日本は昨年3月にも同様のスコアで破れており、第二次岡田体制になってからのバーレーン戦成績は1勝2敗と分が悪くなった(3試合ともアウェイ対戦)。
2月に行われるワールドカップ予選vsオーストラリアにも不安を残す結果となった。
レアル・マドリードは1月25日(日)にリーガ・エスパニョーラ第20節、デポルティーボ・ラ・コルーニャと本拠地サンティアゴ・ベルナベウで対戦しました。
前半戦
気温3度という悪条件のなか行われたこの試合、先制攻撃に出たのはレアル。
前半5分、スナイデルのパスを受けたラウルがシュートを放つも相手GKムヌアに防がれゴールならず。
一方、デポルティーボは元スペイン代表バレロンを中心とした攻撃でチャンスを掴むもカシージャスが好セーブを披露。
レアルはラウル、イアイン、スナイデル、ラスがボールをキープして攻撃の流れをつくり、前半39分にはラスのセンタリングから主将ラウルがゴールを決め1-0。レアルが待望の先制点を決めました。
後半戦
レアルは後半に入ってもボールをキープ、デポルティーボは相変わらずのバレロン頼みの攻撃でレアルの堅い守備を崩せず時間だけが過ぎていきます。
後半は前半からいい動きをみせていたロッベンの運動量が上がり始めるなど、いままで怪我で休んだ分を取り戻すかのような好パフォーマンスを見せました。
レアルはこの試合にも勝利して5連勝を飾ったものの、バルセロナがヌマンシアに勝利したため勝ち点12差はかわりません。
日程
リーガ・エスパニョーラ 第21節 1月31日(土)ロス・パハリートス(ソリア)
ヌマンシアvsレアル・マドリード
バイエルン・ミュンヘンに所属している元フランス代表サイドバックのウィリー・サニョルがアキレス腱故障で現役引退するとバイエルン会長のカール・ハインツ・ルンメニゲが発表しました。
ルンメニゲ会長は「ウィリーは21日、『このまま続けても意味がない』とわたしに言った。どんな練習方法を試みても、アキレス腱の痛みは治まらないと言う。選手が引退を決意することに対して、われわれは理解を示さなければならない」とコメントしています。
サニョルは引退後、監督やクラブ経営などサッカー関連の仕事を続けていくと見られています。
一方で同じくサイドバックのスペシャリスト、ロベルト・カルロスは所属するフェネルバフチェとの契約を来季終了まで1年延長しました。
失敗はしたもののカカの移籍騒動でスタープレーヤーを保有するクラブを騒然とさせているマンチェスター・シティー。
かつてのチェルシーと同じぐらいの勢いで移籍市場を荒らしまわっているマンCの次なるターゲットはヴァレンシアのダビド・ヴジャ。
ヴァレシンアはここ何シーズンかは強豪クラブからのオファーに対し、ヴジャ引き止めに成功していましたが、85億と主力選手1人を取引材料として用意しているというマンCに今回ばかりは危機感を募らせているようで、「現時点ではわれわれは落ち着いている。ビジャについてこうしたうわさが出るのは珍しいことではない。彼はうちの最も重要なFWであり、できれば手放したくないと考えている。とはいえ、サッカーの世界では不可能なことなどない」と最後に少しだけ弱気な発言をしています。
マンCは更にイタリア代表正GKのブッフォンも狙っているようです。
これに対してブッフォンは、「恩義を感じているユヴェントスが、正当な理由で財政難にもし陥ったとしたら、それを軽減するために移籍するだろうね」とユーヴェによっぽどのことがない限り移籍しないと明かしました。
フアンデ・ラモス(レアル・マドリード監督)
――サビオラが出場機会が少ないことに不満を漏らしていますが?
「(出場できないことに)怒りを感じるのは普通のことだ。わたしは現状に満足しないタイプの人間は嫌いではない。たとえ試合に出られなくても、常に野心を忘れるべきではない。だが、レアル・マドリーのような優れた選手たちがそろうクラブにあって、毎週試合に出ることを望む者は、もっと小さなクラブを探さなければならない。サビオラにもっとプレーする機会を与えるべきだと言うのはたやすいが、代わりに誰を外さなければならないかを指摘するのは簡単なことではない」
――これまでの2試合でスタメンはずっと同じメンバーですが?
「7日ごとに試合をするペースであれば、選手たちにも回復する時間が与えられる。つまり、毎週同じイレブンを固定することも可能だということだ」
――デポルティーボ(25日対戦)について?
「“スーペル・デポル”(デポルティボの黄金時代の愛称)は素晴らしいチームだった。飛び抜けた才能を持つ選手たちがいたからだ。今のデポルは若い選手が中心だ。チームは進歩の過程にあるが、今季に入ってから興味深い変化を見せている。その結果、(来季の)ヨーロッパのカップ戦への出場権争いにも加わっている。このままいけば“スーペル”(スーパーの意味)とまではいかなくても、かなり良いチームになるだろう」
――レアルの監督になってみた感想は?
「レアル・マドリードを率いることができるのはひとつの特権だ。どのような結果に終わろうとも、私のキャリアにとってはかけがいのない価値を持つことになる。日々の練習を楽しみ、クラブと結んでいる6ヶ月の契約期間の最後の日まで、できる限り貢献したい」
1990年代にバルセロナにリーガ・エスパニョーラの覇権を握られた後、1996年にロレンソ・サンス会長による変革が行われ、再び黄金時代を迎えたレアル・マドリード。
そのサンス会長が基盤を築いたチームを一気に“銀河系軍団”と呼ばれるチームに押し上げたのはフロレンティーノ・ペレス会長。
「毎年一人はビッグネームを獲得する」と公約に掲げたペレス会長は2000年にポルトガル代表とバルサのスターだったルイス・フィーゴを獲得してチーム強化に成功したものの、2003年に攻撃力重視のレアルを中盤の底で支えていたマケレレを犠牲にしてベッカムを獲得、以前から指摘されていた戦術的面よりもスター性を重視した獲得戦略が成績に悪影響を及ぼし、レアルは衰退した。
ラモン・カルデロン会長に代わった辺りからレアルは再び調子を取り戻したものの、UEFAチャンピオンズリーグでは上位に行けず、2009年にはカルデロンがクラブ総会で不正投票操作をしたとして辞任した。
そんな中、次期会長に立候補しているのがペレス前会長。ペレスは会長に返り咲くために元フランス代表でレアル選手だったジダンに役職を与える予定だという。
リーガ・エスパニョーラ第18節、3位のレアル・マドリードはアウェイで19位のマジョルカと対戦しました。
前半戦
首位バルセロナに勝ち点12差を付けられているレアルは、これ以上差を付けられないように前節同様開始早々から攻めに入ります。
前半2分、相手のコーナーキックから一気にカウンター攻撃に転じたレアルはロッベンが相手GKと1対1になりながらゴールを決めて0-1。
待望の先制点を挙げたレアルはその後、マジョルカの反撃にあいながら再びカウンター攻撃を仕掛けます。
前半16分、怪我から復帰したイグアインのドリブルを起点にラウルが決めて2-0。
その後も怪我明けのイグアインのチャンスメイクなどでレアルがマジョルカを圧倒し前半戦終了。
後半戦
後半に入るとマジョルカもウェボを中心に反撃、これをレアルはカシージャスの攻守で守り抜きます。
後半21分、ロッベンが攻撃の起点を作りマジョルカ陣内に攻めこむと、ガゴのパスから最後はセルヒオ・ラモスがボレーシュートを決めて0-3。レアルが3点差を付けてマジョルカを下し、2位に浮上しました。バルサが勝利したため首位との勝ち点差はかわりません。
日程
リーガ・エスパニョーラ 第19節 1月18日(日)サンティアゴ・ベルナベウ(マドリード)
レアル・マドリードvsオサスナ