リーガ・エスパニョーラ第24節、2位レアル・マドリードはホームで15位ベティスと対戦しました。
前半戦
前節、首位バルセロナと引き分けたベティスに対しレアルは開始早々から積極的な攻めを展開、前半6分にはラウルのヘディングパスからイグアインがシュートを放ち先制!
最近絶好調のコンビで早々と得点、前半14分には左サイドからの攻めからフンテラールが決めて2-0。
開始14分間で2点を決めたレアルはその後もベティスを圧倒、波状攻撃を仕掛け前半23分にはまたフンテラールが決めて3-0。
この日絶好調レアルに対し、防戦一方のベティスは一矢を報いようと反撃、前半29分にオリベイラが決めて3-1。この失点に動揺したのか、レアルは後半33分にもオリベイラに決定的なシュートを放たれましたが、ポストに助けられました。
前半35分、マルセロのパスを受けたラウルがゴールネットを揺らし4-1、前半41分にもラウルが決めて5-1とレアルが大量リード。
前半46分にはエインセのフリーキックをセルヒオ・ラモスが頭で決めて駄目押しの5点目。
後半戦
試合を決定付けたレアルは後半に入ってラウル、イグアイン、カンナバーロに代えてロッベン、スナイデル、グティを投入。
後半は交代で入ったロッベンとスナイデルのオランダコンビが活躍、幾度となくベティス陣内に切り込むも得点はできずに試合終了。
レアルはこれで9連勝、首位バルサがエスパニョールとのカタルーニャ・ダービーに敗戦したため勝ち点差を7に縮めました。
レアルは25日にリヴァプールとのUEFAチャンピオンズリーグ1回戦を行います。
日程
UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第1戦 2月25日(水)サンティアゴ・ベルナベウ(マドリード)
レアル・マドリードvsリヴァプール
リーガ・エスパニョーラ 第25節 2月28日(土)ルイス・コンパニイス(バルセロナ)
エスパニョールvsレアル・マドリード
ヒディング監督は、1998仏W杯でオランダを4位に導く活躍をみせた後、2002日韓W杯では韓国をアジア史上初の4位に導き"ヒディングマジック"を世界に知らしめました。
2006W杯では、オーストラリアを率いて日本に逆転勝利してW杯初勝利を飾ったが、クロアチア、ブラジル、イタリアの強豪勢には勝てなかった、2008年には欧州選手権でロシアを率い、決勝トーナメントでオランダを敗る波乱をみせました。
リーガ・エスパニョーラ第23節、2位レアル・マドリードはアウェイで12位のスポルディング・ヒホンと対戦しました。
前半戦
前日に首位バルセロナがベティスと引き分けたため、レアルにとって久々に勝ち点を縮めるチャンスとなったこの試合。
まず、レアルは得意のサイド攻撃からチャンスを掴み、流れを手繰り寄せると前半14分、最近絶好調の主将ラウル・ゴンサレスがチーム内歴代得点ランキング単独首位となる308ゴールを決めて先制。
その後もレアルは試合をリード、前半36分にはもはやチームの核となったイグアインのヘディングパスから相手GKと1対1になったフンテラールが待望の移籍後初ゴールを決めて0-2。
その後もレアルはセルヒオ・ラモス、ガゴ、イグアイン、マルセロがスポルディングゴールに迫るなど、レアルは完全に試合を支配して前半終了。
後半戦
後半になってもレアルは試合を支配、後半4分にはイグアインのヒールパスからマルセロが駄目押しの3点目を決めて試合を決定付けます。
その後はスポルディングも反撃、ビリッチを中心とした攻撃をみせるもカシージャス、カンナバーロを中心としたレアル守備陣は最後まで自陣ゴールを守り抜きました。
次にゴールネットが揺れたのは後半31分、イグアインのシュートのこぼれ球をラウルが決めて0-4。
レアルがアウェイで圧勝、バルサとの勝ち点差を2縮めて10差としました。
総括
レアルはこれで8連勝を達成、2009年に入ってからは負けなしと絶好調。
昨季の得点王、ファン・ニステルローイが離脱した部分をラウル、イグアイン、ラス、マルセロの厚みのある攻撃陣で補っています。
そして、ファン・ニステルローイの後釜として期待されているフンテラールも初ゴールを決めてさらに攻撃層に厚みが増しそうです、あとはサビオラ2006FIFAワールドカップのような動きをみせてくれればレアルはまた黄金期に入るでしょう。
最近のアルゼンチンはメッシ、アグエロ、テヴィスが活躍していますが、近いうちにその輪にイグアインが入るかもしれません。
日程
リーガ・エスパニョーラ 第24節 2月22日(日)サンティアゴ・ベルナベウ(マドリード)
レアル・マドリードvsベティス
12年ぶりのカードとなったブラジルvsイタリアの試合は、解任運動を受けているドゥンガ監督が底力を発揮、現役の世界王者イタリアを2-0で破りました。
マラドーナが監督になってからこれで2試合目となるアルゼンチンはフランスと対戦。
フランスはアネルカ、アンリ、リベリーを起用するなど豪華な布陣で挑むも、アルゼンチンのメッシとアグエロコンビに翻弄され2-0で敗北、この試合はマラドーナの名声を高める結果となった。
ロサンゼルス・ギャラクシーからACミランへ期限付き移籍していたデイビッド・ベッカム、ベッカム自身がミランへの完全移籍を要望していたものの、期限が切れる3月にベッカムはアメリカへ戻ることになりそうだ。
ロサンゼルス・ギャラクシーのレイウェケ会長はベッカム獲得の交渉期間終了日である2月13日までにミランがオファーを出さなかったたため、交渉は終わったと語った。
ティム・レイウェケ(ロサンゼルス・ギャラクシー会長)
――ベッカムの移籍問題について
「われわれはミランから何のオファーも受け取っていない。つまりコミッショナーが言った通り、ミランとは『これ以降の交渉は一切行わない』ということだ
――ベッカムは2009年にチームとの契約を解除できることになっていますが?
「われわれはこの(2009年以降にチームを去る)可能性があることは認識している。だが、われわれが今準備している新チームとともに次のシーズンを終えた時には、考えを変えてくれていると信じている。ブルース・アレーナ監督、そのほかの選手たち共に、そうなるように毎日ハードトレーニングをこなしている」
日本は前半、内田、田中などの俊敏性のある選手が右サイドから攻め、チャンスを作り出したものの、予選無失点のオーストラリア守備陣と長身GKシュワルツァーなどの堅い壁を破れず無得点で折り返し。
後半に入るとそれまで眠っていたオーストラリアが攻めに展示はじめ、試合は拮抗した展開となり、そのまま試合終了。
日本はホームで06W杯の借りを返すことはできませんでした。
次回の試合は3月28日、ホームのバーレーン戦です。
イグアインのゴールで1-0と辛勝しましたが、2日に行われた首位バルセロナとスポルティングの試合でバルサが3-1と勝利したため、勝ち点12差は縮まりませんでした。
2月11日(水)に控えた2010FIFAワールドカップアジア最終予選第4戦、日本vsオーストラリア。
この試合に向け完全非公開で練習をしている日本代表に対し、オーストラリア代表監督のピム監督が「5週間ぐらい一緒に練習していて、それでも非公開とは自信がないのでは。わたしたちの練習は公開しているので、いつでも来てもらっていい」と挑発した。
更に「(日本は)うちに点を奪われるだろう」「もちろん勝ちにいくが、うちは負けても大丈夫。ホームの日本の方が勝たなければならないプレッシャーがある」と余裕の発言をした。
2001年6月7日、雨の横浜で中田英寿が地を這うようなフリーキックを決めてオーストラリアに勝利してから約8年、同じスタジアムで今度はコンフェデ杯決勝ではなく、ワールドカップ出場を懸けて日本がオーストラリアに挑みます。
2010FIFAワールドカップ最終予選第4戦 日本vsオーストラリア PM7:00~テレビ朝日で放送
遅咲きのスター、ダヴィド・ビジャの周囲が今までよりも騒がしくなってきた。
経営難に陥っているバレンシアがここ数年間、なんとか移籍を引き留めていたビジャほ放出する可能性が浮上した。
最近ではマンチェスター・シティーが狙っているとみられていたビジャ、しかし代理人は、「メッシとビジャは共存できる。二人ともクリエイティブな選手だし、もし一緒にプレーする時が来たらそれは最高のコンビになる」と発言、バルセロナ移籍の可能性も大きくなった。
一方でこの代理人の発言はバレンシアからビジャが出ていく可能性が大きいことも示すもので、バレンシアにとって厳しい夏の移籍期間となりそうだ。
レアルは年がかわって以降負けなしで絶好調ですが、首位に立つライバルのバルセロナとの勝ち点差は相変わらず12と厳しい戦いを強いられています。
そのバルサはラシン・サンタンデールと対戦、一時はリードされたものの、メッシの2ゴールで逆転、首位独走中です。