リーガ・エスパニョーラ第18節、13、14日に行われました。
2連敗中のレアルは、前節首位セビージャを下したサラゴサとホーム、サンティアゴ・ベルナベウで対戦。13日の試合で2位バルセロナが敗れ、数時間前に行われた試合で首位セビージャが2連敗を喫したため、レアルここで勝って優勝前線に踏み止まりたいところ。
スターティングメンバー
レアル・マドリード GK 1 カシージャス DF 5 カンナヴァーロ DF 15 ブラボ DF 21 エルゲラ DF 38 ミゲル・トレス MF 6 ディアッラ MF 7 ラウル MF 16 ガゴ MF 19 レジェス MF 20 イグアイン FW 17 ファン・ニステルローイ |
選手 | サラゴサ GK 1 セザル・サンチェス DF 6 ミリート DF 11 フアンフラン DF 18 ピケ DF 23 セルヒオ MF 8 アイマール MF 10 ダレッサンドロ MF 16 セラデス MF 21 サパテル FW 17 エヴェルトン FW 22 ミリート |
前半戦
最初にチャンスを掴んだのはアウェイのサラゴサでした。前半1分、今季バレンシアから移籍したパブロ・アイマールコーナーキックからゴールを狙いましたがレアル守備軍がクリア。
その直後の前半2分、レジェスのパスを受けたラウル・ブラボがシュートを放つもボールは枠外へ飛んでいきます。前半12分にはレジェスがセンタリングを上げチャンスを作り出しましたが、元レアルGKセサルにキャッチされシュートには至りません。1分後にはラウルが負傷退場し、セビージャのエベルトンに決定的シュートを放たれましたがトーレスが死守し難を逃れます。
その後レアルは安定した試合展開を披露。早いパスからゴール前に持っていく全盛期のような試合展開で相手を翻弄します。そして迎えた前半40分、新加入のイグアインが折返したボールを得点ランキング4位のファン・ニステルローイが押し込みゴール。
頭角を現し始めたイグアイン
後半戦
レアル・マドリードは前半の勢いそのままに攻め込みます。後半3分、先制点を上げたイグアインとファン・ニステルローイのコンビが再びチャンスを作りましたがファン・ニステルローイの放ったシュートは相手に当たりゴールならず。
アウェイのサラゴサもセルヒオ・ガルシア、アイマール、ダレッサンドロ、ディエゴ・ミリートを起点にレアルゴールに襲いかかりましたが、レアルの堅い守備に阻まれゴールできずに終了のホイッスル。連敗中のレアル・マドリードが勝利し幕を閉じました。
総括
レアル・マドリードはこの試合、前半と後半の中盤までここ最近の低調な試合展開を払拭するような素早いパスからの攻撃を披露してくれましたが、試合終盤に差し掛かるにつれて集中力が切れ、危うく同点ゴールを決められそうになるシーンも見受けられました。
新加入のイグアインはキレのあるプレイでチームの決勝点をアシストするなど、申し分のないベルナベウデビューを飾りました。
カペッロ監督がカンテラから呼んだトーレス、デ・ラ・レッド、ニエトも注目です。
又、レアル・マドリードはこの試合でシシーニョ、マルセロ、ロベルト・カルロスに続き、ラウル・ゴンサレスとガゴを怪我で失い戦力の低下は否めません。ここで移籍問題で揺れているロナウドが復帰することもあるかもしれません(これは私の希望です。笑)
首位のセビージャが連敗、バルセロナが引き分け&敗北とレアル・マドリードが2連敗を喫したときに調度上位2チームも調子を落としてくれたのが幸いしてレアル・マドリードは2位バルセロナとの勝ち点を0、首位セビージャとの勝ち点2と縮め優勝前線に生き残りました。
レアル・マドリードが今後調子を上げてくるようなことがあれば、数シーズン振りに“首位”の座射止めるかもしれません。
レアル・マドリード1-0サラゴサ
前半40分、ファン・ニステルローイ
スタンド観戦となったベッカム。今後レアルの一員としてピッチに立つ事はあるのか…?
日程
コパ・デル・レイ決勝トーナメント2回戦第1戦 1月10日
ベティスvsレアル・マドリード
リーガ・エスパニョーラ第19節 1月21日
マジョルカvsレアル・マドリード
チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第1戦 2月20日
レアル・マドリードvsバイエルン・ミュンヘン