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11月17日、ユーロ2008予選が大詰めを迎え本大会出場国が続々と決定しています。
グループBでは2006FIFA優勝国、イタリアはスコッランドをロスタイムで破り本大会出場決定、これでスコッランドは全日程終了。フランスに追いつけないことが確定しフランスが本大会進出を決めた。スコットランドは健闘したが、06W杯決勝進出国を前に敗れ去った。
グループE、クロアチアはマケドニアを下して予選突破を決めた。前回、イングランドを逆転で破ったロシアはアウェイでイスラエルに敗戦これによってイングランドは自力突破が可能になった。21日、イングランドがクロアチアに勝利すれば進出決定!
グループF、スペインはスウェーデンに勝利して予選突破を決めた。グループBのスコットランドと共に予選グループを掻き回した北アイルランドはスウェーデンに勝ち点3差とされ予選突破はねほぼ不可能な状況に陥っている、残り1試合、スペイン戦でミラクルが起きるか?!
グループA、ポーランドはポルドカルより早く予選突破決定、グループGオランダも突破決定。
11月21日ユーロ2008予選最終戦、重要な試合
■グループA(残り1枠)
ポルトガルvsフィンランド
2位と3位の対決!ポルトガルは引き分け以上で予選突破
■グループC(残り1枠)
マルタvsノルウェー
トルコvsボスニア・ヘルツェゴビナ
ノルウェーは勝つしかない厳しい状況、勝ち点1差で首位のトルコは勝利した段階で進出決定!
■グループE(残り1枠)
イングランドvsクロアチア
アンドラvsロシア
イスラエルvsマケドニア
イングランドは場合によっては引き分け以上で予選突破、サッカー母国の維持を見せられるか?!
ロシアは勝つしか突破の道はない、イスラエルは奇跡が起これば突破の可能性あり。
■グループF(残り1枠)
スペインvs北アイルランド
スウェーデンvsラトヴィア
北アイルランドは勝つしかない状況、スペインが前回破れた借りを返しに来るか否かで予選突破の可能性は変ってきます。
スウェーデンに対するのは前大会のユーロ04出場国ラトヴィア。スウェーデンは引き分け以上で突破決定。
2月2日に起きたフィリッポ・ラチーティ巡査長死亡事故から9ヶ月9日後の11月11日、イタリアでまたサッカーがらみの死亡事件が起きました。
今回亡くなったのはラツィオファンのガブリエーレ・サンドリ。
インテルvsラツィオの試合を観戦するためミラノへ向う途中、パルマvsユヴェントスの試合を観戦しに向っていたユーヴェファンとA1高速道路のバディア・アル・ピーノのドライブインで衝突、止めに入ったルイジ・スパカロテッラ警察官の放った威嚇射撃がガブリエーレ・サンドリ射止めた。
この事件でセリエA数試合が中止され、ローマで暴動が起こるなどの余波もあった。
この事件、当初はルイジ・スパカロテッラ警察官の誤射とみられていたが、11月17日同警察官は殺人罪に問われる見通しだと警察官の弁護士が明かした。
なぜ過失致死罪ではなく殺人罪かというと、射殺されたガブリエーレ・サンドリは約80メートル離れた車中で被弾していて、当事者であるユーヴェサポーターが「争いはなく、発砲した時には両者とも車にいた」と証言、威嚇射撃は通常空中に向けて放つものであり、警察官は故意に銃口をガブリエーレ・サンドリに向けたと判断された。
リーガ・エスパニョーラ第12節、首位のレアル・マドリードは11月11日にホーム、サンティアゴ・ベルナベウで9位のマジョルカを迎え撃ちました。
前半戦
10日に2位バルセロナが敗れたため、重要性が増したこの試合。
前半4分、ロビーニョ、ラウル、ファン・ニステルローイのトリオがゴールを狙いマジョルカ守備陣を崩しますがシュートには至らず。逆に前半5分、エインセがペナルティエリア内でまさかのハンドを犯しますが主審はPKを採らず、レアルは誤審に救われました。
前半11分、“レドンドの再来”と言われているガゴを起点としたプレーから最終的にロビーニョが決めて1-0。まずはレアルが1点リード。
前半13分、バレーラが決めて1-1。マジョルカが僅か2分で同点に追いつきますが4分後の前半16分、ラウルのパスをオフサイドギリギリで受けたロビーニョが決めて2-1。レアルが再びリード。
前半16分を過ぎて既に3回ゴールネットが揺れたこの試合、シーソーゲームの雰囲気が漂う中、前半18分イバザガのコーナーから元レアルのヌネスがバーを弾くシュートを放ちレアル守備陣を同様させると、前半36分にはマルセロのミスを付いたバレーラが30メートル地点からロングシュートを決めて2-2。マジョルカが同点に追いついて前半終了。
後半戦
2度追いつかれたショックからかミスが目立ち始めたレアル守備陣、シェスター監督は怪我を抱えているカンナバーロに代えてペペを投入。
後半1分、アランゴのシュートはカシージャスがクリア。後半3分、ファン・ニステルローイのセンタリングのこぼれ球をスナイデルが狙いましたが惜しくもゴールならず。
後半開始早々両者共に決定機を迎えましたがゴールは生まれませんでした。
後半12分、ディアラのパスミスからグイサに決めれて2-3。レアルがまさかの逆転を許しました。前節セビージャに完敗したため負ければ連敗、首位陥落と地獄が待ち受けているレアルは同点目指して攻めあがります。後半14分、ロビーニョのセンタリングからラウルが合わせるも枠外へ。
後半17分、再びロビーニョがラウルにボールを配給、今度はキッチリ決めて3-3。レアルが同点に追いつきました。
後半18分、ロビーニョがエクトルをかわしてシュートしまたが枠外へ。後半22分、ラウルのパスからスナイデルがシュートを放つもこれも枠外へ。ゴールのにおいはするものの逆転弾は生まれません。逆に後半23分、マルセロが再びミスを犯しピンチを迎えますがアランゴのシュートはカシージャスガセーブ。
後半27分、ラウルのパスを受けた昨季得点王、ファン・ニステルローイが渾身のシュートを叩き込み4-3!レアルが待望の逆転弾を決めシーソーゲームを制しました。
総括
7点が飛び交う壮絶な戦い、2度のリードを追いつかれ、逆転される苦しい展開となりましたが最後はきっちりと勝負を決めるゴールをチームのエースが決めて勝利しました。
予想以上に粘り強いマジョルカを相手に終盤ではミスから幾度となく危機を迎え、実際ミスから2度もゴールを奪われました。守備陣が崩れた感があるレアル、今後修正できるのでしょうか…?
攻撃では、ロッベン、グティを欠いていたものの、最近調子を上げてきているロビーニョが大活躍で勝利に貢献。スペイン代表から除外されるのが当たり前となってきたラウルも再びレアルに欠かせない存在となりつつあります。
レアル・マドリード4-3マジョルカ
前半11分、ロビーニョ(レアル)
前半13分、バレーラ(マジョルカ)
前半16分、ロビーニョ(レアル)
前半36分、バレーラ(マジョルカ)
後半12分、グイサ(マジョルカ)
後半17分、ラウル(レアル)
後半27分、ファン・ニステルローイ(レアル)
日程
リーガ・エスパニョーラ第13節 11月25日(日)ラ・コンドミナ(ムルシア)
ムルシアvsレアル・マドリード
UEFAチャンピオンズリーグ、グループC第5節 11月28日(水)ベーゼルシュタディオン(ブレーメン)
ブレーメンvsレアル・マドリード
コパ・デル・レイ 決勝トーナメント1回戦第1戦 12月19日(火)ホセ・リコ・ペレス(ヴァレンシア)
アリカンテvsレアル・マドリード
ファビオ・カペッロ(イタリア)
――先日のユヴェントスvsインテル(1-1、先制インテル)の試合について
「インテルに足りない部分があるとすれば中盤だ。ユベントスは強い闘争心と決意を秘めたチームであり、何より主役を演じたいという気持ちが強い。だから追いつくことができたし、それにふさわしい戦いをしていた。メンバーはそれほど充実しているわけではない。チアゴなどのようにイタリアのリーグにまだ慣れていない選手もいるが、今年はリーグ戦をかき回すチームになるかもしれない。どのチームにとっても、ユーベを倒すのは簡単なことではないだろう。(イブラヒモビッチについては)雄弁で自分を誇示するタイプは皆そうだが、彼も内面は臆病だ。今日の試合でプレッシャーを感じたのだろう」
――セリエAのチームについて
「フィオレンティーナとローマはいい選手が多いが、どちらも何かが足りない。フィオレンティーナは若いチームだ。熱意を武器にしており、調子が落ちる時が来るかもしれない。ローマはおそらく最もいいサッカーをしているチームで、インテルの最大の敵だが、失点が多すぎる。チャンスをしっかりと決めなければならない場面もある」
スペイン、リーガ・エスパニョーラ第11節、勝ち点1差で首位レアル・マドリードを追う2位バルセロナはアウェイでヘタフェと対戦しました。
昨季のコパ・デルレイで屈辱的な大敗を喫し、その借りと共に歴史的な背景からマドリード自治州に所属しているヘタフェに負けることは許されないバルセロナは勝利を目指して序盤から攻め上がります。
そんなバルサに対しヘタフェは堅い守備で対抗、カウンター攻撃を仕掛け少ないチャンスを狙っていくサッカーを披露します。前半27分、ヘタフェはリヒトのクロスをデル・モラルが決めて1-0、バルサ相手に先制点を上げます。
一方のバルサはヘタフェの厳しい守備に苦戦を強いられ、ゴールどころかシュートを放つことも困難な状況に陥り、後半18分にロナウジーニョ、後半27分にはメッシを下げて最近ブレイクしたジオバニとボージャンを投入。いつもならこの展開で同点、逆転ゴールを決めてところですが、ヘタフェの集中の糸は最後まで切れることはありませんでした。
後半41分、ヘタフェの堅い守備に業を煮やしたのかザンブロッタが強烈なタックルを相手選手に見舞い一発退場、その4分後アルビンに止めを刺されるゴールを決められ2-0。バルサは手も足も出せずに完敗しました。
同じ日に行なわれたヴァレンシアvsムルシアの試合は3-0でヴァレンシアが勝利、ヴァレンシアは勝ち点差でバルサと並びました。
UEFAチャンピオンズリーグ第4節、グループCのレアル・マドリードは11月6日にアテネのヨルギオス・カライスカキスでギリシャのオリンピアコスと対戦しました。
前半戦
勝てばグループ突破が決まるレアルと勝たなければ突破が厳しくなるがオリンピアコス、序盤は両者譲らず均衡したゲーム展開となります。
そん中、最初に決定的チャンスを掴んだのはアウェイのレアル、前半18分にスナイデルが決定的シュートを放ちましたが、ニコポリディスに阻まれゴールならず。前半23分にもスナイデルのコーナーキックからディアラがシュートを放ったものの、今度はポストに嫌われ先制ならず。
その後、レアルは試合を支配するものの得点を決められない苦しい展開が続きます。前半35分にはファン・ニステルローイのシュートがバーに嫌われるなど惜しいシーンは度々見られましたがゴールには結びつきませんでした。
後半戦
後半もレアルがボールを支配、オリンピアコスはカウンター攻撃に終始する展開。
後半8分、オリンピアコスがチャンスを手にします。ルアルアのシュートのこぼれ球をガリェッティがシュート、ボールは枠外に飛び難を逃れました。
後半16分、ロビーニョが得点機を得ますがジュリオ・セザールに阻まれます。後半25分にもラウルとスナイデルのコンビがゴールを狙いますがゴールは奪えず、オリンピアコスの堅い守備に苦戦したレアルは敵地で引き分けグループ突破を決められませんでした。
総括
守りを固めるオリンピアコスに対し、レアルは攻めたてましたがディアラ、ファン・ニステルローイのシュートがバーを弾くなど運にも恵まれず、スコアレスドローに終り、セビージャ戦での完敗のダメージを払拭することはできませんでした。
次戦、ラツィオに敗れ4位に後退したドイツの強豪ウェルター・ブレーメン相手に勝ち点1でも獲得すればグループ突破が決まります。
オリンピアコス0-0レアル・マドリード
日程
リーガ・エスパニョーラ第12節 11月11日(日)サンティアゴ・ベルナベウ(マドリード)
レアル・マドリードvsマジョルカ
コパ・デル・レイ 決勝トーナメント1回戦第1戦 11月13日(火)ホセ・リコ・ペレス(バレンシア)
アリカンテvsレアル・マドリード
UEFAチャンピオンズリーグ、グループC第5節 11月28日(水)ベーゼルシュタディオン(ブレーメン)
ブレーメンvsレアル・マドリード
FA(イングランドサッカー協会)が10月31日、以前から噂されていた2018FIFAワールドカップの開催国に正式立候補しました。
実現すれば1966年以来52年ぶり2度目の開催となります。その他、ベルギーとオランダが2002FIFAワールドカップ以来2度目の共同開催を目指している模様、オーストラリア、2008オリンピック開催予定の中国、メキシコ、経済的に有余のあるアメリカが立候補に興味を示しています。
ジェフ・トンプソン(FA会長)
「2018年W杯開催を招致するとの我々の決意をアナウンスできたことをうれしく思う」
「本日の決定においては、ゴードン・ブラウン首相(イギリスの首相)と政府の多大なるサポートも大きな要因になったんだ」
P.S.
11年後は皆さん何歳ですか?
ちなみに俺は27歳です(苦笑)