セリエB3位のユベントスがホーム、トリノでバーリに圧勝して首位に浮上しました。
試合開始30秒で先制点を許したユベントスは、2部リーグとは思えないような豪華なメンバーを駆使して反撃を開始。
前半34分、デル・ピエロのクロスをトレゼゲが決めて1-1とすると、前半ロスタイムにはネドヴェドの左足からゴール生まれ逆転。
後半21分、マルキオンニのパスからデル・ピエロが自身通算500試合のメモリアルを飾るゴールで3-1とすると、後半28分にはこの日絶好調のデル・ピエロのパスからネドヴェドが決めて4-1。
その後1点を返されましたが、そのまま逃げ切りユベントスが勝ち点3を獲得。首位に浮上しました。
デル・ピエロ(元イタリア代表、ユベントス)
「私の記録の先にはシレア(552)とフリーノ(528)という偉大な選手の記録がある。そこに自分が名を連ねる事ができ、大変光栄だ。そして記念日にゴールが出来た事も嬉しい。昨夏、セリエB降格が決まったユベントスに残留する事を自分で決意したが、ここまでの道のりは簡単ではなかった。1993年、セリエBフォッジアで背番号「1」を付けていた時の事を思い出すよ。当時と今、決定的に異なる事は、フォッジア時代はアウェイ戦では引分けでOKだったが、今のユベントスには全勝が義務付けられている」
パベル・ネドヴェド(元チェコ代表、ユヴェントス)
「2ヶ月間試合に出場できず、辛かった。前節マントバ戦で敗れていたので、今日の勝利は嬉しいし、試合内容も良かった。今日の主役は間違いなくユベントスでの500試合目を迎えたデル・ピエロだった。自分の2ゴールはユベントスサポーターに捧げたい。サポーターに支えられ、多くのエネルギーをもらっているからね」