■記事【MARCA.COM】
シンガポールでのイベントに参加したLFP(スペイン・プロサッカーリーグ)のフランシスコ・ロカGM(ゼネラル・マネジャー)は、アジアマーケットへのリーガ・エスパニョーラ振興策の一環として、2010-11シーズンから一部の試合について開始時間を早めることを発表した。対象となるのは計17試合になる見込みだが、具体的な対戦カード、キックオフ時間はまだ公表されていない。また、同じくアジアマーケットをにらみ、2011年夏のプレシーズンには、リーガのチームとアジアからの招待チームによる交流戦となる“コパ・インテルナシオナルLFP”(LFP国際カップ)を新たに開催する構想を披露した。
「われわれは、試合のテレビ中継時間を早めることにより、アジア地域でのリーガの重要性を高めたいと考えている。もはやこれは必要不可欠な対応と言える。スペイン代表がワールドカップ・南アフリカ大会で王者の座に就いた今こそ、この国のリーグをアジアマーケットでより認知してもらえる絶好のタイミングと考えており、アジアのチームとリーガのチームの交流戦となるLFP国際カップ創設を決定した」
■感想
少し前にフェルナンド・トーレスがアジア戦略も考えた方がいいと言っていましたが、本格的に動き出したようですね。
具体的な時間は決まっていないようですが、ドイツW杯みたいに猛暑の中でプレーさせるのは勘弁してもらいたいですね。
アジアでのTV放送のせいで、選手の健康状態に影響が出るなんてシャレにならないので(17試合程度なのでその心配はないか…)。
シュッツトガルトは7月30日(金)にドイツ代表MFサミ・ケディラがレアル・マドリードに移籍すると発表しました。
ケディラは南アW杯で、欠場したエースのバラックの後釜に付いて活躍した選手です。
このケディラ獲得によりラスかディアラの放出(多分マリ代表のディアラ)は避けられないものになりました。
また、ここにきてフェルナンド・ガゴにマンチェスター・シティ移籍の噂が出ていますが、モウリーニョ監督はガゴ残留を求めているため微妙な状況になっています。
いずれにせよ、ケディラの加入によってこのラス、ガゴ、ディアラの3選手の誰かがマドリードを去ることになるでしょう。
元レアル・マドリード所属の元スペイン代表FWフェルナンド・モリエンテスがメキシコリーグに移籍する可能性があるようです。
昨季、フランスのマルセイユでベンチを温め続けた34歳のモリエンテスに対し、メキシコのクラブ・アメリカがオファーを出しているらしいです。
親友であるラウルとは違い、レアルを始めモナコやヴァレンシア、リヴァプールなど多くのクラブを渡り歩いたモリエンテス。
まもなくキャリアの晩年を迎えるであろう彼が、どのクラブに移籍するのか注目です。
レアル・マドリードを退団し、ドイツのシャルケ04に移籍した元スペイン代表ラウル・ゴンサレスにサラゴサが別れメッセージを贈ったようです。
なんでも、サラゴサの本拠地ラ・ロマレダはラウルがトップチームデビューを果たした場所であり、同時にラウルにとってレアルのユニフォームを着て戦った(昨季最終戦)最後の場所でもあるということで、サラゴサはHPに声明を発表したようです。
サラゴサは次のようにHPに記載しています。
「レアル・サラゴサはラウル・ゴンサレス・ブランコに、愛情と今後の挑戦への祈りを捧げます」
「1994年の10月、17歳のラウールはラ・ロマレダでトップチームデビューを果たしました。そして昨季の4月24日に、彼は同じ舞台で最後の公式戦を戦いました」
なんとも粋な演出をしたサラゴサ。
ラウルもさすが“スペインの至宝”と呼ばれただけのことはあります、他クラブから別れのメッセージを贈られるなんてそうあることじゃないですからね…。
アメリカのサンフランシスコでクルブ・アメリカと対戦。
8月7日(土)
米のLAでロサンゼルス・ギャラクシーと対戦。
8月13日(金)
ドイツのミュンヘンにあるアリアンツ・アレーナで、バイエルン・ミュンヘンと対戦。
8月17日(火)
ベルギーのリエージュでスタンダール・リエージュと対戦。
8月21日(土)
スペイン・ヴァレンシアのアリカンテでエルクレスと対戦。
8月24日(火)
サンティアゴ・ベルナベウ杯。
レアル本拠地ベルナベウでメキシコのパチューカと対戦。
獲得
ジョゼ・モウリーニョ(←インテル、ポルトガル人監督)
セルヒオ・カナレス(←ラシン・サンタンデール、U-19スペイン代表MF)
ペドロ・レオン(←ヘタフェ、U-21スペイン代表MF)
アンヘル・ディ・マリア(←ベンフィカ、アルゼンチン代表MF)
放出
マヌエル・ペジェグリーニ(→未定、チリ人監督)
クリストフ・メッツェルダー(→シャケル04、元ドイツ代表DF)
マルコス・アロンソ(→ボルトン・ワンダラーズ、U-19スペイン代表DF)
ペドロ・モスケラ(→ヘタフェ、スペイン人MF)
グティ(→ベシクタシュ、元スペイン代表MF)
ラウル・ゴンサレス(→シャルケ04、元スペイン代表FW)
■移籍の噂
モウリーニョは、FCポルトとチェルシー時代のお気に入りであったリカルド・カルバーリョ(チェルシー)獲得を狙っている模様です。
カルバーリョは元々、昨季ペペが長期離脱を強いられた際にその穴埋めとしてレアルが獲得しようとしていた選手だけに、可能性は十分にあります。
一方でレアルは、ドイツ代表として南アW杯で活躍したサミ・ケディラ(シュツットガルト)とエジル(ブレーメン)獲得に向けても動いている模様です。
その影響で放出候補には、ドレンテ、ラス、ラフィ、ガゴ、ディアラなどの名前が挙がっています。
モウリーニョは23名でシーズンを戦うことを希望しているため、何人かの選手が1ヶ月以内に放出されるのは確実な状況となっています。
イケル・カシージャス(スペイン代表、次期レアル主将候補)
「彼はレアル・マドリーのシンボルであり、チーム状態が良いときも悪いときも一貫した態度を貫き、いかなる状況にも立ち向かうすべを心得た偉大な主将だ。プロフェッショナルのかがみである彼のおかげで、僕は選手としても人としても成長することができた。このクラブの輝かしい歴史は、偉大な選手によって築かれてきた。そして、ラウルはその中の1人だ」
クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル代表)
「僕は子供のころから、ラウルの隣でプレーすることを夢見てきたんだ。彼とロッカールームを共有することができ本当に光栄だ。新たなステージを迎えた彼が、あらゆる面でうまくいくことを願っている」
カカ(ブラジル代表)
「ラウルは人々を感動させることができる選手であり、このクラブにとって極めて重要な存在だ。彼の存在はいつまでも“マドリディスモ”(レアル・マドリード主義)に残り続け、彼の退団にはファンもクラブも惜別の思いを感じることだろう」
カリム・ベンゼマ(元フランス代表)
「ラウルはレアル・マドリーとスペインサッカー界の象徴であり、人間的にも素晴らしい。彼はあらゆる選手にとってのお手本であり、特に若手にとっては見習うべき存在だ。さらに、ピッチで真価を発揮できる偉大なFWでもある」
先日レアル・マドリード退団を発表したラウル・ゴンサレスが、ドイツ・ブンデスリーガのシャルケ04に移籍することが正式に決定しました。
イングランドのトッテナムもラウルを狙っていたとみられていましたが、移籍金などの関係でシャルケが獲得したようです。
シャルケには、昨季までレアルに所属していたメッツェルダーがいます。
シャルケでの背番号はレアル時代、スペイン代表時代と同じ『7』になるようです。
欧州CLにも出場するシャルケで、ラウルがかつての輝きを取り戻せるのか注目です。
ラウル・ゴンサレス(元スペイン代表、シャルケ04)
「まず、歓迎してくれるシャルケのサポーターに感謝の気持ちを伝えたい。レアル・マドリーで過ごした16年間に別れを告げて迎えた今日という日は、僕にとって非常に特別な1日だ。今は新たな挑戦に向かうことへの希望に満ちている。チャンピオンズリーグとブンデスリーガを戦うハイレベルなクラブに入団することができ、非常に満足している」
アルゼンチン・サッカー協会が代表監督の任期延長を見送り、退任が決まったマラドーナ氏は28日、ブエノスアイレス郊外で記者会見し、同協会のグロンドーナ会長を名指しで「うそつき」と批判し、意に反した退任に「悲しく心が痛い」と涙目で打ち明けた。
2人は26日に会談したが、コーチ陣のうちの7人の交代を求めた同会長と対立。人気のある英雄マラドーナ氏に当初続投を要請した同協会は27日の理事会で、全会一致で契約延長の見送りを決めた。同氏は「スタッフなしで監督を続けることは不可能。会長はそれを知っていた」と話した。
マラドーナ氏が率いたアルゼンチン代表はワールドカップ(W杯)南アフリカ大会8強に終わったが「わたしは代表のユニホームにすべてをささげた。(選手とともに)再びユニホームを着るのがわたしの仕事だったのに」と述べた。
■記事【共同通信】
サッカーのアルゼンチン代表を率いるディエゴ・マラドーナ監督が25日、コーチの人選を一任されれば代表監督を続投する意向を明らかにした。
ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の準々決勝で敗退後、初めて地元テレビで口を開き「(監督を)続けたい。続けるかどうかは(アルゼンチン協会の)グロンドーナ会長との話し合いで決まる。彼が何を望み、彼がわたしの要求を受け入れるかどうかだ」と話し、自らコーチ陣の編成を行うことを主張した。
感想
続投しちゃ駄目でしょ…。
個人技頼みの攻撃じゃ、また南米予選で苦戦するんじゃないんですか…。
いい選手が揃ってるんだから、ちゃんと戦略立てられる監督に任せないと…。
今回の南米予選はブラジルがいない(開催国でシード)ので、予選落ちはないと思いますが、やっぱりマラドーナじゃ心配ですな…。
だいたいマラドーナは続投するか迷える立場じゃないでしょ…ドイツに惨敗しておいて。