迷して10位に踏み止まるのがやっとでした。

バルサに代わりレアルを追ったのは中堅ヴィジャレアルでしたが、結局レアルに勝ち点8差を付けられてシーズン終了。昨年のセヴィージャほどの衝撃はありませんでした。
同じく中堅として毎年上位チームを苦しめていたサラゴサはまさかの2部降格、今シーズンは名門の低迷が目立ちました。

順位
1位 レアル・マドリード(勝点85) 欧州CL出場権獲得
2位 ヴィジャレアル(勝点77) 欧州CL出場権獲得

3位 バルセロナ(勝点67)  欧州CL予選出場権獲得
4位 アトレティコ・マドリード(勝点64)  欧州CL予選出場権獲得

5位 セヴィージャ(64)  UEFAカップ出場権獲得
6位 ラシン・サンタンデール(勝点60)  UEFAカップ出場権獲得

7位 マジョルカ(59)
8位 アルメリア(勝点52)
9位 デポルティーボ(勝点52)
10位 ヴァレンシア(勝点51)  UEFAカップ出場権獲得(西国王杯優勝)
11位 アスティック・ビルバオ(勝点50)
12位 エスパニョール(勝点48)
13位 ベティス(勝点47)
14位 ヘタフェ(勝点47)
15位 バジャドリード(勝点45)
16位 レクレアティーボ(勝点44)
17位 オサスナ(勝点43)
18位 サラゴサ(勝点42)
19位 ムルシア(勝点30)  2部降格決定
20位 レバンテ(勝点26) 2部降格決定

得点ランキング
1位 ダニエル・グイサ(スペイン、マジョルカ)27ゴール
2位 ルイス・ファビアーノ(ブラジル代表、セビージャ)24ゴール
3位 セルヒオ・アグエロ(アルゼンチン代表、A・マドリード)19ゴール
4位 ラウル・ゴンサレス(元スペイン代表、レアル・マドリード)18ゴール
4位 ダヴィド・ヴィジャ(スペイン代表、ヴァレンシア)18ゴール
4位 ニハト・カフヴェジ (トルコ代表、ヴィジャレアル)18ゴール


レアル、3冠へ向け今季公式戦最終戦を制す

2008-05-24 10:30:20 | レアル・マドリード


2007-2008シーズン、レアル・マドリードはサンティアゴ・ベルナベウでリーガ・エスパニョーラ最終節(vsレヴァンテ)を行いました。
今シーズンは2連覇を果たすなど完全に2003-2004シーズンから続く低迷に終止符を打ったシーズンとなりました。来季は長らくベスト16敗退が続いているUEFAチャンピオンズリーグ、決勝戦まで進むものの準優勝に終わることが多くなったコパ・デル・レイ、リーガ3連覇の3冠を狙ってくるでしょう。

前半戦
雨のサンティアゴ・ベルナベウでレアルは優勝に花を添えるべく最下位のレヴァンテに対して攻め込みます。
前半26分、今季終盤戦に怪我で欠場し、結局優勝決定後に復帰したファン・ニステルローイが鬱憤を晴らすかのようなヘディングシュートを決めて1-0前半27分にグティのパスからセルヒオ・ラモスが決めて2-0とすると前半40分にはロビーニョのパスからファン・ニステルローイが2点目を決めて3-0

後半戦
大量得点差を付けたレアルに対し、来季から2部でプレーすることになるレヴァンテイレブンが奮闘、後半8分ヘイホがゴール。1点を返したレヴァンテに対しレアルは2分後スナイデルが直接フリーキックを決めて4-1。ところが後半19分、レヴァンテがまた気を吐きますヘイホが意地の1点を決めて4-2。再び2点差に詰め寄りますが、後半33分セルヒオ・ラモスがコーナーから決めて勝負あり。

総括
レアルが勝ち点を82としてシーズン最多勝ち点の記録を樹立、長年レアルで好プレーを見せているカシージャスがサモラ賞に輝くなど最高のシーズン締めくくりとなりました。
5月21日に報じられたクリスティアーノ・ロナウドのレアル移籍の真相は不明ですが、もしロナウドが来ればイグアイン、ロビーニョで形成されていたサイド攻撃に更に磨きがかかることになるでしょう。
ただ、レアルが早急に補強したいのはサイドよりフォワードの選手でしょう。結局サビオラにはスペインの水が合わず、ソルダードはレアルの水に馴染めなかったようです。ラウル、ファン・ニステルローイが30歳を超えているためこのポジションにもう1人世界トップクラスの選手を入れたいところ…。

レアル・マドリード5-2レヴァンテ(5月18日)
前半26分、ファン・ニステルローイ(レアル)
前半27分、セルヒオ・ラモス(レアル)
前半40分、ファン・ニステルローイ(レアル)
後半8分、ヘイホ(レヴァンテ)
後半10分、スナイデル(レアル)
後半19分、ヘイホ(レヴァンテ)
後半33分、セルヒオ・ラモス(レアル)

アル・ナスル4-1レアルマドリード(5月20日)
サウジアラビアで行なわれた一戦はユーロ2008を控えた選手の多いレアルにとって意味を持たない対戦となってしまいました。レアルは先制したもののその後は守備が崩れ4失点、大敗で今季最終戦を終えました。次回の試合は3ヶ月後です。

日程
エミレーツ・カップ2008第1戦 8月2日(土)エミレーツ・スタジアム(ロンドン)
レアル・マドリードvsハンブルガーSV

エミレーツ・カップ2008第2戦 8月3日(日)エミレーツ・スタジアム(ロンドン)
アーセナルvsレアル・マドリード


マンU、延長の末の劇的優勝!

2008-05-23 21:25:41 | UEFAチャンピオンズリーグ


2007-2008シーズンの大団円、UEFAチャンピオンズリーグ決勝戦が5月21日にモスクワのルジニキ競技場で行なわれました。
昨年7月から始まった世界最高峰のサッカー大会、欧州全てのクラブチームが目指す決勝の舞台に立ったのはイングランドの2チームでした。今季国内リーグ2連覇を果たしたマンチェスター・ユナイテッドと同じく国内リーグで最終節までマンUと争ったチェルシーの対決。
長く険しいシーズンの締めくくりの最後の一戦を制したのはどちらか?

前半戦
序盤マンUはエース、クリスティアーノ・ロナウドが何度かサイド突破を図るもエッシェンの厳しいマークに抑え込まれます。
それでもスコールズ、ハーグリーヴスなどを中心に中盤を支配すると前半26分、チェルシーの一瞬の隙を付き右サイドからクロス、合わせたのはフリーになっていたロナウド。ロナウドが放ったヘディングシュートにチェコ代表GKチェフは一歩も動けず1-0、マンUが先制。
マンUリードのまま前半が終了するかと思われた前半45分、ゴール前の混戦からランパードが決めて1-1土壇場で同点に追いつきます。

後半戦
後半に入るとチェルシーペースで試合が進み、マンUは防戦一方。チェルシーは決定的シュートがクロスバーに嫌われるなど運に見放され1-1のまま後半終了。

延長戦
延長前半、マンUはミゲウがチェルシー陣内に切り込み決定機を得ますが、ギグスが放ったシュートはジョン・テリーが死守してスコアは動かず。
一方のチェルシーはランパードが振り向きざまの決定的シュートを放つも再びクロスバーに嫌われゴールならず、そんなチェルシーに追い討ちをかけるようにドログバが相手選手をビンタして一発退場、試合はPK戦へ。

PK戦

マンUの1人目、テヴィスが確実に決めてスタートしたPK戦。
動きがあったのは3人目のロナウド、蹴る前に一瞬止まりチェフの重心を動かそうとするも失敗、苦し紛れに放ったシュートはチェフに弾き飛ばされ万事休す
PK戦はチェルシー1点リードのまま5人目、キャプテンのテリーへ。今季最も輝いた選手が外してマンUが負ける、その悲劇的なシナリオは完成間近でしたが、雨で濡れたピッチがテリーの軸足を滑らせPKはサドンデスへ。
2度の決定的シュートをクロスバーに防がれ、ドログバが退場し、あと1人決めれば優勝というシーンでチームの支柱テリーが外す…度重なるアクシデントによって精神がボロボロに擦り切れていたしまったチェルシー、サドンデスに入り2人目のキッカーはレアル・マドリードで欧州CL優勝を経験したアネルカ、そのアネルカの放ったシュートは今季オリヴァー・カーンが現役引退したため“ベテラン”と目される中では名実ともに世界最高のGKとなったファン・デル・サールが止めて勝負あり。
マンチェスター・ユナイテッドが、9年ぶり3度目の優勝を果たしました。

マンチェスター・ユナイテッド1-1【PK:6-5】チェルシー
前半26分、クリスティアーノ・ロナウド(マンU)
前半45分、ランパード(チェルシー)


レアル、真価問われるクラシコで圧勝

2008-05-17 22:01:40 | レアル・マドリード


5月7日に行なわれたリーガ・エスパニョーラ第36節、2007-2008シーズン王者レアル・マドリードはサンティアゴ・ベルナベウで宿敵バルセロナを迎え撃ちました。
レアルは前節、オサスナを逆転で下し2連覇を達成。バルサはヴァレンシアに6-0大勝で久々に勝利を記録。

前半戦
前半12分、スナイデルとグティの連携から生まれたセカンドボールをラウルが決めて1-0。レアルが早々と得点を記録。
その後もレアルがバルサを圧倒、前半20分にはグティのフリーキックからロッベンがヘディングシュートを決めて2-0。伝統あるエル・クラシコにもかかわらずバルサは意気がない模様。

後半戦

レアルに敗れれば来季欧州CL本大会自動出場権失うバルサ、ライカールト監督は次々と交代カードを切りますが最後まで選手に意気が戻ることはありませんでした。
後半19分、ディアラのセンタリングからイグアインが決めて3-0。今季MVP級の活躍を見せたイグアインがバルサの息の根を止めました。
後半38分にはファン・ニステルローイが決めて4-0、大量得点のレアルに対しバルサは終了間際にアンリが決めるも後の祭、レアルが圧勝でクラシコ対決を制しました。

レアル・マドリード4-1バルセロナ
前半12分、ラウル(レアル)
前半20分、ロッベン(レアル)
後半19分、イグアイン(レアル)
後半38分、【PK】ファン・ニステルローイ(レアル)
後半42分、アンリ(バルサ)

リーガ・エスパニョーラ第37節 5月11日
サラゴサ2-2レアル・マドリード
前半18分、オリベイラ(サラゴサ)
前半25分、ロビーニョ(レアル)
後半35分、ロビーニョ(レアル)
後半40分、セルヒオ(サラゴサ)

日程
リーガ・エスパニョーラ最終節 5月18日(日)サンティアゴ・ベルナベウ(マドリード)
レアル・マドリードvsレヴァンテ


アル・フィン・カンペオネス“マドリード!”

2008-05-05 09:26:55 | レアル・マドリード


リーガ・エスパニョーラ第35節。
首位レアル・マドリードは5月4日、アウェイのレイーノ・デ・ナバーロで17位オサスナと対戦。レアルは勝てば優勝が決まります。

前半戦
まずチャンスを得たのはレアル、ロッベンのセンタリングがクリアされたところをサビオラが狙うもゴールには至らず。
前半8分、ハビエル・フラニョのセンタリングから元レアルのポルティージョにヘディングシュートを放たれるも枠外へ。その後はオサスナペース、モンレアルのフリーキックなどの積極的な攻めを展開されレアルは守備に重点を置かざるおえませんでした。

後半戦
前半1分、カンナバーロがこの日2度目の警告で退場処分、レアルは敵地で10人での戦いを強いられます。
雨が振り出したスタジアム、シェスター監督は後半8分にサビオラに代えてミゲル・トレースを投入、カンナバーロ退場のダメージを緩和するため貴重な交代枠を一つ減らしました。
後半12分、ガゴとイグアインのアルゼンチンコンビがゴールを狙うもクロスバーに嫌われます。その後もスナイデルがフリーキックから狙うなどチャンスを得ますがゴールに至らず。もう0-0で試合が終わる可能性が高くなった残り7分、試合が動き出します。

後半38分、エインセが痛恨のハンドを犯しオサスナにPKのチャンス。これをプニャルが決めて1-0、オサスナが決定的と思われる先制点を決めます。
後半40分、シェスター監督はスナイデルに代えてバティスタを投入。残り3分となった後半42分、イグアインのフリーキックをロッベンがヘディングで決め1-1
この2分前にスナイデルが交代しなければ、イグアインがフリーキックを蹴ることもなく、そうなればこのゴールは生まれなかったといえるでしょう。
残り1分の後半44分、セルヒオ・ラモスのパスからイグアインが渾身のシュートを決めて1-2。残り7分の攻防戦を制したレアルが2連覇を達成しました。

総括
昨シーズンとは違い、開幕戦から安定した戦いで堂々のリーグ連覇を達成しました。
リーグ終盤に差掛かりファン・ニステルローイが離脱した後、ロビーニョ,ラウル,イグアインの活躍がリーグ優勝のキーポイントとなりました。
特にイグアインは毎試合ゴールに絡む活躍、レアルになくてはならない存在に成長しました。23歳、まだまだ伸びる人材です。
来シーズンは欧州CLのタイトルも狙いたいところ、攻めてベスト16の壁を破れるか…。

オサスナ1-2レアル・マドリード
後半38分、【PK】プニャル(オサスナ)
後半42分、ロッベン(レアル)
後半44分、イグアイン(レアル)

リーガ・エスパニョーラ(プリメーラ・ディビシオン)歴代優勝回数
1位 レアル・マドリード(31回)
2位 バルセロナ(18回)
3位 アトレティコ(9回)
4位 アスレティク(8回)
5位 ヴァレンシア(6回)
6位 ソシエダード(2回)

日程
リーガ・エスパニョーラ第36節 5月7日(水)サンティアゴ・ベルナベウ(マドリード)
レアル・マドリードvsバルセロナ

■5月
第37節 11日(日)
vsサラゴサ(A)
最終節
vsレヴァンテ(H)


決勝は初の英国対決

2008-05-03 10:22:38 | UEFAチャンピオンズリーグ

UEFAチャンピオンズリーグ準決勝第2戦が4月29~30日に行なわれました。

マンチェスター・ユナイテッド1-0バルセロナ
第1戦、アウェイでPKのチャンスを与えられるも外してしまったマンU、第2戦はホームでの決戦なので絶対に勝たなければなりません。
そんな緊張感の中均衡を破ったのは元イングランド代表のポール・スコールズ、バルサのクリアミスを奪い強烈なミドルシュートで先制。
一方、引き分け以上で決勝進出のバルサも反撃、メッシやデコが惜しいシュートを放つもオランダ人GKファン・デル・サールの牙城を破れず試合終了。あのバイエルン相手の超劇的な逆転優勝から9シーズン、ついにマンUが欧州CL決勝の舞台に戻ってきました。

チェルシー3-2リヴァプール
第1戦でのオウンゴールが最終的にリヴァプールに重く圧し掛かることになりました。
この日、チェルシーは絶好調。ドログバが先制点を決めてリヴァプールの息の根を止めに掛かります。リヴァプールもフェルナンド・トーレスのゴールで食い下がりますが、その後は総崩れ、昨シーズンの雪辱を果たせずにリヴァプールが欧州の舞台から去りました。

決勝戦はマンチェスター・ユナイテッドとチェルシーのイングランド頂上対決となりました。
同じ国のクラブチームが決勝で対戦するのは欧州CL53回の歴史の中でこれが3回目。
1999-2000のレアル・マドリードvsヴァレンシア(スペイン対決)と2002-2003のミランvsユヴェントス(イタリア対決)。イングランド勢同士の対決は初めてです。