SOCCER NISUTA

なせば成る!!!!
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ドイツ、メディアから批判の嵐

2006-03-04 12:59:03 | THE PAST DATA
1日の親善試合でイタリアに1-4と大敗したドイツが、国内メディアから激しい非難を浴びている。

2006年W杯でホスト国として上位進出が期待されるドイツ代表。しかし、イタリア戦では開始7分までに2点を奪われると、その後もイタリアの攻撃をDFが止めることができず前後半合わせて4失点と守備面で脆さを露呈。攻撃の方も後半にDFフートが意地の一撃を叩き込んだだけでイタリアの守備を崩しきれず大敗を喫した。

この体たらくに国内メディアから代表への非難が集中しており、ドイツ最大の売上を誇るビルト紙が、厳しい表情のクリンスマン監督の写真とともに一面に「Mamma mia(イタリア語で『なんてこった』の意) 我々は最悪だった!」との見出しを掲載し、「W杯までわずか99日というところで、我が代表はこれまでで最悪のパフォーマンスだった。もし、W杯このようなプレーをしたなら、我々は失神してしまうだろう」と非難すれば、フランクフルター・アルゲマイネ紙は、クリンスマン監督の戦術やベテランDFのクリスチャン・ヴェルンスをW杯の構想から外したことを批判するなど各メディアがこぞって今からW杯での失敗を予言する騒ぎとなっている。
ドイツは2000年より南米や欧州の強豪国から17試合連続で勝利がない。イタリア戦後、クリンスマン監督は「我々全員が失望している。特に前半のことは勉強になったよ。しかし、もう終わったことだし、この結果から逃げることは出来ない。批判にも向き合わないと」と厳しい表情でコメント。また、キャプテンのバラックは22日にドルトムントで行われるUSAとの親善試合を見据え、「次の試合までわずか3週間ということで、神には感謝している。そのときには(今日とは)違ったドイツを見せられるはずだ」と、雪辱を誓った。