SOCCER NISUTA

なせば成る!!!!
レアル・マドリードについて書いていきます。

モウリーニョ「今日できることはない、明日からやるべきことは沢山ある」

2010-11-30 22:48:21 | レアル・マドリード

記事【ISM】
現地時間29日(以下現地時間)に行なわれたリーガ・エスパニョーラ第13節で、宿敵バルセロナとの一戦に0対5と大差で敗れたレアル・マドリー。こうしたなか、同クラブのジョゼ・モウリーニョ監督は、まだシーズンは長く、優勝争いは続いていくと話し、意に介していない様子を見せた。ロイター通信が報じている。

モウリーニョ監督は今季からレアルを率い、ここまですべての公式戦で無敗を誇るなど好調をキープしていた。そうした状況で臨んだバルサとの「クラシコ」だったが、結果は0対5の大敗。しかし同監督は「この敗戦は決して屈辱ではない」と語った。

モウリーニョ監督は試合後の記者会見の席で「今日の試合を総括するのは簡単だ。勝つチャンスがないままに敗れたんだからね」とコメント。「一方は自分たちの力を存分に発揮し、もう一方はひどいプレーをした」とこの日の試合を評した。

そして同監督は「今日のスコアがそのまま両者の力の差を表しているわけではない」とコメント。バルサはすでに完成されたチームであるのに対し、レアルをチームとして成熟させるにはまだ時間が掛かると説明した。

チェルシー(イングランド)とインテル(イタリア)を率いていた時を含むと、モウリーニョ監督は6度にわたってカンプ・ノウでバルサと対戦している。今回も勝利を逃した同監督は「もちろん負けたことは残念だ。負けるのが好きな人などいないし、こんなスコアならなおさらだ」「今日の結果が選手たちの心理に悪い影響を与えないことを願っている。選手たちには、今日でリーグ戦が終わるわけではないし、今季また(チャンピオンズリーグの舞台で)このスタジアムでプレーすることになるかもしれないと話した」と続けている。

そして最後に「4点や5点を奪われて敗れたときには、それを嘆くのではなく、次の試合に勝つために練習に励むことが大切だ」とコメント。「私はチームのことは何も心配していないよ。ここまで素晴らしいプレーを見せてきてくれたんだからね。今日は酷いプレーをしてしまったが、4日(のリーグ戦)からはまた勝ち続けなければならない。今日できることは何もないが、明日からはやるべきことが沢山ある」と述べ、気持ちを切り替えていきたいとした。

感想
幾多の修羅場を潜り抜けてきたモウリーニョとマドリーの選手なら必ず気持ちを切り替えてくれることでしょう。
去年だって、バルサに2度敗北した後、アルコルコンに大敗した後、国王杯と欧州CL敗退が決定した後も調子を落とさずにプレーしていました。

次節のヴァレンシア戦から再び常勝軍団になることを祈りましょう。


マドリー成す術なく大敗、2位に後退 #13

2010-11-30 22:36:39 | レアル・マドリード


リーガ・エスパニョーラ第13節、首位レアル・マドリードは2位バルセロナとアウェイのカンプ・ノウで対戦しました。

マドリーは、エースFWイグアインを腰痛で失い、代わりにベンゼマを起用しました。

マドリーのフォーメーション
4-5-1
GK:カシージャス
DF:ペペ、R・カルバーリョ、セルヒオ・ラモス(後半48分→退場)、マルセロ(後半15分→アルベロア)
MF:ケディラ、シャビ・アロンソ、ディ・マリア、C・ロナウド、エジル(後半0分→ラス)
FW:ベンゼマ

試合
雨が降るカンプ・ノウで行われた今季最初のエル・クラシコ。
序盤から攻めたのはバルサでした。

前半6分、マドリーはメッシにクロス性のシュートを放たれますが、ポストに救われ事なきを得ます。
しかし、このメッシのシュートはマドリー大敗への序章にすぎませんでした。
前半10分、イニエスタのスルーパスをマルセロがクリアしようとするも失敗、ボールはシャビの元へいってしまい、マドリーが先制点を奪われました。

先制されたマドリーは、自慢の攻撃陣で反撃を試みるも、バルサのプレスに苦しみ、シュートはおろかペナルティエリア付近に近づくことすら出来ません。
そんな展開で迎えた前半18分、カシージャスがヴィジャのクロスを弾いたところに詰めていたペドロに決められ2-0。

攻撃出来ない上に追加点まで奪われたマドリーは苛々が募り、グアルディオラ監督が外に出たボールを渡さない“お約束”の遅延行為をすると、少々キレてしまい(C・ロナウドがグアルディオラを小突く)、そこから喧嘩に発展。
結局、C・ロナウドとバルサGKバルデスに警告が提示されました。

前半35分、マドリーはFKのチャンスを得て、C・ロナウドが狙うも枠を捉えられませんでした。
3分後、マドリーはついにバルサ守備陣を崩して決定機を得たものの、シュート出来ずにチャンスを不意にしました。
前半終了間際、メッシがカルヴァーリョの肘鉄で倒れましたが、これはメッシのシミュレーションと見なされメッシに警告。
前半は2-0で終了。

後半に入ってマドリーはエジルに代えてラスを投入し、バルサのポゼッションサッカーを封じにかかります。
しかし、この交代は殆ど意味を成さず、マドリーは危機的状況に陥ります。

迎えた後半10分、メッシのスルーパスからヴィジャに決められ3-0。
この失点で完全に集中力の切れたマドリー守備陣は、3分後にもメッシとヴィジャのコンビに裏を突かれて失点。
4-0という衝撃的スコアになり、マドリーは虫の息に。
一方のバルサは華麗なパスサッカーでホームサポーターを沸かせる余裕を見せ、マドリーに屈辱を与えます。

マドリーはC・ロナウドが孤軍奮闘するも、1人の力では状況打開は不可能。
モウリーニョ監督はベンチに座り込み、もはや諦めている様子で交代枠を1つ残したまま動こうとしませんでした。
後半ロスタイム、バルサのジェフレンに決められ5-0とされます。
数分後、セルヒオ・ラモスがメッシにハードタックルを見舞った後にプジョルを突き倒し一発退場。
1年前のまさにこの日行われたクラシコでラスが退場しましたが、マドリーは2年連続で退場者を出してしまいました。

今回のクラシコは、マドリーがバルサに粉砕されて終わりました。

感想
本当に成す術がなかった試合でした。
バルサのポゼッションサッカーを前にボールを持てず、焦っていました。

堅守を誇っていた守備陣は、脆くも崩壊しました。
守備ラインを上げれば裏を狙われ、下げたら深く抉られ、とまったく持って対抗する術がありませんでした(全員で引きこもっていれば結果は違ったか…)。
攻撃陣は、攻撃を始める地点が低いので前に進めず、進めてもサイドに追いつめられて中に入っていけませんでした。

“脱銀河系”“新銀河系”と色々やっている内にポゼッションサッカーを完成させたライバルに大きな差を付けられてしまったマドリー。
果たして、次回の対戦までにどこまで差を詰められるんでしょうか・・・?
このことに注目して今後のマドリーを見守りましょう!

バルセロナ5-0レアル・マドリード
前半10分、シャビ(バルサ)
前半18分、ペドロ(バルサ)
後半10分、ヴィジャ(バルサ)
後半13分、ヴィジャ(バルサ)
後半45分、ジェフレン(バルサ)

順位
1位 バルセロナ(勝点34)
2位 R・マドリード(32)
3位 ヴィジャレアル(27)
4位 エスパニョール(25)
5位 ヴァレンシア(24)
6位 マジョルカ(21)
7位 アトレティコ・マドリード(20)

日程
リーガ・エスパニョーラ第14節 12月4日(土) サンティアゴ・ベルナベウ(マドリード) 
レアル・マドリードvsヴァレンシア

UEFAチャンピオンズリーグ・グループG第6戦(最終戦)12月8日(水) サンティアゴ・ベルナベウ(マドリード)
レアル・マドリードvsオセール

コパ・デル・レイ5回戦第1戦 12月22日(水) サンティアゴ・ベルナベウ(マドリード)
レアル・マドリードvsレヴァンテ


マドリー先発メンバー、イグアイン外れる

2010-11-30 04:40:45 | レアル・マドリード
マドリーの先発は、カシージャス、カルヴァーリョ、ぺぺ、マルセロ、ラモス、ケディラ、シャビ・アロンソ、ディ・マリア、C・ロナウド、エジル、ベンゼマ

負傷明けのイグアインは先発落ちしました。

バルサはバルデス、アウヴェス、ピケ、プジョル、アビダル、シャビ、イニエスタ、ブスケツ、ヴィジャ、メッシ、ペドロ