イケル・カシージャス(スペイン代表、レアル・マドリード)
――今シーズンはベルナベウで良い成績を残せてませんが…?
「気持ちの問題なんだ。僕らはベルナベウという舞台に立つと緊張してしまうんだよ。どのチームも僕らを苦しめるだろうと思うと、とたんに緊張してしまう。この状況を変えたい。ピッチに立てば試合に勝てるんだという自信を早く取り戻したいよ」
――最近行われたエル・クラシコについて…
「バルサ戦では徹底的にやられるんじゃないかって不安だったけど、チームはよくやってくれたし、物事を見つめるいいきっかけになった。一度は乗り遅れたと思った電車はまた引き返してくれたんだ」
――リーガ優勝の可能性について
「首位と15ポイント離れているというわけじゃないから、優勝は可能だよ。でもそれと同時にチャンピオンズリーグ圏内から落ちる可能性もあることも分かっている。これが最後のチャンスだから絶対に逃したくない。カンプ・ノウでの試合を振り返れば、僕らはまだやれると信じている」
「ライバルを蹴り落として一歩抜き出るチームがいない。だから僕らにもチャンスはあるんだ。これから一気に勢いをつけるためには、ベルナベウで落とすわけにはいかない。アウェイでは最高のチームなのに、ホームで17ポイントも落とすというは異常だよ」
――最後に
「僕らはもう3年もタイトルを獲っていないし、今年も残っているのは一つだけ。この機会を逃して4年連続無冠になったら完全な地獄だ。これまで短い間に色々な変化を味わって苦しんできたけど、今のメンバーなら何かができる。僕らは夢を取り戻すんだ」