スペインリーグ、リーガ・エスパニョーラ第27節18日行われました。
リーグ戦では2月11日以来35日間、カップ戦を含めると26日間白星がないレアル・マドリード。最下位のヒムナスティック相手にホームで勝利なるか?
スターティングメンバー
レアル・マドリード GK 1 カシージャス DF 2 サルガド DF 5 カンナヴァーロ DF 21 エルゲラ DF 38 ミゲル・トレス MF 6 ディアッラ MF 7 ラウル MF 14 グティ MF 18 カッサーノ MF 20 イグアイン FW 17 ファン・ニステルローイ |
選手 |
ヒムナスティック GK 25 ビサッリ DF 2 ナバス DF 4 カルボ DF 14 ダヴィド ガルシア DF 23 マルコ MF 7 ダビド・クエジャル MF 8 シャボー MF 18 フアン MF 19 カンパーノ FW 21 ピニジャ FW 24 カストロ |
DF 12 マルセロ FW 10 ロビーニョ FW 27 デ・ラ・レッド |
控え |
DF 16 マテジャン MF 10 メリノ FW 15 イルルスン |
前半戦
前半3分、カペッロ監督と再び衝突したと噂されているカッサーノのカウンターからゴールを狙いましたが、ヒムナスティックDFにクリアされます。
前半5分、ヒムナスティックのセサル・ナバスがファン・ニステルローイに対するファールで一発退場。レアルが数的有利に立ちます。
ヒムナスティックが10人になった直後にミゲル・トレースとラウルの新旧スペインコンビがゴールを狙いますがゴールには到らず。その後もイグアイン、ファン・ニステルローイ、グティが先制ゴールを狙いましたが、いずれも決定的なチャンスにならず。
最下位のヒムナスティック相手になかなかゴールを奪えない展開が続くと、ヒムナクティックに4本のシュートを放たれて前半終了。
レアルは10人のヒムナクティック相手に5本中1本枠内、ヒムナスティックに4本中1本枠内という、最下位で10人少ない相手に対し拮抗した試合をしてしまいました。
後半戦
カペッロ監督は本調子のカッサーノに代えて、移籍問題で揺れるロビーニョを起用。
このカッサーノとカペッロ監督の角質が、幸運にもレアルに転機をもたらします。
後半7分、イグアインのパスからラウルが1対1という状況を作り出しますがゴールならず。逆にヒムナスティックの反撃をくらいますが、カンパーノのロングシュートはカシージャスが冷静にセーブ。
後半10分、レアルがついに先制します。ファン・ニステルローイのシュートミスをラウルがフォロー、最終的にロビーニョが決めて1-0。
先制ゴールを決めて波に乗るロビーニョは、後半13分にもシュートを放ちますが、ポストに嫌われゴールならず。
その後もイグアイン、ファン・ニステルローイがシュートチャンスを得ますが、ミスをしてしまい追加点ならず。
後半35分、レアル主将が2ゴール目を決めて試合を決定付けます。
サルガドのセンタリングをラウルがヘッドで合わせてゴール。レアルがオウンゴール気味のゴールで2点目を決めて試合終了。レアルが26日ぶりに勝利の味を噛締めました。
総括
前半の内容は良くありませんでしたが、後半は何度もシュートチャンスを作り2ゴールを奪いました。最下位のチームだけに、10人の状態で90分間集中を持続させるのは難しかったようです。もしこれが上位のチームなら、負けていたかもしれません。この前のクラシコとはプレーの質があきらかに落ちました。
ロビーニョのように流れを変えられる選手をレアルが放出しようとしているのは痛いです。イグアインも波に乗ればレアルの得点原となれる存在。
マルセロもロベルト・カルロスの後任としては最高の人材なだけに、無闇にタレント選手を入れなくても良いと思います。じっくり若手選手を育てて行ってほしいですね。
レアル・マドリード2-0ヒムナスティック
後半10分、ロビーニョ(レアル)
後半35分、ラウル(レアル)
日程
リーガ・エスパニョーラ第28節 4月1日(日)
セルタvsレアル・マドリード