カペッロ「ホームでポイントを落としている」

ファビオ・カペッロ（レアル・マドリード監督）

――冬の移籍期間で若いマルセロ、ガゴ、イグアインを獲得しましたが・・・・？
「彼等を獲得できたことに満足している。ガゴとイグアインはアルゼンチンリーグが終わりここへ来た。若くて、面白い選手達だと思う」

――06年最終戦で格下のレクレアティーボにホームで敗れましたが・・・・？
「もうその試合の後の記者会見で説明したが、クリスマスの前には気が抜ける傾向にある」

――7日行われるデポルディーボ戦について
「選手達がデポル戦に集中していると願っている。難しい試合になるのは分かっている。我々はここ数年デポルホームで勝てていない。ロベルト・カルロスがメンバー入りできないのは残念だが、怪我人も復帰してきているし重要な試合を前に準備はできた」

――レアル・マドリードはホームで弱く、アウェイで強い印象がありますが？
「ホームで大事なポイントを落としている。次のホーム試合のサラゴサ戦でどうなるか楽しみだ。我々は18ポイントをホームで落としている。私はいつもポジティブ思考だが、数字がチーム状態を表している。しっかり分析する必要がある」

――ロナウドとファン・ニステルローイが共にプレーする可能性は・・・・？
「ファン・ニステルローイは背中の怪我から回復し３日間練習できている。決して２人の‘背番号９’が一緒にプレーする可能性を否定しないが、今月はたくさんの試合が待っている。２人を並べたプレースタイルを試す機会はたくさんある」

ユーヴェ健闘もミランの前に敗北

八百長事件でユヴェントスがセリエBに降格したために延期されていたベルルスコーニ杯が6日、サンシーロで行われました。

久々に大舞台に戻ってきたユヴェントスがACミランに対し互角の試合を演じました。

ネドヴェドのシュートから幕を上げたこの試合、ユヴェントスは前半15分にキエッリーニを怪我で失うと、前半29分にはフィリッポ・インザーギにゴールを奪われ1-0。アウェイで1点を失ったかつての強豪ユヴェントスは前半40分、中盤でのピルロのミスを見逃さず首尾よくACミランゴール前にボールを運びゴールを奪いました。

1-1で迎えた後半戦、後半23分にデル・ピエロがヘディングでゴールを決め逆転するも1分後の後半24分に追い付かれ2-2。最終的に点の取り合いになった試合を物にしたのはホームのACミランでした。後半41分、若手のオーバメヤンのヘディングがユヴェントス牙城を崩し3-2。

ACミランがベルルスコーニ杯を制しました。

ACミラン3-2ユヴェントス
前半29分、フィリッポ・インザーギ（ACミラン）
前半40分、ネドヴェド（ユヴェントス）
後半23分、デル・ピエロ（ユヴェントス）
後半24分、セードルフ（ACミラン）
後半41分、オーバメヤン（ACミラン）

リヴァプールFAカップ3回戦で敗退

世界最古のサッカー大会、イングランド・FAカップの3回戦が6日行われました。

前回覇者のリヴァプールは前々回王者のアーセナルと対戦。
ホームのリヴァプールは前半37分に1点を失うと総崩れしてしまい1-3で敗北。前回覇者は3回戦で大会を後にしました。

プレミアリーグで2位に付けているチェルシーは4部のマクルスフィールドと対戦、6-1で勝利しました。

ラファエル・ベニテス（リヴァプール監督）
「我々とサポーターにとって悪い日になってしまった。いくつかのミスを犯し、大きな代償を払うことになった」

アーセン・ベンゲル（アーセナル監督）
「選手たちが持ち味を出し、高い規律と素晴らしい組織力を見せてくれた。前半、リヴァプールに押し込まれた時間帯に、いい形でゴールが入ってくれた」