ベッカムは所属クラブのレアルマドリードで一時期厳しいと言われたシシーニョ(ブラジル)とのポジション争いに勝って20世紀最高のクラブの右サイドハーフの座を射止めましたが自国代表ではスタメンは愚か代表入りさえできない状態となりクラブと代表で完全に明暗が分かれた形となりました。
そのベッカムは27日のリーグ開幕戦で結果を出せずに後半31分に交代、英国紙の評価は「代表復帰へアピールならず」と冷ややかで代表復帰への道はさらに遠のいてしまったようです。
31歳のベッカムがこの後代表に選ばれるのか注目です。
インテルミラノのオーナー、マッシモ・モラッティがイタリア・スーパーカップで見せ場なく交代したアドリアーノに対するマスコミの行き過ぎ報道に対してコメントを発表しました。
マッシモ・モラッティ(インテル会長)
新聞報道でアドリアーノに対する色々な中傷記事を目にするが、クラブ内では誰もがアドリアーノを可愛がっており信頼している。アドリアーノは人間としてもサッカー選手としてもインテルにとって不可欠な存在だ。
八百長事件以来付きに恵まれたインテルを冷静にさせるコメントでしたね。
移籍マーケット終了まであと2日を切った今日。ロナウドはまだミラノのチームへの移籍の可能性があると考えているようです。
ロナウドは『ガゼッタ・デッロ・スポルト紙』のインタビューでACミラン、インテルミラノが興味を持っていることについて「名誉あること」と語りまんざらでもない様子。
ロナウドは現イルテルオーナーのモラッティ会長と親しく具体的な話もしている模様です。しかしロナウドは「それでもモラッティにミランには絶対行かないとは言えないね」とも語りミランへの移籍も否定しませんでした。
一時期はカカとのトレードが囁かれましたが失敗に終わり、今度はインテルのアドリアートとのトレードが予想されています。その事に関してロナウドは「分からないよ。アドリアーノは1年半前は世界最高のFWだと思われていたよね。でも今は運もなかったし、そうじゃないみたいだ。でも僕も去年はよくなかった。だから僕らは頑張らなくちゃいけないんだ。まだ僕らが得点力のある選手だっていうところをお互いに見せなくちゃね」と語りました。
さらにロナウドはインテルのイブラヒモビッチについて。「今は少し調子を崩しているみたいだけど、すぐにファンを愉しませてくれるよ」と絶賛。
「R・マドリーとの契約が残っているから一人では決められないよ。でも世界屈指のクラブから契約したいっていう話があるのは名誉なこと。マドリーも暮らしやすいけど、ミラノも捨てがたいね」とも発言しました。あと2日でロナウドがマドリーに残留するかしないかが決まります。
前イングランド代表デイビット・ベッカム(31)は所属するレアルマドリードと2年契約を延長しました(2009年6月まで)。
ベッカムは03年にマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)から2500万ポンド(約55億円)でレアルに移籍、今シーズン契約が切れることになっていました。
今シーズンからマドリーの監督になったカペッロ監督から“構想外”を匂わせる発言を受けたベッカムでしたがサンティアゴ・ベルナベウ杯でライバルのシシーニョからポジションを奪い開幕戦にも出場、ベッカムが最後にプレーするクラブがマドリーとなる可能性もありそうです。
ラモン・カルデロン会長(レアルマドリード)
ベッカムの契約更新は純粋に戦力面を考えてのものだ。商売上の問題も大切だが、レアルにとって最重要課題はチームの強化。
――カランサ杯では、1-0でビジャレアルに敗れていますが?
あの試合は、プレシーズンマッチだから重要ではない。ビジャレアルの事はよく知っている。ヨーロッパレベルの大会で彼らと対戦した事があるが、その時よりもチーム状態は、はるかに良くなっている。非常に危険なチームであることに間違いはない。
――先発メンバーは?
まだ、全ては決まっていない。たくさん選手がいるので、状態のよい選手を選ぶ。ほとんど決まっている状態であることは確かだ。
――リーガ制覇の可能性は?
バルサは、昨シーズン、多くのタイトルを獲り、今シーズンも優勝候補に変わりはないが、セビージャ、バレンシア、オサスナ、そして我々も強豪チームである。望みを捨てずにシーズンを乗り切りたい。
――カッサーノとロナウドについては?
カッサーノは私の知る(ASローマ時代の)状態に近づいている。ロナウドとは話をしたが、午前、午後とフィジカルトレーニングを続け、体重も減らしている。私にとってはすばらしい選手に変わりはない。
――ライバルのバルサは先日セビージャに敗れていますが?
初めて負けた試合ではない。負けないチームなんて存在しない。1試合1試合が勝負であり、我々は、どの試合も勝つことができる。