レアル・マドリードは7月27日(日)にオーストリアのリンツで地元クラブのラスク・リンツと対戦しました。
試合は前半14分、ザウラーのゴールでリンツが先制。
一方のレアルは前半20分、移籍問題を抱えるジュリオ・バチスタのヘディングシュートが決まり1-1の同点。前半終了間際には主将ラウルが逆転ゴール決めてハーフタイムへ。
後半戦、現在放出対象とされているサビオラが追加点を決めて1-3。その後1点返されるも地力に勝るレアルが逃げ切って試合終了。
レアルがプレシーズン初戦を白星で飾りました。
2008-2009シーズンはリーガ連覇、国王杯、欧州CLの3冠を目指すレアル、このプレシーズンでしっかり調整したいところです。
世界で旋風を巻き起こしたハリー・ポッターシリーズ最終巻『ハリー・ポッターと死の秘宝』が本国イギリスで発売されてから1年と2日後の7月23日に日本語翻訳版で発売されました。
今回の作品、前6作品の伏線と共に、この作品自体に出てきた様々な伏線を最後の数章で回収しています。
この第7巻が出る以前にハリポタのラストについて推測した本がいくつか出ていましたが、ほぼその推測の通りでした(これはハリーの運命に関することではなく、ジェームズの他にリリーを愛した人物がいたというところ)。個人的にいうと驚くべきどんでん返しではありませんでした(そういう推理本を読んでいたからかも知れません)。
回収しきれていない伏線もあります(神秘部のベール、神秘部の開かずの扉)(これはネタバレ?)。最終章はちょっと不満でした。でも第33章~第35章は最高です。どんでん返しのために上巻の冒頭でちょっとしたトリックも使っていました。
第33章~第35章を読むときは、それまでの6巻をさらっと復習してから呼んだ方がいいかもしれません。
とにもかくにも、ハリー・ポッターはこれで終わりです。まだ読んでない人は【完】という文字に向けて、読み終わった人は【プリベット通り四番地の住人ダーズリー夫妻は…】というところから再び始めましょう!!まったく違う物語が見えてくるかもしれません。
レアルは14日にポルトガルでフィジカルトレーニングなどの体作りを行い、今回のオーストリア合宿で本格的なトレーニングを開始する模様。
26日にオーストリア1分部のラスク・リンツと対戦します。
6月に44年ぶりのユーロを制し、2年後に行われるワールドカップへの期待が高いスペイン代表監督に元レアル・マドリード監督、ビセンテ・デル・ボスケが就任しました。
デル・ボスケは1999年にジョン・トシャックが解任されたことから暫定的にレアル・マドリード監督に就任。その後、活躍が認められ正式に監督となったデル・ボスケは就任1年目でUEFAチャンピオンズリーグ優勝を果たした。
その後はジダン、フィーゴなどを中心とした「銀河系軍団」を率いてリーガ・エスパニョーラ2回、チャンピオンズリーグをもう1回、スペイン・ スーパー・カップ、トヨタカップ、UEFAスーパーカップをそれぞれ1回獲得した。
レアル監督解任後はベシクタシュJKの監督を務めるも結果がふるわず、僅か1年で解任されてしまった。その後はサッカーコメンテーターなどの仕事をしていた。
そして今回、アラゴネススペイン代表監督の後任として代表監督に就任した。
レアル監督時代に信頼を寄せていたラウル・ゴンサレスとグティの代表復帰問題については「どの選手にも可能性はある。ユーロを制覇した23人を外すことはできないが、素晴らしいプレーをして、実力を認められた選手であれば誰にでも招集の可能性はある。ユーロを機に、スペイン代表はいい流れをつかんできている。以前は気が進まなかった選手たちも、今は代表でのプレーを望んでいることだろう。ラウル、グティについては、今後も論争が絶えないだろうが、今のスペインには、偉大な成功を収めたスタイルを維持し、強化していくことが必要だ。次はW杯のタイトルを目指したいが、サッカーには浮き沈みがつきもの。ユーロ後、周囲の期待はさらに大きくなったが、わたしはこれをポジティブにとらえ、むしろ恵まれたことだと考える。ルイス・アラゴネス前監督の功績を守りつつ、われわれの個性や経験をプラスさせることが理想的だ」と語った。
理由は06W杯優勝監督であるマルチェッロ・リッピが再びイタリアの指揮官に着任したため。
トッティ本人は「体調がよく、問題がなければ」と代表復帰に前向きの様子。早ければ半年後にも復帰する模様。
監督が代わらず代表引退を決意したフランス代表トレゼゲと真逆の展開となった。
2004-2005シーズン以降、バルセロナの新時代を築いた選手たちが今回の移籍期間に続々とバルサに別れを告げている。
まずは不調から復活した新生バルサの象徴的存在だったロナウジーニョがACミランに移籍を発表、昨シーズン噂されていたミラン移籍が遂に現実のものになった。
そして、中盤を縦横無尽に走り回り、バルサでロナウジーニョに匹敵する活躍をしたデコまでもがバルサを去った。
2年前からバルサのフロントと揉めていたエトーも移籍まじからしい。
この3人の移籍はやはりバルサの新監督グアルディオラが1ヶ月前に「デコ、ロナウジーニョ、エトーは考えに入っていない」という発言をした影響が大きいようだ。
一時代の終焉を迎えたバルサ、この移籍期間でどのように変化するのか、もし失敗すれば来シーズン、バルサは再び不調期に陥ることになる。
アーセナルが7月11日、フランス代表でマルセイユ所属のサミル・ナスリを獲得したことを発表しました。
“ジネディーヌ・ジダンの後継者”との声もあるナスリは、一足先にブレイクを果たしたフランク・リベリーとともに将来のフランス代表を担っていくだろうと期待されている21歳。昨シーズン、若手中心のメンバーで名門復活を遂げたアーセナルでブレイクできるか?
サミル・ナスリ(フランス代表)
「アーセナルの選手になれてすごく嬉しいし、僕にとってすごく大きな意味を持つよ。これは自分の人生において非常に重要な一歩となる。アーセナルは巨大なクラブだからね。ここですべてが順調に行くことを本当に望んでいるよ。僕はアーセナルとそのファンのためにベストを尽くすつもりだ。こんなに偉大なクラブの一員になれて光栄だね」
アーセン・ベンゲル(アーセナル監督)
「ナスリは若いし俊敏だ。テクニック的にも非常に優れている。ここ2シーズンの間、彼はマルセイユやフランス代表でその大きなポテンシャルを示してきた。ナスリはチームの質をより高めてくれるだろう」
2007-08シーズンでリバプールとの契約が切れたクラウチは出場機会の少なさからリバプールとの契約延長を拒否、出場機会を求めてFAカップ王者のポーツマスへの移籍を決断した模様です。
ダビド・トレゼゲが7月9日に代表引退を表明しました。
引退の理由は、ユーロ2004後にフランス代表監督に就任したレイモン・ドメネクの続投。
トレゼゲはドメネクと起用法などで確執ができていてユーロ2008には召集されませんでした。そしてユーロ08で2敗1分と惨敗に終わりながらもドメネク続投を宣言した仏サッカー協会に愛想を尽かし今回の決断に至ったと思われます。
トレゼゲはドメネク就任前からアンリとの2トップの不振など、代表では起用法について悩まされ、クラブでするような活躍はできないでいました。結局、代表でトレゼゲとアンリのコンビを確立できる監督が現れないまま、トレゼゲは代表を去ってしまいました。
ダビド・トレゼゲ(元フランス代表、ユベントス)
「ユーロ(欧州選手権)2008でのひどい結果と、監督の続投が決まったことで今回の決断に達した。ユーロの結果は非常にネガティブなものだったけど、それ以上に腹が立つのがドメネクの続投だ。この決定は、フットボールよりも政治的なことに重点が置かれている。国民の意見がまったくリスペクトされていないんだ」
6月29日、UEFA EURO2008。
オーストリア、ウィーンで決勝戦が行われ、4度目の優勝を目指すドイツと2度の優勝を目指すスペインが欧州王者を懸けて対決しました。
大会前の下馬評で優勝最有力候補だったドイツが試合開始直後から攻めこむ展開で幕を開けた決勝戦。
最初の数十分こそドイツが持ち前のパス回しでスペインを圧倒していましたが、時間が経つにつれ試合はスペインペースになり前半33分、シャビのスルーパスに反応したフェルナンド・トーレスがスピードを活かした飛び出しでラームとメッツェルダーを追い抜き、最後は低いループでネットを揺らし0-1。スペインが先制。
その後はスペインが手堅い守りと連携を活かした攻撃でドイツを圧倒し、スペインが44年振りに欧州選手権を制しました。
同時に7月2日発表のFIFAランキングで1993年8月のランキング導入後初となる1位にランクイン。FIFAランキング1位はフランス、ドイツ、イタリア、ブラジル、アルゼンチンに次いで6チーム目です。